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【鳥取】大神山神社 日本一長い石畳の参道に心落ちつく

中国地方の最高峰「大山(だいせん)」をご神体に持つ大神山(おおがみやま)神社。
大神山とは大山の古い呼び名で、大山は太古の昔から修行の山です。
大神山神社は標高900mの場所に位置し、比較的気候が温暖な中国地方において冬には2mもの積雪があるほど厳しい環境に置かれた神社です。
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<大神山神社奥宮への入口>
その大神山神社の奥宮には約700mも続く石畳の参道を歩き登っていくのですが、この参道がとても清々しくて気持ち良いのです。この記事ではその参道の様子を中心にお話します。
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緑の中、厳かな気持ちで奥宮まで歩みを進めます。雨の神社は趣きがありますね。
奥宮にたどり着いた時の達成感はひとしお。
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これまで登ってきた参道を振り返った風景です。
大神山神社奥宮にたどり着くにはこの参道を通るしかありません。冬は積雪量の多い場所ですから辺り一面まっしろ。
雨の日も風の日も雪の日も、この参道を通って人々は奥宮へ向かうのです。
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<神門>
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<大神山神社 本殿>
現在の社殿は江戸時代後期(1805年)に建てられた西日本最大級の権現造りの建物で、国の重要文化財に指定されています。
私が訪れた時、本殿は工事中で外観は一部足場で覆われていましたが、特別に檜皮葺きの工事の様子を見学させてもらいました。
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板状の桧皮を一枚一枚並べて竹釘で打ちつけていきます。気の遠くなるような作業です。
足場が組んでいなければこのように屋根を真近に見ることはできませんので、この時期だけの貴重な体験でした。
大神山神社は秋の紅葉が美しいことで知られていますが、春の新緑もまた見事だそうです。
私は7月初旬に伺いましたが、辺りは木々の緑に包まれて清廉な気持ちになりました。
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心を落ちつかせたくなったら、鳥取県の大神山神社、おすすめです。
大神山神社の基本情報
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シンジーノ
- ローマと北京に駐在歴あり。海外渡航歴は36か国。日本は47都道府県踏破。「お客さんが”笑顔”で買いに来る商品」を扱う仕事がしたいと旅行会社に入って三十余年。今はその経験を基により多くの人に「旅の魅力」を伝えるべく“たびこふれ”にいます。モットーは「その土地の温度が伝わるような血の通った記事を書く。」旅はカタチには残りませんが生涯忘れられぬ宝物を心に残してくれます。たびこふれを通じて、人生を豊かに生きる力を秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきます。




























