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【スイス】15周年記念!チョコレートミュージアム「メゾン・カイエ」で美味しい体験

<TOP画像:メゾン・カイエ」チョコレートミュージアム>
スイス西部フリブール州のグリュイエール地方にあるチョコレート博物館「メゾン・カイエ(Maison Cailler)」といえば、スイスの人気観光スポットの一つ。
日本でもおなじみの食品・飲料会社ネスレの傘下でもある、スイスの老舗チョコレートメーカー「カイエ」の歴史や商品が紹介されたミュージアムで、2010年のオープン以来500万人以上がミュージアムを訪れているのだそう。
さてこの「メゾン・カイエ」にて、去る3月29日に記念イベントがあったので早速行ってきました!
目次
2025年はカイエにとって節目の年
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<ミュージアムは今年15周年を迎えました>
記念イベントでは、今年2025年がミュージアム開館から15周年ということで、出店が出たりミュージアム入場が無料になったり、また来場者にちょっとしたプレゼントがあったり、と盛りだくさん。
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<記念イベントの日には、アルペンホルンの演奏も>
スイスらしく、アルペンホルンの演奏や旗投げのパフォーマンスなどもあって、大賑わいでした。
ちなみに今年は「ホワイトチョコレート」発明150年の記念年でもあるのだとか。何といってもホワイトチョコレートを世界で初めて作ったのはここカイエ。
カイエ創業者の義理の息子だったダニエル・ペーターさんという方が生みの親なのだそう。
散財しそう?ギフトショップでチョコレートの買い物
「メゾン・カイエ」に入ると、まず目に入るのはギフトショップ。スーパーでは見かけないような多くの種類のチョコレートがあり、どれを買うか迷ってしまいます。
割引された商品も結構あり、また可愛いグッズも販売しているので、油断すると散財してしまいそう。
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<「メゾン・カイエ」内のギフトショップ、どれも欲しい!>
ギフトショップ横には小さなカフェもあり、チョコレートのワークショップなどが行われていることも。
さらにお手洗いや無料のコインロッカーも使用できるので、ミュージアムへ行く場合、かさばる上着やお土産などは入れておくことができます。
アミューズメント感が楽しいミュージアム
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<ここからチョコレートの旅へ出発>
さて今度はお楽しみのミュージアムです。まるで空港の搭乗口のような入り口を進んで行くと、そこでオーディオガイドを貸してもらえます。
フランス語、ドイツ語、イタリア語、英語だけではなく、日本語などもあるのが嬉しいですね!
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<ミュージアム入り口で希望言語のオーディオガイドを受け取ります。日本語もあります>
オーディオガイドを首にぶら下げ、さっそく説明を聞きながらさらに奥の方へ。今度はエレベーターで下へ行くようです。
そこからは、ちょっとしたアミューズメント施設のようなアトラクション形式で、チョコレートの歴史や当時の世界情勢を学ぶことができます。
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<ミュージアム内はちょっとアミューズメントパークっぽくて面白い>
例えばフランス革命の時、マリー・アントワネットが処刑される直前にとった食事は一杯のショコラだった、といった雑学なども知ることができました。
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<チョコレートに関する世界の歴史から、スイスチョコレートの始まりまで勉強になります>
ツアー後半では、「スイスでどのようにチョコレート産業が発展していったのか」「カイエと1930年代から親会社となるネスレの関係」といった話もありました。
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<チョコレートの原料に関して紹介されているコーナーも>
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<チョコレートが作られている舞台裏はこんな感じ>
ラストの方では、チョコレートの材料に関する紹介、さらにはガラス越しで工場内の様子を見ることもできます。そして一番最後はお待ちかねの商品食べ比べコーナー!
いろんな種類や味のものが味見できてシ・ア・ワ・セ~♪もちろんお気に入りのチョコは、その後さっそくギフトショップで購入しました(笑)。
メゾン・カイエ(Maison Cailler)
- 住所:Rue Jules Bellet 7 1636 Broc, Switzerland
- 電話:+41(0)26 921 59 60
- 開館日:年中無休(12月25日及び1月1日は休み)
- 開館時間:4月~10月 10:00~17:00 11月~3月 10:00~18:00
- 入館料:おとな(16歳~)17スイスフラン/こども(6~15歳)7スイスフラン、5歳以下無料 ※学生、シニア、10人以上の団体割引等あり
- メールアドレス:maisoncailler(at)nestle.com
- 公式サイト:メゾン・カイエ(英語)
(2025年5月現在)
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<一番お楽しみの試食コーナー!たくさん味見してしまいそう(笑)>
まとめ
人気観光スポットでも、自宅から近いとなかなか訪れることがないのですが、今回久しぶりにミュージアムへ行ってみて、改めてその人気の理由が分かった気がしました。
五感で楽しめるミュージアムなので、きっと甘い時間を堪能できると思いますよ!
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<10周年記念の時に作られたグリュイエール地方の模型。全部チョコでできています>
※この情報は2025年3月現在のものです。
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小島瑞生
- 1998年~2009年まで暮らしたアイルランドから、2009年スイスへ移住。面白そうなコト・モノを求め、スイス国内や欧州の国々をウロウロしながら、雑誌やウェブサイト、ラジオ等のメディアに様々な情報を発信中。趣味は旅行とハープ&ピアノ演奏。




























