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【四季と宿をめぐる旅】岐阜県〜FAV HOTEL 飛騨高山WESTと飛騨の桜めぐり〜
毎年4月に入ると、中部地方では飛騨高山の中橋をいろどる桜の風景が気象予報で流れます。そのたびに「あぁ、綺麗な桜を眺めたいなぁ...」と、旅情をかきたてられる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はグループ向けにおすすめな「FAV HOTEL 飛騨高山WEST」に宿泊して、飛騨高山の桜を満喫する旅をご紹介したいと思います。
目次
一足遅く春が訪れる飛騨高山
江戸時代の趣ある町並みが残り、飛騨の小京都と呼ばれる「飛騨高山」。文化的側面だけでなく、北アルプスのお膝元として美しい自然に囲まれ、全国有数の温泉を育むエリアでもあります。
市街地の標高は約600m弱にあり、春が少しずれて訪れるのがポイントです。
東海圏の桜名所は3月下旬〜4月上旬に満開となる場所がほとんどですが、飛騨高山周辺では4月中旬〜下旬に最盛期を迎えます。
古き町並みに寄り添う桜や臥龍桜(がりゅうざくら)という一本桜まで、見応えのあるスポットも多いです。
飛騨高山は東海圏のみならず、東京や大阪、京都などから濃飛バスも運行しており、遠方から比較的アクセスしやすいのも嬉しいですね!
グループステイに最適なFAV HOTEL
せっかく飛騨高山へ足を運ぶなら、ぜひ一泊したいところ。そこでおすすめしたいのが「FAV HOTEL 飛騨高山WEST」です。
「FAV HOTEL」とは霞ヶ関キャピタルが手がけるホテルブランド。お部屋ごとの宿泊料金となっており、3人以上のグループステイでよりお得に宿泊できることで人気を博しています。
一見、ホテルというよりもデザイナーズマンションにも見えるお洒落なホテルです。JR高山駅の南西部、駅から徒歩5分ほどの場所に位置しています。
今回筆者は家族での利用だったため、より広いお部屋である「エグゼクティブバンク(定員6名)」を利用しました。
まず入って驚いたのは、広々とした空間と大きな2段ベッド。部屋と一体化し、ほぼロフトのようになっています。これであれば大人数でも広々と利用できますね!なおマットレスはシモンズ製。寝心地抜群で、密かに嬉しいポイントです。
ホテルのコンセプトは「暮らすように泊まる」。まるで家のようにシンプルで快適な空間ながら、窓の外を眺めてみると冠雪した北アルプスの山並みが。日常のようで非日常な空間が心地良いです。
家族4名で利用しましたが、皆がくつろぎながら談笑にふけるひとときを楽しみました。コンビニもホテルからすぐのため、2泊目にはお酒とつまみを買い出してプチ宴会をしたのも良い思い出です。
FAV HOTEL飛騨高山WEST
- 住所:岐阜県高山市西之一色町2-169-1
- TEL :0577-32-8885
- 公式サイト:FAV HOTEL 飛騨高山 WEST
徒歩で春の赤い中橋ライトアップへ
飛騨高山に泊まるからには、泊まった人にしか見られない絶景をおすすめしたいもの。そこでイチオシの場所が「春の赤い中橋ライトアップ」です。例年桜が咲く4月には、ソメイヨシノの木が浮かび上がるような夜桜鑑賞を楽しめます。
イチオシのポイントは、中橋の一つ北にある筏橋(いかだはし)。交互に並んだ桜とヤナギが、宮川の水面に映り込む光景は、思わず見惚れてしまう美しさです。
4月の飛騨高山は冷え込むので、ダウンジャケット等、防寒対策をして出かけてみてください。FAV HOTEL 飛騨高山WESTから徒歩約15分ほどです。
Gattan Go!まちなかコースと古民家カフェ
近年、廃線跡を活用したレジャーアクティビティとして全国的に有名となった飛騨神岡の「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」。スタートの駅までは高山市街から車で約1時間ほどです。
2つのコースのうち「まちなかコース」の出発駅となる奥飛騨温泉口駅では、3月末〜4月中旬の時期になると、桜並木を横目に廃線サイクリングを楽しむことができますよ。
>>レールマウンテンバイク Gattan Go!!の公式サイトはこちら
またアクティビティ後、駅に隣接した古民家カフェ「ICHI MARU ICHI」に立ち寄るのもおすすめです。お部屋から桜を眺めながら、特製のドリンクとこだわりの軽食メニューでホッと一息つくことができます。
いかがでしたでしょうか。飛騨の小京都・高山周辺の桜を満喫する春の旅。ぜひ家族や気の合う仲間と計画してみては?
四季と宿をめぐる旅シリーズ
- 【四季と宿をめぐる旅】岐阜県〜渡合温泉と緑豊かな付知峡〜
- 【四季と宿をめぐる旅】愛知県〜ホテルインディゴ犬山有楽苑とクリスマスシーズン〜
- 【四季と宿をめぐる旅】岐阜県〜民宿 富久(とく)の湯と冬の奥飛騨〜
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土庄雄平
- 1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍ら、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて山登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。