
公開日:
最終更新日:
【フランス】3日でパリ観光するなら?絶対後悔しない厳選スポット11選

たくさんの有名観光地を抱えるフランスのパリ。パティスリーや老舗カフェ、星付きレストランなど観光以外にも魅力的な場所が多くあり、どこへ行こうか迷ってしまいますよね。
そこで今回はパリを120%楽しむために、絶対行きたい厳選スポット11選をご紹介!美術館などの観光スポットからパティスリーやカフェまで、パリを満喫するための「訪れるべき場所リスト」になっているので、ぜひチェックしてくださいね。
目次
- 何度でも行きたいマストスポット「ルーヴル美術館」
- フランスのシンボル的存在エッフェル塔
- 火災の修復工事がついに完了したノートルダム大聖堂
- 世界一美しい大通り、シャンゼリゼ通りからの凱旋門
- 有名作品が勢揃いのオルセー美術館
- 老舗カフェ「レ・ドゥ・マゴ」
- 観劇できなくてもせめて見学はしたい!オペラ・ガルニエ
- パリの最新観光名所「オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ」
- フランスパティスリーのシンボル「ラデュレ」
- 現代アートと歴史的建築物の融合「ブルス・ド・コメルス」
- パリジャン気分で自然を満喫するリュクサンブール公園
- まとめ
何度でも行きたいマストスポット「ルーヴル美術館」
パリ観光といえばまずはルーヴル美術館ですよね!広さ・所蔵作品数ともに世界最高レベルのフランスが誇る美術館です。
何度でも行きたいマストスポット、と書きましたが、広すぎて一度ですべての作品を見ることはできないので、実際には何度も訪れる必要があります。
初めて行く場合は、あらかじめ見たい作品をリストアップしておくのがうまく回るコツ。入り口で手に入れられる館内マップには有名作品がリストアップされているので、それに従って見学するのもおすすめです。
ルーヴル美術館で見ることができる有名作品をいくつか挙げると、
- モナリザ
- サモトラケのニケ
- タニスの大スフィンクス
- ハンムラビ法典
- ミロのヴィーナス
- ナポレオン一世の戴冠式
- トルコ風呂
- いかさま師
- 天文学者 etc...
さまざまなジャンルの有名作品が揃っていることがわかりますよね。チケットを予約する際は、朝イチの時間がおすすめです。週末やバカンス期のチケットはすぐに売り切れてしまうので、予定が立ったらすぐに予約してくださいね。
ルーヴル美術館
- 所在地:フランス 〒75001
- 開館時間:月・木・土・日曜 9:00〜18:00 水・金曜 9:00〜21:00
- 休館日:火曜
- 入場料:22ユーロ
- 公式サイト:ルーヴル美術館
フランスのシンボル的存在エッフェル塔
フランスと聞いて一番最初にエッフェル塔を思い浮かべる人も多いのでは?エッフェル塔モチーフのお土産やグッズも多く、間違いなくフランスのシンボルのひとつですよね。
エッフェル塔には第3展望台まであり、第3展望台の高さは276m。なににも邪魔されずにパリを360度見渡すことができる最高のパノラマスポットです。フォトスポットとしても人気なので、カメラの準備も忘れずに。
エッフェル塔
- 所在地:Av. Gustave Eiffel, 75007 Paris
- 開館時間:9:15〜22:45
- 休館日:無し
- 入場料:14,5ユーロ〜
- 公式サイト:エッフェル塔
火災の修復工事がついに完了!ノートルダム大聖堂
2025年にパリへ行く予定なら、絶対に外せないのがノートルダム大聖堂。2019年に発生した火災の修復作業がついに完了し一般客の受け入れを再開したことから、現在多くの観光客が押し寄せています。
なんと再開から約1ヶ月で80万人以上もの人がノートルダム大聖堂を訪れたそう。大聖堂の内部は火災の被害を受けたとは信じられないほど完璧に修復されていて、その美しさは息を呑むほど。装飾は細部まで復元されていて、壁画は火災前よりも鮮やかな色が蘇っています。
見学は無料、予約無しでも入場可能ですが、入場待ちの長い列を避けるためにも予約していくのがおすすめです。
ノートルダム大聖堂
- 所在地:6 Parvis Notre-Dame - Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris
- 開館時間:月〜金曜 7:50〜19:00(木曜のみ22:00まで)土・日曜 8:15〜19:30
- 休館日:無し
- 入場料:無料
- 公式サイト:ノートルダム大聖堂
世界一美しい大通り、シャンゼリゼ通りからの凱旋門
シャンゼリゼ通りとその先にある凱旋門もパリのマストスポット。シャンゼリゼ通りは正直、チェーン店や世界中どこにでもあるショップばかりが並んでいてフランスらしさにはかけますが、凱旋門までまっすぐに伸びる並木道の美しさは見る価値ありです。
特にイルミネーションが輝くクリスマスシーズンと、並木の緑が美しい夏は格別。凱旋門は屋上に登れるので、ぜひ登ってパリの景色を楽しんで。
放射線状に伸びる大通りや、遠くにはエッフェル塔やグラン・パレなどパリの有名建築物も見えます。
凱旋門
- 所在地:Pl. Charles de Gaulle, 75008 Paris
- 開門時間:4月〜9月 10:00〜23:00(火曜のみ11:00~)10月〜3月 10:00〜22:30(火曜のみ11:00~)
- 定休日:1月1日、5月1日、5月8日、7月14日、11月11日、12月25日
- 入場料:16ユーロ
- 公式サイト:凱旋門
有名作品が勢揃いのオルセー美術館
オルセー美術館はルーヴル美術館に次いでパリで人気の高い美術館です。印象派の作品を多く所蔵していて見ごたえばっちり。絵画や彫刻、建築まで多岐にわたる作品で、アートに詳しくない人でも楽しめる展示内容が魅力です。
主な有名作品は以下の通り。
- ローヌ川の星月夜/ゴッホ
- 自画像/ゴッホ
- アルルの寝室/ゴッホ
- タヒチの女/ゴーギャン
- 落ち穂拾い/ミレー
- 青い睡蓮/クロード・モネ
- 日傘の女/クロード・モネ
- ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会/ルノワール
オルセー美術館
- 所在地:Esplanade Valéry Giscard d'Estaing, 75007 Paris
- 開館時間:9:30〜18:00(金曜のみ21:45まで)
- 休館日:月曜
- 入場料:16ユーロ
- 公式サイト:オルセー美術館
老舗カフェ「レ・ドゥ・マゴ」
パリといえばギャルソン姿が絵になる老舗カフェ!18世紀にカフェ文化が根づいてから、パリジャンにとってカフェは生活に欠かせない場所です。18〜19世紀にかけては、有名な文化人や文豪らが議論に花を咲かせた場所としても知られていますよね。
サンジェルマン・デ・プレやオデオン、モンパルナス周辺にはその時代から続く老舗カフェがたくさんありますが、一番のおすすめは「レ・ドゥ・マゴ」。現在も当時の装飾を残していて、長い歴史を感じられます。
テラス席でティータイムを楽しむもよし、フランス風の朝ごはんを楽しむもよし。パリジャンに混じって素敵なひと時を過ごしてください。
レ・ドゥ・マゴ
- アドレス:6 Pl. Saint-Germain des Prés, 75006 Paris
- 営業時間:7:30〜25:00
- 定休日:無し
- 公式サイト:レ・ドゥ・マゴ
観劇できなくてもせめて見学はしたい!オペラ・ガルニエ
世界三大オペラ座にも数えられるオペラ・ガルニエは、パリ観光では絶対に訪れたいスポット。オペラ・ガルニエは見学用チケットを購入することで館内を自由に見学することができます。
せっかくなら観劇したいところですが、都合が合わない方はぜひ見学だけでもしてみて。ヴェルサイユ宮殿を思わせる豪華な装飾の大広間や、荘厳な大階段、シャガールの天井画と見どころはたくさんあります。
公演日程やイベント等によって見学できない日がイレギュラーに発生するので、早めに確認してチケットを予約するのがおすすめです。
オペラ・ガルニエ
- アドレス:Pl. de l'Opéra, 75009 Paris
- 開館時間:10:00〜16:00
- 休館日:不定休
- 入場料:15ユーロ
- 公式サイト:オペラ・ガルニエ
パリの最新観光名所「オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ」
パリの最新観光スポットはコンコルド広場正面に立つ「オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ」。2021年にオープンしたこの博物館は王室の調度品保管庫として18世紀に建設され、博物館としてオープンする前は海軍省本部として使用されていたという興味深い歴史を持つ場所です。
調度品保管庫時代には歴代の所長が住み込んで職務にあたり、住みやすいよう豪華なアパルトマンまで造設したそう。博物館では当時の装飾を蘇らせたアパルトマンや、保管されていた王室の家具調度品を見ることができます。
王室関連の場所だけあって、装飾が華やかで展示品も豪華なものばかりです。見学時には音声ガイドが聞けるヘッドフォンが無料でついてきます。
日本語でガイドが聞けるうえ、ストーリー仕立ての面白い構成になっていて調度品保管庫時代にタイムスリップした気分で見学できるのもおもしろい!
オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ
- 所在地:2 Pl. de la Concorde, 75008 Paris
- 開館時間:10:30〜19:00(金曜のみ21:30まで)
- 休館日:1月1日、5月1日、12月25日
- 入場料:9ユーロ〜
- 公式サイト:オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ
フランスパティスリーのシンボル「ラデュレ」
パリではおいしいスイーツも楽しみたいですよね。おすすめは定番・王道だけどやっぱりラデュレ!スイーツのおいしさはもちろん、ラデュレならではのかわいらしい世界観に心がときめかない人はいないはず。
最近はラデュレのシャンゼリゼ通り店が大幅な改装工事を行い、新しい店内になってリニューアルオープンしています。
以前の重厚な雰囲気とはガラリと変わって、パステルカラーの華やかでかわいらしいインテリアになっています。一度行ったことがある人にもぜひ訪れてほしい。
ラデュレ シャンゼリゼ通り店
- 住所:75 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris
- 開館時間:9:00〜20:00
- 定休日:無し
- 公式サイト:ラデュレ シャンゼリゼ通り店
現代アートと歴史的建築物の融合「ブルス・ド・コメルス」
週末には入場待ちの列ができるほど人気のブルス・ド・コメルスは、現代アートを楽しみたいならぜひ訪れてほしい美術館。フランス人実業家でアートコレクターでもあるピノー氏のコレクションを展示しています。
美術館となっている建物は、18世紀に穀物取引所として建造され、その後パリ万博会場、商品取引所として使用された長い歴史を持つ場所です。
美術館へと生まれ変わるにあたって、改装を担当したのは日本人建築家の安藤忠雄氏。安藤氏が歴史的建築物をどのように再生させたのかも見どころのひとつです。
ブルス・ド・コメルス
- 所在地:2 Rue de Viarmes, 75001 Paris
- 開館時間:11:00〜19:00(金曜のみ21:00まで)
- 休館日:火曜、5月1日
- 入場料:15ユーロ
- 公式サイト:ブルス・ド・コメルス
パリジャン気分で自然を満喫するリュクサンブール公園
リュクサンブール公園はパリ6区に位置する大きな公園。季節ごとに植え替えられる花壇や彫刻がとにかく美しいんです。
フランス人は自然が大好きなので、天気のいい日にはたくさんの人が公園を訪れます。読書をしたり日向ぼっこをしたりアペリティフ(食事の前に軽くお酒を飲んだりおつまみを食べたりすること)をしたり、これがフランス人の週末の過ごし方。特別なことではないけど、太陽を浴びて緑や花に囲まれているだけで心が満たされた気分になれます。
観光地を訪れるだけでなくパリジャンのように時間を過ごしてみたい人には絶対おすすめの場所ですよ。
リュクサンブール公園
- 所在地:パリ6区
- 開園時間:日の出日の入り時刻により、15日ごとに変動
- 休園日:無し
- 入場料:無料
- 公式サイト:リュクサンブール公園
まとめ
ご紹介した場所以外にもおすすめしたいところはたくさんありますが、今回は絶対に行ってほしい!ここを訪れずにパリを離れることはできない!という場所だけ厳選してご紹介しました。
パリの歴史や芸術、自然、スイーツなど、いろいろな角度からパリを楽しめる厳選スポットになっているはずです。パリ旅行を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
関連記事
Rankingフランス記事ランキング
-
ちゃこ
- フランスへのワーキングホリデーと語学留学を経て、現在はフランス人パートナーとともにパリ郊外に住んでいます。カフェとブロカント巡りが大好き。将来は南仏でのんびり暮らすのが夢です。パリをはじめ、フランス各地の新鮮な情報をお届けします!