【シンガポール】リトルインディアの歩き方

リトルインディア シンガポール

多民族国家・シンガポールの中心部近くにあるリトルインディア。公共交通機関を使って気軽に遊びに行けるエリアで、異国情緒が感じられ、観光客にも人気です。リトルインディアでのおすすめの歩き方、楽しみ方をご紹介します!

目次

ムスタファ・センター

ムスタファ・センター

リトルインディアにある巨大ショッピングスポットと言えばここ。以前は24時間オープンでしたが、2024年現在は残念ながら24時間オープンではありません。それでも夜中まで開いているので、夜遅くに空き時間ができたときに買い物ができるのでとても便利。

ムスタファ・センターでのおすすめ品はいくつかありますが、日本に比べるとかなり格安で買えるインド石鹸や、インド料理のスパイスなど。日本ではなかなか手に入らないものが店内所せましと並んでいます。

場所柄、インド系の人たちが多いお店なので、シンガポールの他のエリアのショッピングスポットでは味わえない雰囲気があり、観光客にも人気です。

両替所

そして便利なサービスとして、ムスタファ・センターの一部に両替所があります。比較的レートがいいので、現金が必要な場合はこちらで両替をどうぞ。

東南アジア、南アジアなどの通貨も取り揃えてあるので、シンガポールから周辺諸国へお出かけする場合にもここで両替しておくと便利です。

Mustafa Centre

  • 住所:145 Syed Alwi Road, Singapore, 207704
  • TEL:+65 6295 5855
  • 営業時間:09:30~02:00
  • 定休日:無休
  • 公式サイト:Mustafa Centre

インド系寺院

目抜き通りのセラングーン・ロードには二つインド系寺院があり、時間帯によっては観光客も中に入ることができます。

スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院

スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院

リトルインディアの北側、MRTファラー・パーク駅から徒歩で数分の距離にあります。

この寺院はヒンドゥー教のヴィシュヌを祀ったもの。9層からなる塔門や、壁や祭壇にあるレリーフが鮮やかで見ごたえがあります。

この寺院は、毎年年明けに行われる(開催日はヒンドゥー教の暦によって毎年変動します)身体に金属の串を刺したままで約4キロの道のりをあるくことで有名な奇祭と言われるタイプーサムの出発点にもなっていて、タイプーサムの当日のこの寺院は観光客や参加者とその家族でかなりの人出になります。

Sri Srinivasa Perumal Temple

スリ・ヴィラマカリアマン寺院

スリ・ヴィラマカリアマン寺院

リトルインディアの中心部近くにある寺院で人通りがかなり多いエリアゆえ、観光客の姿が上記のスリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院よりも多めです。

この寺院はヒンドゥー教の女神カーリーを祀ったもの。寺院の屋根には神様がいっぱい並んでいますが、その中にドクロのネックレスを付け、生首を持ったカーリーの姿があるので、ぜひ探してみてください。寺院内は土足厳禁。入口で靴を脱いでから寺院に入るのをお忘れなく。また午後に数時間閉まるので、おすすめのお出かけ時間帯は午前中です。

Sri Veeramakaliamman Temple

壁アート

壁アート

シンガポール各所で見られる壁アート、こちらリトルインディアのあちこちでも見られます。

原色を使った派手な色使いのアート感があるものから、日々の暮らしを柔らかい色使いで描いたものまでいろいろあります。たいていの壁アートはリトルインディアの目抜き通りであるセラングーン・ロードから一筋入ったところにあるので、セラングーン・ロードから一歩入った小道にもぜひ足をのばしてみてください。

テッカ・センター

MRTリトルインディア駅からすぐのところにあるテッカ・センターはインド系の人たちの食の台所。テッカ・センターは、1階にウエット・マーケットと呼ばれる生鮮食品が売られているところと、主にインド系の料理が集まるホーカーがあり、2階は主に衣類が売られています。

テッカ・センター

ウエット・マーケットは魚や巨大な肉の塊、それにちょっと日本では珍しい果物が売られていています。地元の人達の日常が垣間見れる貴重なところ。オープンは午前中の早い時間で、正午頃になると売り切れて営業が終わっているところもあるので、お出かけの際は朝の早い時間がおすすめです。

テッカ・センター

ホーカーは場所柄インド系のストールが多め。食べに来ている人もインド系の人が多めですが、メニューに写真があるので指差し注文でも問題なし。手軽に楽しめる値段で料理が揃っているので、一度試してみる価値はあります。

テッカ・センター 2階は衣類売り場

2階の衣類売り場はサリーやパンジャビなどカラフルな衣類が天井から吊り下げられているのが見もの。日本ではサリーやパンジャビを着る機会はあまりないかもしれませんが、インドなどアジア圏内での旅の服装として重宝することもあるので、コットン系を中心に探してみるのも楽しいですよ。

Tekka Centre(Tekka Market)

  • 住所:665 Buffalo Road, Singapore 210665
  • 営業時間・定休日:店舗による

セラングーン・ロード

セラングーン・ロード

リトルインディアの目抜き通りのセラングーン・ロード。車やバスが走るやや交通量の多い一方通行の道で、セラングーン・ロードを歩くだけでも十分インドの雰囲気が味わえます。

この通りでは毎年10月、11月頃にヒンズー教の光の祭り「ディーパバリ(インドではディワリと呼ばれている)」を祝してライトアップがあり、日没後はかなり賑わいます。2024年のディーパバリは10月31日。10月に旅の予定がある皆さん、ぜひリトルインディアのライトアップをお見逃しないように。

Serangoon Road

まとめ

インド系の雰囲気がたっぷり味わえるリトルインディアは他のエリアにはない雰囲気と面白さがあります。MRTの駅から近く便利なところにあるので、ぜひお出かけください。

リトルインディア 壁アート

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