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【フランス】映えスポットだらけ!アルザス地方コルマールの街歩き

スイスから日帰りができる国・地域は多くありますが、興味がありながらなかなか行く機会がなかったのが、フランスのアルザス地方nのコルマール。
同じアルザス地方にあるストラスブールに行ったことはあるのですが、コルマールには16年ほど前クリスマスマーケットへ一瞬行ったことがあるのみ(しかもその日は雨...)。
そんなわけで半日ほどですが、コルマール街歩き体験をしてきました。
目次
コルマールと言えば、あの映画たちの聖地
コルマールは、ディズニーの『美女と野獣』やジブリの『ハウルの動く城』の舞台となったと言われており、特に『ハウルの動く城』ではロケハンが行われたことでも有名です。
町のここかしこで見かける建物が、実際に上記映画のさまざまなシーンで登場しています。そのためコルマールはジブリファンの聖地になっているのだとか。
そんなアニメの世界でおなじみの町ということもあり、2027年に日本の漫画やアニメに特化したミュージアムをオープンさせる計画まであるのだそう。そうとなると、ますますコルマール人気が高まりそうですね。
<アルザス地方らしい、可愛らしいポストカードたち>
見るものすべてがカラフルで可愛い!
<アルザスのシンボル、コウノトリグッズがいっぱい>
それにしても、こんなにカラフルで可愛い町だったとは。世界中から観光客が訪れるほど人気があるのもうなずけます。そしてアルザスといえばコウノトリがシンボル。
ギフトショップの店頭ではコウノトリグッズがぶら下がっていたり、町の通りや花屋さんなどでもコウノトリの置物やイラストを見かけました。
<通りの建物にもコウノトリ>
さらには色とりどりの建物のみならず、外観がさまざまなもので飾られていて、にぎやかな雰囲気。特に旧市街にあるこのレストランは、その見た目の派手さから、建物前で記念撮影している人たちがたくさんいました。
ここでアルザスの郷土料理シュー・クルートやタルト・フランベなどが楽しめるそうですよ。ただ予約不可のレストランなので、時間帯によっては混みあうことも。
<人々の目を惹く、にぎやかに飾られたレストラン>
ブラッスリー・デ・タナー(Brasserie Des Tanneurs)
- 住所:12 Rue des tanneurs,68000 Colmar,France
- 電話番号:+ 33 (0) 3 89 41 88 05
- メール:LesTanneursColmar(at)gmail.com
- 営業時間:11:30~14:00、18:30~21:00
- 定休日:無し
- 公式サイト:ブラッスリー・デ・タナー
コルマールにもあった「小さなベニス」
<歩いているだけで楽しい「小ベニス」エリア>
それにしても、建物から標識から見かけるモノすべてが可愛すぎて、いわゆる"映えスポット"だらけ。その中でも一番人気のエリアは、屋内マーケットや船乗り場がある「ラ・プティットゥ・ヴニーズ(小ベネチア/小ベニス)」。
<屋内市場横のカフェでくつろぐ人々と、川を行く舟>
余談ですが、ライン川を越えたドイツの黒い森地方にあるフライブルクという町にも、同様の名で呼ばれる場所「クライン・ヴェネーディッヒ(小ベネチア/小ベニス)」があったのを思い出しました。
<絵葉書のような風景の中、左のフェンスに何か赤いものがびっしり>
舟遊びを楽しむ観光客たちも見かけましたが、この日は快晴。日を遮るものがなく、気温も26℃ぐらいあったので、炎天下で舟に乗っている人たち、ちょっと暑そうでした(苦笑)。
さらに街歩き中に思わず目を惹いたのが、橋のフェンスにびっしりとつけられた"愛の錠"。ハート型の同じ錠がたくさんつけられている、ということはきっと近辺でこのハート型錠が販売されていたのでしょうね。
<「愛の錠」がたくさん!>
ミニトレインでさくっとコルマールを巡る
<この日は良い天気で暑かったので、木陰で休憩中>
歩き回っているうちに疲れてしまったので、コルマールの町を走る観光用ミニトレインに乗ってみよう、ということになりました。
コルマールでは白いミニトレインとグリーンのミニトレインが走っていたので、たまたまその時出発時間が迫っていたグリーンの列車に乗車することに。
列車には多言語対応のオーディオがイドがあり、もちろん日本語もありました。それを聞きつつ、楽にコルマールのポイントを周ることができたので、時間があまりない、歩き回れて疲れた...なんて時には便利です。
<コルマールの町を巡る、グリーンのミニトレインに乗りました>
ただ私がミニトレインに乗った時は、午後でさらに気温が上がり、座席も熱くなっていたためお尻がグリルされそうだったのがちょっぴり辛かったです(苦笑)。
屋根も景色が良く見えるように透明になっていて、直射日光が直撃状態だったので帽子を持ってくれば良かったな、と思いました。
時間があれば白いミニトレインにも乗ってみたかったです。とはいえ、どちらの列車も値段やルートなど似たような感じだったので、興味のある方はお好みに合わせてどうぞ(笑)。
公式サイト:コルマールのミニトレイン
まとめ
ストラスブールに比べるとコルマールはコンパクトな町なので、半日ぐらいで十分だろうと考え、あまり下調べもせず気軽に訪れてしまいましたが、コルマールに一泊してもっとゆっくりしても良かったなぁ、と少し後悔。
それでもジェラート屋さんでアイスを買って、それを食べながら市場を見て回ったり、おしゃれなレストランやカフェで食事を楽しんだり―と半日ほどの滞在でも十分楽しめました。
コルマールを再訪する機会があれば、今度は宿泊してゆっくり観光したいと思ったのでした。
<暑い日はやっぱりアイス!>
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小島瑞生
- 1998年~2009年まで暮らしたアイルランドから、2009年スイスへ移住。面白そうなコト・モノを求め、スイス国内や欧州の国々をウロウロしながら、雑誌やウェブサイト、ラジオ等のメディアに様々な情報を発信中。趣味は旅行とハープ&ピアノ演奏。