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【オランダ】フォトジェニックな写真が撮れる!アムステルダムの没入型ミュージアム『Upside Down』

オランダ旅行の写真といえば、風車や木靴、チューリップ畑が昔からの定番です。そんな典型的なイメージを覆すのが、没入型ミュージアム『Upside Down(アップサイドダウン)』です。
ここでは、上下が逆さまになった王室の部屋や、8万個のボールが溢れるボールプール、ピート・モンドリアンの抽象絵画、さらにはダッチデザインのインテリアなど、現代のオランダをテーマにしたユニークな空間が広がり、ひと味違った記念写真が撮影できます。
目次
フォトジェニックなセットがいっぱい
アムステルダム市街地南部に位置する『Upside Down(アップサイドダウン)』は、上下が逆さまになった部屋や巨大なボールプールなど、ユニークな空間で写真を撮影できる没入型ミュージアムです。
天井からぶら下がったり、鏡の世界に迷い込んだりしながら、インスタグラムやTikTokなどで盛り上がるフォトジェニックな写真を撮影できます。
2020年にオープンした『Upside Down』はアムステルダムで人気を集め、ドイツのベルリンにも新しいセットを備えたUpside Downがオープンしました。
さらに、2023年にはアブダビの「マザー・オブ・ザ・ネイション・フェスティバル」にもUpside Downのポップアップロケーションが登場しました。
触れる!遊べる!撮れる!
Upside Downは、1500㎡の広大な展示スペースを有し、25のユニークなセットが設置されています。
公式サイトではUpside Downについて、「ミュージアムと遊園地、ナイトクラブ、パーフェクトな背景、そしてマジックマッシュルームを巨大ミキサーにかけて作り上げた、究極のオランダ体験」と紹介しています。
その言葉通り、施設内には遊び心あふれる仕掛けから芸術的なインスタレーションまで、さまざまな魅力的なセットが用意されています。
写真1: オランダ王室の雰囲気を醸し出す「ロイヤルルーム」では、天井からぶら下がって豪華な調度品を見下ろしているような写真が撮影できます。
写真2: 約8万個のボールで満たされたボールプールは、3kmにおよぶLED照明で美しく装飾されています。さらに、マイクを使ってボールの色を自由にカスタマイズでき、子どもから大人まで大人気のスポットです。
写真3: 「ピンク・プライベートジェット」では、贅沢なプライベート ジェット旅行の夢が叶えられます。
このほかにも、トリックアートの世界に入り込んだり、華やかな衣装を身にまとってモデルや歌手の気分を味わったりと、Upside Downでは無限の楽しみ方が広がっています。
オランダといえば風車と木靴?
従来のミュージアムの概念を「ひっくり返す (Upside Down)」というコンセプトのもとに作られたUpside Downでは、風車や木靴といった伝統的なオランダのモチーフは使用されていません。
その代わりに、モンドリアンの抽象画やダッチデザインの家具でコーディネートされた部屋、自転車大国オランダを象徴するカーゴバイク、オランダのダンスミュージックなど、現代のオランダ文化に焦点を当てています(上写真)。
まとめ
Upside Downは、家族や友人と一緒に没入型アートを楽しみながら、クリエイティブな写真撮影もできる、オランダでの思い出づくりに最適なスポットです。
鑑賞には時間制限がなく、25のセットを心ゆくまで堪能できます。公式サイトによると、訪問者の平均滞在時間は約1時間30分とのこと。混雑を避けたい方には、平日の午前中の訪問がおすすめです。セット内で遊んだりポーズをとったりすることが多いので、動きやすい服装でお出かけください。
アムステルダムを訪れる際は、風車やチューリップ畑とはひと味違う、ポップでユニークなオランダ体験が楽しめるUpside Downをぜひチェックしてみてください。
『Upside Downカフェ』のフードやドリンクもフォトジェニックです。
Upside Down アップサイドダウン 施設情報
- 所在地:Europaboulevard 5, 1079 PC Amsterdam
- 営業時間:日~木曜 9:30~19:00 金・土曜 9:30~20:00
- 定休日:無し
- 入館料:大人24.95 ~26.95ユーロ, 3~11歳17.95~19.95ユーロ, アイアムステルダム・シティカード18,71ユーロ
- アクセス:アムステルダム中央駅よりメトロ52番で7分Europaplein下車徒歩3分
- 公式サイト:Upside Down(アップサイドダウン)
※施設の詳細やアクセス方法などの掲載内容は2025年2月時点のものです。最新情報については、必ず公式サイトなどでの確認をお願いいたします。
※本記事に掲載されている写真はすべてUpside Downの提供によるものです。
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Kayo Temel
- オランダ在住。アムステルダムの美術アカデミーで絵画を学び、イラストレーターとして活動中。20年の在蘭経験を活かして、オランダを満喫するためのローカルな情報をお届けします。