【秋田】男鹿市に新たな風が吹く！「ホテルかぜまちみなと」開業で楽しむサウナと町中華

秋田県男鹿市に、旧船川港湾労働者会館をリノベーションした新しい宿泊施設「ホテルかぜまちみなと」が2023年6月6日（金）にグランドオープン。
サウナと町中華を楽しめるこの施設は、地域活性化を目指し、観光庁の支援を受けて開業。

男鹿駅から徒歩5分の便利な立地で、地元の魅力を体感できる新たな観光拠点となります。

ホテルかぜまちみなとの魅力

「ホテルかぜまちみなと」は、男鹿市の旧船川港湾労働者会館をリノベーションした宿泊施設です。
地上2階建てのこのホテルは、全14室の客室を備え、さまざまなニーズに応えることができます。
ダブル、ツイン、トリプル、クイーン、ドミトリーと多彩な客室構成で、カップルや家族、友人同士、さらには一人旅の方にも最適です。

館内は、風のゆらめきを感じられる癒やしの空間を目指してデザインされています。
海の泡を模したラウンドのデザインと、色鮮やかなカーテンが印象的で、心地よい滞在を提供します。
さらに、サウナやロビーラウンジ、シャワーブースなどの付帯施設も完備しており、日々の喧騒から離れたリラックスした時間を過ごせます。

「かぜまちみなと」のコンセプト

かぜを待ち、かぜに乗るための港。

秋田・男鹿。この町はかつて、風を待つ船乗りたちが一時の停泊をする「風待ち港」として栄えました。

潮の流れとともに人が集い、まちが賑わい、働く人々の暮らしが紡がれてきた場所。

「ホテルかぜまちみなと」は、港湾労働者の寄宿舎をリノベーションして生まれた時代の記憶を今に引き継ぐ、小さな宿です。

ここでは、まちの空気を知る地元の人びとと、旅の途中にふらりと立ち寄る旅人が、自然と交差します。

それはまるで、風待ち港に吹いた、偶然と必然が交わる追い風のように。

まちを歩き、人と話し、みなとを眺め、汗を流す──そのひとつひとつが、きっと新しいかぜとなって、あなたの背中をそっと押してくれるはずです。

地域活性化に向けた取り組み

「ホテルかぜまちみなと」は、観光庁の「地域一体となった観光地・観光産の再生・高付加価値化事業」に基づいて開業されました。このプロジェクトには、男鹿市を含む11の事業者が参加しており、地域の観光振興を目指しています。
男鹿駅前の再開発の一環として、観光客にとって魅力的な新たな観光導線を提供することを目的としています。

稲とアガベ株式会社は、男鹿市での地域活性化に力を入れており、これまでにも醸造所や蒸留所、ラーメン店などを展開してきました。「かぜまちみなと」はその最新の拠点として、地域の魅力を発信し、訪れる人々に新たな体験を提供します。
地元の人々との交流を通じて、観光客が男鹿の文化や風土を感じ取れる場所としての役割を果たします。

町中華ビストロダイニングの特長

「ホテルかぜまちみなと」では、町中華をアレンジしたビストロダイニングが楽しめます。
宿泊客には、朝食として生姜をたっぷり効かせた中華粥や鹹豆漿が提供され、地元の味を堪能できます。
ランチは、地元の方にも親しまれる日替わり定食を用意し、夕食には稲とアガベのクラフトサケや早苗振蒸留所のスピリッツに合う中華料理を提供します。