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【フランス】かわいすぎる!パリのクリスマスマーケット
冬のパリに欠かせないものといえばクリスマスマーケット!フランスでクリスマスというと、ストラスブールなどアルザス地方を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、パリのクリスマスマーケットも負けてはいません。
パリのクリスマスマーケットのいいところは開催期間が長いこと。11月中旬から始まるクリスマスマーケットもあるので、クリスマス前にパリを訪れる方もクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。
それではさっそくパリで人気のクリスマスマーケットを紹介していきます。
目次
- チュイルリー公園クリスマスマーケット
- ノートルダム大聖堂クリスマスマーケット
- エッフェル塔クリスマスマーケット
- サンジェルマンデプレクリスマスマーケット
- モンマルトルクリスマスマーケット
- フランスのクリスマスマーケットで食べたい物
- まとめ
チュイルリー公園クリスマスマーケット
パリでもっとも多くの人が集まるのが、チュイルリー公園で開催されるクリスマスマーケット。パリでクリスマスマーケットに行くなら、チュイルリー公園のクリスマスマーケットは外せません。
チュイルリー公園のクリスマスマーケットはフードスタンドの数が多く、デコレーションも凝っていてとにかく華やか。見て回るだけでもかなり楽しめます。
チュイルリー公園クリスマスマーケットで特徴的なのが、移動遊園地がやってくること。乗り物はサンタクロースやトナカイでデコレーションされ、クリスマスムード満点です。
ゴーカートやミニジェットコースターなど小さな子どもでも楽しめる乗り物もたくさんあります。一番人気がある乗り物は観覧車。特にカップルに人気で、行列ができるほどです。移動遊園地は入場無料。それぞれの乗り物に乗るときに料金を支払うシステムです。
チュイルリー公園のクリスマスマーケットには多くの人が訪れるので、週末はかなり混み合います。平日でも仕事帰りなどに立ち寄る人も多く、夜はなかなかの賑わいです。
フランスの学校はクリスマスの少し前からクリスマス休暇に入ります。それ以降は昼も夜もものすごい人出になるため、混雑を避けたい方はクリスマス休暇前の平日昼間に行ってみてくださいね。
チュイルリー公園クリスマスマーケット
- 会場:チュイルリー公園
所在地:48 Rue du Vertbois, 75003 Paris - 開催期間:2024年11月16日〜2025年1月1日
- 入場料:無料
ノートルダム大聖堂クリスマスマーケット
ノートルダム大聖堂クリスマスマーケットもパリの人気クリスマスマーケットのひとつ。フランスの特産品が多く並び、ほんわかした雰囲気のクリスマスマーケットです。
量産品ではなくハンドメイド品や国内で生産されたフランスグルメが集まっているのがこのノートルダム大聖堂クリスマスマーケットの魅力。フランスの特産品を楽しみたい方にぴったりです。
規模は小さいですが温かみがあって、のんびり楽しめます。
「ノートルダム大聖堂」とありますが、開催場所はノートルダム大聖堂ではなく、すぐそばのレネ・ヴィヴィアニ広場です。
ノートルダム大聖堂ではまだ2019年の火災の修復工事が続いていますが、先日参拝者・見学者受け入れ再開の発表がありましたね。
12月7日から一般公開されることがわかっています。クリスマスのミサも今年はノートルダム大聖堂で行われるかもしれません。こちらも楽しみです。
ノートルダム大聖堂クリスマスマーケット
- 会場:レネ・ヴィヴィアニ広場
- 所在地:2 Rue du Fouarre, 75005 Paris2 Rue du Fouarre, 75005 Paris
- 開催期間:2024年11月29日〜2024年12月25日
- 入場料:無料
エッフェル塔クリスマスマーケット
エッフェル塔のふもとでは、エッフェル塔を眺めながらクリスマスマーケットを楽しむことができます。夜にはライトアップされたエッフェル塔を見ることができ、ロケーションは最高です。
フードスタンドの数も多く、いろいろなグルメを楽しめるのが魅力的。飲食スペースが用意されているので、座って食事もできますよ。それに加えて冬らしい雑貨のスタンドなどもたくさんあるのでとても賑やかです。
チュイルリー公園と同じく、夜や週末はかなり混雑します。可能であれば平日の昼間に行ってみてくださいね。
エッフェル塔クリスマスマーケット
- 会場:セーヌ川沿いジャックシラック通り
所在地:Quai Jacques Chirac, 75007 Paris - 開催期間:2024年12月7日〜2025年1月5日
- 入場料:無料
歴史あるカフェやレストランが並ぶサンジェルマンデプレ地区でも、クリスマスマーケットが開催されます。場所はサンジェルマン大通りで、サンジェルマンデプレ駅を出てすぐ。
サンジェルマンデプレの街並みに溶け込むおしゃれなクリスマスマーケットです。ホットワインはもちろん、マフラーなど冬小物のスタンドが並びます。子どもに人気のチュロスやホットチョコレートもあります。
大きなクリスマスマーケットではないので、ショッピングや食事のついでに立ち寄ってみるのがおすすめです。
サンジェルマンデプレクリスマスマーケット
- 会場:サンジェルマン大通り
- 所在地:Bd Saint-Germain
- 開催期間:2024年11月26日〜2025年1月1日
- 入場料:無料
モンマルトルクリスマスマーケット
モンマルトルの丘のクリスマスマーケットはアベス駅があるアベス広場で行われます。モンマルトルの雰囲気にぴったりな山小屋風スタンドがかわいらしいクリスマスマーケットです。広場の中心には子ども用のメリーゴーランドもあり、家族連れにもぴったり。
こじんまりとしたクリスマスマーケットですが、スタンドのデコレーションがかわいらしくフランスの田舎街のクリスマスマーケットにやってきたような気分になれます。
もともとモンマルトルはパリに吸収されるまでは郊外ののどかな田舎街だったので、そう感じるのも納得。モンマルトル散策とともに楽しみたいクリスマスマーケットです。
モンマルトルクリスマスマーケット
- 会場:アベス広場
所在地:22 Rue des Abbesses, 75018 Paris - 開催期間:未発表
- 入場料:無料
フランスのクリスマスマーケットで食べたい物
クリスマスマーケットといえば、おいしいグルメも魅力のひとつ!フランスにはおいしい食べ物がたくさんあり、クリスマスマーケットにも絶品グルメが並びます。ここではパリのクリスマスマーケットで食べたいグルメ3つをご紹介していきます。
1. ホットワイン
クリスマスマーケットといえば、やはりホットワインは欠かせません。ホットワインは赤ワインに柑橘系のフルーツやシナモンなどを混ぜて温めたもの。フランスではヴァンショーと呼びます。
チュイルリー公園クリスマスマーケットやエッフェル塔クリスマスマーケットのような規模の大きなクリスマスマーケットでは、ホットワインだけでもいくつもスタンドがあります。スタンドごとに味が違うので、飲み比べしてみるのも楽しいですよ。
2. ラクレット
ラクレットはフランスのサヴォワ地方やスイスの名物料理。温めたラクレットチーズをジャガイモやハムにトロリとかけて食べます。チーズ好きにはたまらない料理です。
フランスでは家族や友人で集まって家で食べることが多いですが、寒い中でホクホクと食べるラクレットも最高です。
3. オニオンスープ
オニオンスープはフランスの伝統的な料理のひとつ。トロトロになるまで煮込んだ玉ねぎとチーズの組み合わせが最高で、寒い季節になると食べたくなります。
クリスマスマーケットは楽しいですが冬の寒さが辛いときも。そんなときはオニオンスープで体を温めてくださいね。
まとめ
冬のパリは、クリスマスマーケットにイルミネーションと、実は見どころがたくさん。夏とはまた違ったパリが楽しめます。天気はくもりが多いものの、寒さは日本とそれほど変わりません。
クリスマスマーケットのかわいらしいデコレーションを見ていると、そんな寒さも吹っ飛んでしまいますよ。ホットワインやオニオンスープなどフランスの冬のグルメを味わいながら、ぜひクリスマスマーケット巡りをしてみてくださいね。
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ちゃこ
- フランスへのワーキングホリデーと語学留学を経て、現在はフランス人パートナーとともにパリ郊外に住んでいます。カフェとブロカント巡りが大好き。将来は南仏でのんびり暮らすのが夢です。パリをはじめ、フランス各地の新鮮な情報をお届けします!