台湾で安い時期はいつ? 飛行機やホテルが安いときを狙って旅行を検討!

安・近・短の代表格である台湾は、日本人に最も人気の海外旅行先のひとつ。ただ、安いとはいっても、昨今の円安や物価上昇もあり、できるだけ旅行費用を抑えたいと考えている人も多いはずです。

台湾に安く行ける時期はいつなのでしょうか。台湾旅行の費用の目安とあわせて、台湾旅行の飛行機代やホテル代を節約する具体的な方法を解説します。

目次

<1. 台湾旅行にかかる費用の目安>

<2. 安くていくらで行ける? >

<3. 台湾で安い時期はいつ?>

<4. 飛行機代やホテル代が安くなりやすいタイミング>

<5. 台湾旅行にかかるお金を抑えるその他の方法>

1. 台湾旅行にかかる費用の目安

飛行機
<出典元:写真AC

そもそも台湾旅行の相場はいくらくらいなのでしょうか。まずは時期を限定せずに、台湾旅行の2大費用である飛行機代と宿泊費用の目安をご紹介します。

飛行機代の目安

日本発台湾行きの往復航空券の平均価格は約4万円です。ただし、これはあくまでも日本・台湾間に就航している全航空会社の平均かつ年間の平均なので、実際の航空券費用は利用する航空会社や渡航時期、発着の曜日や時間帯、発着空港、航空券を予約するタイミング、などさまざまな要素によって変動します。ゴールデンウィークや年末年始などのハイシーズンは、8万円~9万円ほどになることも。また、航空券の価格は、燃油サーチャージの金額や、為替レート等によっても変わってきます。

宿泊費用の目安

宿泊費用はホテルのランクや宿泊する都市、ロケーション、宿泊日等により千差万別ですが、台湾のホテル代は日本よりやや安いと考えていいでしょう。ホテル予約サイト「Booking.com」のデータによると、台北の3つ星ホテルの平均料金は1泊あたり約11,000円。ちなみに、東京の3つ星ホテルの平均料金は1泊あたり約17,000円です。ただし、一口に3つ星ホテルといっても、設備やロケーション等の条件はそれぞれ違うため、実際の料金はホテルによって幅があります。

2. 安くていくらで行ける?

台湾紙幣
<出典元:写真AC

上手に節約した場合、台湾にはいくらで行くことができるのでしょうか。台湾に安く行くためには、航空券費用をいかに抑えるかが最大のポイントのひとつです。発着空港にもよりますが、LCC(格安航空会社)のセールを活用した場合などは、航空券最安で往復23,000円程度から購入できる場合があります(別途、決済手数料や受託手荷物費用等がかかることがあります)。

台湾に安く行くもうひとつのポイントはホテル代を抑えること。台湾の中でも台北は宿泊費が高い傾向にありますが、台北市内でも4,000円程度で泊まれるホテル(ドミトリーは除く)もあるので、ホテルのクオリティやロケーションにそれほどこだわらなければ、ホテルを妥協するとかなりの節約になるでしょう。

仮に2泊3日で台湾を訪れた場合、LCCのセールを活用して最安値級の航空券を手に入れて、バジェットホテルに泊まった場合の費用は約3万円からです。前述の平均的な価格で航空券を購入し、平均的な3つ星ホテルに泊まった場合の費用が約62,000円なので、うまくいけば旅行費用が半額程度に抑えられることになります。これに現地での食費や交通費、観光施設の入場料等がかかってくるので、上手に節約した場合の2泊3日の台湾旅行の費用は4~5万円程度からと考えていいでしょう。

3. 台湾で安い時期はいつ?

6月カレンダー
<出典元:写真AC

台湾旅行の費用はさまざまな条件によって変わってきます。旅行費用を左右する要素のひとつが、台湾を訪れる時期。「安さ」という観点から見ると、台湾旅行はいつが狙い目なのでしょうか。

一般的に、台湾行きの航空券が安くなる時期は、梅雨どきの6月と台風シーズンにあたる9月。このほかにも、ゴールデンウィークを除く5月や連休を外した10月~11月、年末年始を除く12月~1月もオフシーズンにあたり、比較的安く台湾に行くことができます。

反対に、気候の良い3月~4月、ゴールデンウィークが終わるまでの5月、お盆、年末年始、台湾の旧正月などは旅行費用が高くなります。旧正月は毎年1月下旬から2月中旬頃のあいだで日が変わるため、この時期に台湾旅行を考えている場合は旧正月の日程に注意が必要です。

4. 飛行機代やホテル代が安くなりやすいタイミング

台湾旅行計画イメージ
<出典元:写真AC

上記で台湾旅行が安い時期(シーズン)をご紹介しましたが、曜日などによって、同じシーズン中でも旅行費用は変わってきます。飛行機代やホテル代が安くなる可能性が高いタイミングはいつなのでしょうか。

平日の月曜~木曜

台湾行きに限ったことではありませんが、航空券は週末に値段が上がり、特に土曜日や祝前日に高くなる傾向にあります。そのため、航空券の費用を抑えたいなら、できるだけ金曜~日曜日・祝日の発着を避けることが鉄則。発着日を平日の月曜日~木曜日にすれば、航空券が比較的安く手に入るはずです。

ホテルに関しても週末に値上がりするのは同様ですが、日曜日の宿泊費は比較的安いことが多く、場合によっては、月曜日や火曜日よりも安く泊まれることもあります。旅行の日程に融通が利くのなら、ホテルの料金と航空券の価格を見比べて、合計費用がより安くなる日程を選ぶといいでしょう。

航空会社のセール期間中

日本・台湾間に就航する航空会社はそれぞれセールを開催し、価格競争を行っています。航空会社のセール期間中は、通常よりもお得に航空券を購入できる最大のチャンス。興味のある航空会社のメルマガに登録して、セール情報を見逃さないようにしましょう。

5. 台湾旅行にかかるお金を抑えるその他の方法

旅行計画を立てる夫婦
<出典元:写真AC

台湾旅行にかかる費用を抑えるには、安く行ける時期を選ぶ以外にもさまざまな方法があります。ぜひ、以下で挙げる節約術を参考に、お得な台湾旅行を楽しんでください。複数の方法を組み合わせるのも有効です。

LCC(格安航空会社)を選ぶ

航空券費用は旅行費用の大きな割合を占めるので、飛行機代をどれだけ節約できるかが総費用に大きく影響します。航空券費用を抑える最も簡単な方法が、LCC(格安航空会社)を選ぶことです。LCCはJALやANAのようなレガシーキャリアに比べてサービスや設備が簡素化されているぶん、安く移動することができます。

日本・台湾路線に就航しているLCCとして、日本のLCCであるピーチやジェットスター、台湾のLCCであるタイガーエア台湾、シンガポールのLCCであるスクート、タイのLCCであるタイ・ライオン・エアなどがあります。LCCのセール期間中はさらにお得に航空券を手に入れることができるので、「とにかく安く台湾に行きたい」という人はLCCのセール情報をチェックしておきましょう。

より安く行けるルートを選ぶ

日本から直行便で行ける台湾の都市に、台北、台中、高雄がありますが、台北とその近郊には、台湾桃園国際空港と台北松山空港の2つの空港があります。日本でいうと成田空港と羽田空港のような関係性で、台北市内に位置する台北松山空港のほうが都心へのアクセスは良いものの、台湾桃園国際空港のほうが国際線の発着便数が多いという違いがあります。

首都圏から台湾に行く場合、羽田空港発と成田空港発の2つの選択肢がありますが、首都圏から台北に行くときに、最も航空券の費用が高くなるのが羽田・台北松山空港発着便です。反対に、LCCが充実している成田・台湾桃園国際空港発着便は運賃が安い傾向にあるので、ルートを意識することにより、飛行機代を抑えられる可能性が高まります。

航空券を購入するタイミングを工夫する

航空運賃は発着日や発着時間帯のほか、出発までの日数や予約状況等によって絶えず変動しています。そのため、同じ日に、同じ航空会社の同じ便を利用しても、予約したタイミングによって価格が大きく異なるということがあるのです。

台湾行きの航空券費用を抑える最も有効な方法がLCCのセールを利用することですが、航空券を購入するタイミングを工夫することにより、セール期間中以外でも安い航空券が手に入る可能性が高まります。

過去の傾向から、東京発・台北行きの航空券が最も安くなる傾向にあるのは、出発の約4ヵ月半前であることがわかっています。それ以降、出発間際になるにつれて価格が上がっていく傾向になりますが、空席がある場合は出発1週間を切るとむしろ値下がりすることもあります。航空券を購入するタイミングが早ければ早いほど安いというわけではないので、Googleフライトや航空券比較サイトで価格の傾向をチェックしてみるといいでしょう。

複数のホテル予約サイトを比較する

パッケージツアーを利用しない場合は、ホテル予約サイトでホテル探しを行うのが一般的です。

世の中にはさまざまなホテル予約サイトがありますが、同じ日に、同じホテルの同じ部屋に宿泊したとしても、どのホテル予約サイトを利用するかで宿泊費が変わってくるということがしばしば起こります。場合によっては30%以上もの料金差が生じることもあるので、泊まりたいホテルを見つけたら、複数のホテル予約サイトを見比べて、一番安いサイトで予約するといいでしょう。Googleのホテル検索機能を使えば、ホテル予約サイト間の料金比較も簡単です。

格安パッケージツアーを選ぶ

台湾旅行の費用を抑えたいなら、格安パッケージツアーも有力な選択肢です。航空会社が旅行会社向けに特別運賃を設定していることなどから、個人で飛行機とホテルを別々に予約するよりも、パッケージツアーのほうが安いこともあるからです。

たとえフリープランのツアーであっても、パッケージツアーには免税店や土産物屋への立ち寄りが含まれていることが多く、完全にスケジュールが自由にならないケースが多いというデメリットはあるものの、空港・ホテル間の送迎が含まれていることが多く、ホテルまでの移動が不安な人にとっては、価格以外のメリットもあるでしょう。

クーポンやキャンペーンを利用する

旅行会社によっては、航空券やパッケージツアーの予約に使えるクーポンを配布していたり、パッケージツアーを対象としたセールを開催していたりすることもあります。そういったクーポンやセールの活用も旅行費用の節約には有効です。

航空運賃や宿泊費はさまざまな要素によって常に変動しているため、価格が変動する仕組みやタイミングを知っておくと、旅行費用を抑えることができます。安く台湾に行ける時期や節約のコツを知って、お得に旅行を楽しみましょう。

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