【東京・虎の門】 蜷川実花展 ~100万色の光彩色に飛び込む、五感でよろこぶイマーシブ体験~をレポートします♪(2024年2月25日まで)

蜷川実花展

こんにちは!たびこふれ編集部、よしだようこです。

今話題の「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠(会場:東京・虎の門)」、みなさんは行かれましたか?

会期終了が迫る中、私も100万色の光彩色に飛び込んできました!

これから行こうと思っている方はもちろん、今回行くのは難しいという方にもどんな展覧会なのかわかるよう詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までお楽しみください。

※イマーシブとは:英語で「没入感」の意味。デジタル技術を活用することで、絵や物語の世界などに入り込んだかのような体験を演出できる体験型サービス

※この展覧会は終了しました

目次

蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠 とは?

蜷川実花展
<画像出典:プレスリリース資料>

「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」は、蜷川実花がクリエイティブチームEiMとして挑む圧倒的スケールの体験型展覧会。

コンセプト

本展において、私たちEiMが大切にしていることは、日常の中にある一瞬から普遍性を見出し、人々と未来をつなぐことです。

何気ない日常の景色であったとしても、少し見方を変えるだけで、異なる美しさや情感に出会うことができます。また、本手で用いる映像に共通するのが、"日常の延長で撮影されたすべて現実の景色"であることです。

これにより、未知なる景色でありながら、懐かしさを感じるような心象風景とつながり、観賞体験を結びます。

皆さんと共に体験をつくる中で、「Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」が未来へつながる新しい場になることを願っています。

展覧会の見どころ

1. すべてが新作。CG を用いず「リアル」な被写体で構成された映像インスタレーション
 本展のために制作された映像は、幻想的な美しさながら、CG等を用いずに現実を切り取ったもの。日常にある儚い美しさを、永遠の存在として昇華しています。

2. 作品ごとに異なるチームメンバーが集結。すべてが展覧会の"顔"レベルとなる、11の作品群
 
建築、音楽、舞台美術など各分野のプロフェッショナルらと共創。11作品それぞれが、個展であれば主作品となるレベルで制作されながら、展覧会として互いに連結したひとつの体験に仕上げています。

3. "巡回不可"、「地上200mからの東京」を借景にしたTOKYO NODEでしか見られないアート体験
 
各展示はTOKYO NODEの広大なギャラリースペースに合わせて制作されており、他施設で同じ作品体験はできません。さらに外光すらも作品の一部に取り入れることで、訪れるたびに異なる表情をたのしむことができる設計となっています。

4. "100万色の桃源郷"に飛び込む。五感で楽しむ没入型の展覧会。
 
現実世界にある色を最大限に引き出した"100万色"の光彩色で彩られた空間は、まるで桃源郷。さらに本展では、音や香りを感じる作品や寝転んで観賞できるインスタレーションに加え、TOKYO NODE内の飲食店とのコラボメニュー企画もあり、視覚だけでなく五感すべてを使って楽しめる構成となっています。

※展覧会のフライヤー(ちらし)より引用

100万色の光彩色を体験してきました!

実際に100万色の光彩色と五感がよろこぶイマーシブ体験してきました。

この展覧会は、ほぼ全ての作品が撮影OK。なので、すでにSNSなどにたくさんの画像や動画が溢れていると思います。

私も撮影しまくってきましたので、作品の一部をご紹介します。(少しでも雰囲気が伝わりますように!)

残照 Afterglow of Lives

最初の作品
<いのちが生まれ散っていく生命のサイクルを、様々な時間軸の中で表現した空間展示>

入口にある真っ黒なカーテンをめくって進むと、最初の作品「残照 Afterglow of Lives」が見えてきます。鮮やかな花と枯れた花、光が当たっている部分と暗い部分、その対比が美しくて、思わず足を止めて見入ってしまいました。

Breathing of Lives

<都市の中に感じる"いのちの息づかい"に焦点を当てた作品>

続いて、こちらは「Breathing of Lives」です。水が揺らいでいる中、街に溢れるたくさんの景色が映し出されます。

Flashing before our eyes

蜷川実花展
<最高天高15mのドーム型天井全面を使った大型の映像体験>

蜷川実花展
<走馬灯を一緒にみるような映像を体験できます>

夜は窓のスクリーンが開いて、夜景に映像が溶けていく作品になっています。昼と夜とでは、ずいぶん見え方が違うのではないかと思います。(これはもう一度行かなくっちゃ!?)

次々とビルが建設されている虎ノ門。45階から見る東京の夜景は素晴らしかったです。

Intersecting Future 蝶の舞う景色

蜷川実花展

蜷川実花展

映画監督の顔をもつ蜷川実花の真骨頂。上下左右、鑑賞者の視界一面を埋めつくす花々の様子は、まるで桃源郷のよう。4か所で異なる香りが感じられる仕掛けが施されているほか、映画のセット技術を活用した、迫力のある空間体験型展示です。(プレスリリース資料より引用)

蜷川実花展

動画も撮ってみました。

が、会期の終わりが近づいていたので、この作品は大混雑。残念ながら、ここで没入するのは無理でした...。

蜷川実花展

蜷川実花展

Blooming Emotions

蜷川実花展

この作品はクッションに寝転んで映像を鑑賞するという、なんとも不思議な空間です。

胡蝶のめぐる季節 Seasons:Flight with Butterfly

IMG_0457.jpeg

蜷川実花展

この作品では、蝶に誘われながら、四季の花々をめぐる映像体験ができます。

蜷川実花展

みなさん、思い思いの映像の前で撮影されていました。

蜷川実花展

Embracing Lights

蜷川実花展
<最後の作品は撮影禁止>

説明するのが何とも難しい、まさに"しっかりと没入できる作品"でした。ぜひ実際に体験してみて欲しいです。

まとめ

いかがでしたか?展覧会の終了は近づいていますが、ぜひみなさんも実際に訪れて、イマーシブ体験してみてください。(私ももう1回行きたいと思っています!)

最後に展覧会の詳細をご案内します。

「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」基本情報 ※この展覧会は終了しました

  • 会期: 2023年12月5日(火)〜2024年2月25日(日)まで
  • 開館時間:月水木日 10:00〜20:00、火 10:00〜17:00、金土・祝前日 10:00〜21:00 ※最終入場は閉館時間の30分前まで ※祝日は10:00〜20:00
  • 会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
  • 所要時間:約60分
  • チケット:(平日)一般 2,500円、学生 2,000円、子ども 800円、(土日祝)一般 2,800円、学生 2,200円、子ども 1,000円 
  • 公式サイト:TOKYO NODE

※展覧会は終了しましたが、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」の図録発行(2024年6月頃予定)が決定しています。詳細は公式サイトをご覧ください


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よしだようこ

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