ドイツあるある!旅行中にいくつ遭遇できるか?

旅行の醍醐味といえば、自分の目で見たかった憧れのスポットに行く、そこの名物を食べまくる...などいろいろありますが、その地の"あるある"に遭遇するのも楽しいもの。

「その地ならでは」を知って遭遇することで、いつもの旅行より深く感じることができそうですよね。

筆者が住むドイツにも、様々な"あるある"が存在します!周知の事実から意外なモノまで、ずら〜り集めて、筆者のさじ加減で(!)遭遇率も示してみました。違った角度から眺めてみると、ドイツの隠れた魅力に出会えるかも!?

目次

外歩きやマルクトでの"あるある"

ソーセージ屋台のグリルがでかい 遭遇率 : ★★★★☆

週末などに行われている屋外マーケット、お祭りやイベントなどで必ずといっていいほど出ているソーセージの屋台。ソーセージもでかいが、グリル機もでかい!初めてドイツにきたとき、どれほど写真を撮りまくったことか!ドイツに来たなと感じさせてくれます。

ソーセージ屋台
<20cm以上はありそうなソーセージが炭火焼きグリルにたくさん!>

人々が太陽の方を向いている 遭遇率 : ★★☆☆☆

秋から冬にかけてどんより暗い天気が続くドイツ。日照時間が短いせいか、太陽が出ていると、ここぞとばかりに、皆、陽の光を存分に浴びています。わざわざ日向を歩いたり、太陽の方に顔を向けて、目をつむり日光浴していたり、公園にシートを敷いて水着で寝そべっていたり。いろんなシチュエーションで日光浴しているシーンを目にするはず。

人々が太陽の方を向いている
<太陽の方を向いてない人もいるけど、やっぱり日向は大好き>

正真正銘のウインドーショッピングをしている 遭遇率 : ★★☆☆☆

閉店法によって、日曜祝日はデパートやスーパーなどがお休みに。レストランやカフェ、キオスクなど例外のお店もあるが、そんなときに、街を歩いている人なんていないだろうと思うなかれ、実際は結構います。散歩がてらの人もいるんだろうけど、本当にウインドーショッピングをしている人もいるんです。でも、そんなにおしゃれなものは置いてないけどなー(個人的感想です・笑)。

ウインドーショッピング
<高級ブランドショップが建ち並ぶ通りは、ウインドーショッピング率高し!>

フランクフルトのメインストリート
<フランクフルトのメインストリート、人はいるけど、立ち止まってお店を見る人はほんのひと握りだった>

電車やバスでの"あるある"

電光掲示板に表示されているのに...来ない 遭遇率 : ★★★☆☆

自分の乗りたい電車が、電光掲示板に表示されているのに、何のアナウンスもなく来ない。電光掲示板は何事もなかったかのように、次の電車の情報になっている(泣)。日本の新幹線にあたるICEなど長距離の電車は遅延、キャンセルの情報は表示されるものの、なにしろ遅延、キャンセルが多いので要注意です。

電光掲示板
<entfällt(=取りやめ)。ちゃんと来ないことが表示されているだけで親切に感じる・笑>

目的地まで行かない 遭遇率 : ★☆☆☆☆

バスや路面電車が、事故などでストップしてしまったとき、「この先行けません」のアナウンスのみで、放り出されてしまったことが!すぐに振替輸送の情報を出すのは難しいにしても、別の行き方を案内してくれてもいいのに、それもなし。これは気がきく運転手かそうでないかで、対応が分かれるところですね。

バスや路面電車
<もともと工事などの予定があれば、ちゃんと振替輸送の案内はあるのでご安心を>

乗客同士で意気投合 遭遇率 : ★★☆☆☆

電車やバスでのハプニング中、誰かが「どうしたのかしら?」と何気なく発した一言から、それに呼応するかのように、そこにいる乗客たちで話し始め、旧知の仲?ってくらい、盛り上がりを見せることが。急な展開が、何だかドラマっぽい(笑)。

カフェでの"あるある"

入店早々に飲み物を聞かれる 遭遇率 : ★★★☆☆

カフェあるある、すベてに共通するのが、新しいカフェではなく、たいてい昔ながらのカフェで遭遇するという点。その都市によって異なりますが、洗練されたイマドキの雰囲気よりは、ドイツっぽい!と思わせるクラシカルな感じのところをチョイスすると遭遇しやすいかもしれません。

まず、最初の"あるある"は、入店してまだメニューも開いてないのに、「飲み物は何にする?」と聞かれること。コーヒー消費大国であるドイツだけに、すぐコーヒー系のオーダーをするお客さんが多いせいなのか?とはいえ、じっくり選んでも全く構わないので、「einen Moment Bitte(アイネン モメント ビッテ/ちょっと待ってください)」と笑顔で返しましょう。

カフェ
<クラシカルといえばこんな感じのカフェ>

ケーキにフォークが刺さってる 遭遇率 : ★☆☆☆☆

ケーキの側面にグサっとフォークが刺さっている。キッチンから客席に持ってくるまでに、フォークが落ちてしまうから?なのか、理由は定かではないが、なぜかフォークが刺さっている。最近はあまり見なくなってきていたけれど、老舗のカフェに狙いを定めていったら、まんまと刺さっていました!ただし、高さのないケーキには刺さっていなかったので、ケーキ選びも重要です。

ケーキ
<久々にフォークが刺さったケーキに遭遇し、思わずガッツポーズが出てしまいました>

まだ飲食中なのに会計を促される 遭遇率 : ★★☆☆☆

まだ飲食真っ最中なのに、ひとまず会計を促される場合があります。これは担当の店員さんがシフト交代のため、いったん今現在の注文分だけを払ってしまうという仕組み。なので、会計してもそのまま飲食を続けてもちろんOK。もし追加注文したい場合は、引き継いだ店員さんにオーダーすることができます。

スーパーなどでの"あるある"

レジ待ちで割り込みを依頼される 遭遇率 : ★★★★☆

レジで会計に並んでいるとき、購入する商品が少ないお客さんから、「先に会計させてもらえる?」と率直にお願いされることがあります。逆に、自分が購入商品が少ない場合、「Sie können vorgehen(ズィー ケンネン フォーアゲーエン/先に会計行ってもいいですよ)」などと譲ってもらえたりもします。

たくさんお土産を買っているとき、後ろに一つだけ商品を持っている人が並んだら、「Bitte(ビッテ/どうぞ)」と前を指し示すなどして譲ってあげると、喜ばれるし、現地慣れしてる感じがしますよ。

子供はお肉コーナーでハムがもらえる 遭遇率 : ★★★★★

スーパーのお肉コーナーに行くと、子どもはハムを1枚ペラリともらえます。Gelbwurst(バイエルン州の伝統的なハム)がお決まりだけど、ソーセージだったり、お店や店員さんによって色々。ここだけではなく、お肉屋さんでももらえるし、時にはマルクトで果物を、パン屋さんでミニパンを、花屋さんでお花を一輪もらえることも!

子どもフレンドリーなドイツ、ついつい子どもには何か与えたくなってしまうんでしょう。先日、中学生の娘とクリーニングに行ったら、グミをもらっていました。いつまで子どもなんだろう?(笑)

お肉屋さん
<スーパーのお肉コーナー。お店によっては、子どもがハムをもらいやすいように、カウンター前にミニ階段を設えているところも>

100ユーロ札を断られる 遭遇率 : ★★☆☆☆

"断られる"とタイトルに入れましたが、実はあまり100ユーロ札を目にしません。コロナ禍を経て、カード支払いが増えたものの、キャッシュオンリーのお店も未だにあり、現金を使うのですが、100ユーロ札で支払ったのは数回程度(10年以上住んでいて!)。

そのくらい出回っていないため、まれに100ユーロ札を使おうとしても断られることしばしば。使うなら、デパートやスーパーなど大きなところが狙い目です。

まとめ

あなたが知ってる"ドイツあるある"、いくつありましたか?初めての土地に行くときは、言語や習慣の違いなど、さまざまな不安要素があるのでドキドキしますが、これだけ"ドイツあるある"を知っていれば、鬼に金棒!...はちょっと言い過ぎですが、少しでも知っていれば、心に余裕ができるってもの。旅行中にいくつ遭遇できるか、お楽しみポイントにしてみてくださいね。

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大越理恵

ドイツ生まれの日本人夫にくっついてドイツへ移住!したものの、何年住んでもドイツ語初級なフリーライター。おさんぽ旅が得意。街の匂いや雰囲気、ちょっと傾いた建物、へんてこな模様、かわいいマンホールのフタなどなど。果てしない寄り道をしながら見つけた、ドイツの風景や日常、あれこれをお届けします。

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