【大阪府】阪神タイガース悲願の「アレ」と「アレのアレ」の盛り上がりをお届け!

優勝記念のロゴ

毎年恒例の「現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞は、「アレ(A.R.E)」に決まりました。

それだけ、阪神タイガースの18年振りのリーグ優勝、そして、38年振りの日本一というのは、多くの人に感動と喜びを与えました。

今回は、10年以上前から阪神ファンの筆者が、リーグ優勝・優勝パレードなどの盛り上がりをお届けします!

目次

現地観戦で見た「アレ」の光景

胴上げ
<岡田監督を胴上げする選手達、ファンも一緒に万歳と叫ぶ!>

9月14日、私は甲子園球場に足を運びました。

対巨人戦で、勝てば18年振りのリーグ優勝という大一番の日の試合のチケットを、本当にたまたま抑えており、歴史の証人となることになるとは、買った当時は全く想定していませんでした。

私は10年以上阪神タイガースの大ファンで、5年前の金本政権時(最下位)は、年間50試合ほど現地観戦をしておりました。ですが、毎試合のように負けが続き、最下位がほぼ確定してからも観戦を続けていましたが、いつもは超満員だったライトスタンドがガラガラだった光景を目の当たりにし、「本当に暗黒期に入ってしまったな」と感じていました。

あれから5年の月日が経ち、約4年半ぶりに甲子園の地に足を踏み入れ、運命の決戦を見届けることになりました。

甲子園球場
<ビールと共にレフトスタンドから決戦を見届ける!>

久しぶりの甲子園、試合開始1時間前に球場入りし、売り子さんから購入したビール(このビールが格別に美味い)を片手にいざレフトスタンドへ!

5年前に見た光景とは違う、大勢の阪神ファンが試合開始前から席に陣取っていました。

周りを見ても、まあ皆さんお酒が進んでいる笑 始まる前から「アレ」に期待を抱いてしまいます。

試合開始
<試合開始直後には完全に満員!舞台は整った!>

午後6時、阪神タイガース対読売ジャイアンツ 運命の一戦がいよいよプレイボール!

そしてもうその頃には、球場全体がビッチリとファンで埋めつくされていました。

もちろん人気球団なので満員になることは多いですが、同じ満員でもファンの今日の試合に賭ける思いが前面に出ているのか、いつもの2倍くらい人がいるんじゃないかってくらい応援の迫力がすごい!

5回まで両チーム無得点でしたが、阪神の野手がヒットを打つ、先発の才木浩人投手が相手打者を三振で打ち取るたびに、球場全体がどっと湧くのが最高に気持ちよかったです。私も久しぶりの現地での観戦でしたので、声を出して応援できたことが何よりも嬉しかったです。

<歴史に残る佐藤選手の一発!球場が1つになりました!>

そして6回裏、ついに試合が動きました。

不動の4番、大山悠介選手の犠牲フライで阪神が1点先制。尚も2アウト1塁で5番の佐藤選手。

ここまで2打席連続空振り三振と不調の主砲のバットに、ついに火が吹きました。

打った当たりはセンターバックスクリーンに飛び込む2ランホームラン!入った瞬間、球場が一つになりました!上の動画は佐藤輝明選手のホームランを撮影した動画でしたが、「入るなこれは」とわかった瞬間、興奮しすぎて全然最後までボールを追いかけることができていませんでした笑

それくらいこのホームランには沸きましたし、本当に歴史に残る一発だったと思います。もうこの段階で「アレ」への期待感はマックスでしたね!

<p<ラッキーセブンの様子。いつもより盛り上がりがすごい>

ラッキーセブンはいつも以上にテンションが高い。みんなが一つになって声を出しています。レフトスタンド最上段から見るこの光景が本当に美しかったです。

阪神はラッキーセブンにも相手のエラーで1点を追加しましたが、7回8回と1点をとられ、4-2で9回表巨人の攻撃を迎えました。ここで、マウンドには阪神の"絶対的守護神"岩崎優投手が上がります。

リリーフ投手はマウンドまでリリーフカーで移動し、移動からしばらく選手登場曲が流れるのですが、この日の岩崎投手の登場曲は岩崎投手の同期で、今年7月に28歳という若さでこの世を去った元阪神の横田慎太郎選手が使用していた曲、ゆずの「栄光の架橋」でした。誰もが知る名曲であり、ファンから愛されていた横田選手の登場曲というのもあり、サビが流れると球場全体で大合唱が始まりました。さっきまで大興奮だった球場の雰囲気が一気に変わり、中には涙を流す人も。横田選手もきっとこの光景を天国から見ていてくれたんだと思います。

坂本選手にソロホームランを浴びるも2アウトまで巨人を追い込んだ岩崎投手。

そしていよいよその時が...

阪神ファンからの「あと1人!あと1人!」のコールが鳴り響く中、2アウト三塁、打席の北村選手が打ち上げたボールは、セカンド中野のグローブに収まり、この瞬間、阪神タイガースの18年振りの「アレ」、いや、セントラルリーグ優勝が決まりました!その瞬間、僕は今までの悔しかった思い出が全て吹き飛び、「しゃあああああああ!」と喉が枯れてしまうんじゃないかと言うほとの雄叫びを上げ、周りのファンの方達と喜びを分かち合いました。

優勝記念のロゴ
<ビジョンに映し出される優勝記念のロゴ>

長年阪神ファンをやってきた自分としては、「阪神の優勝をいつか必ず現地で見たい」と昔から思っていたので、この歴史的瞬間に立ち会えたことが何よりも嬉しかったし、今まで応援してきた時間は本当に無駄じゃなかったなと思いました。

そして試合後、岡田彰布監督の胴上げは、ファンも一緒に「万歳」と叫び、みんなで名将を讃えました。

面白かったのが、セレモニー後、どこからか自然発生的に行われたウェーブが球場を大いに盛り上げました。でも終わるタイミングがわからず「いつおわんねん」というツッコミも入っていました笑(さすが関西人)

<突然のウェーブ合戦>

そんな形で、試合終了後も盛り上がりが収まることはなく、応援団による2次会で22時までまで応援歌を歌い、帰りの阪神電車では「六甲おろし」を歌う人が出てくるなど、球場内外でお祭り騒ぎ状態でした。大阪は難波の道頓堀でも警察による厳戒態勢の中、優勝決定後はその場にいた全員が優勝と同時に雄叫びをあげ、各々阪神の優勝の喜びに浸っていたようです。(飛び込む人もいたようですが笑)

私も帰宅したのがもう深夜0時を回るほど、テンションがおかしくなり盛り上がっていたので、翌日の仕事でも落ち着きがありませんでした笑(しっかりせえ笑)

それくらい、この阪神タイガース優勝というのは、関西を中心に多くの人に影響を与えたものだと思います。

優勝パレードの様子は?

優勝パレード
<パレードでファンにアピールする選手達>

阪神はプレーオフではクライマックスシリーズ優勝、そして日本シリーズでは、同じ関西に本拠地を置くオリックスバファローズとの激闘を制し、38年振りの日本一に輝きました!

私自身はチケットを取ることができずテレビでの観戦でしたが、強くなって優勝してくれた阪神を見て、本当にファンでよかったと心の底から思いました。

そして、11月23日は御堂筋・神戸での合同優勝パレードが行われました。私はまたしても仕事の都合でパレードに行くことができなかったのですが、阪神ファンである友人がパレードを見に行っていましたので、いろいろと話を聞きました。

友人(20代男性)「選手が通るまでは、みんな好きな選手の名前を言い合ったりと、一体となって選手を待っていました。最前列に陣取っていたのですが、選手の顔もバッチリ見えて、ファンサービスをしてくれる原口選手が最高でした!ファンとして、また来年以降もこの光景が見れることを楽しみにしています!」

もちろん文章だけでは興奮は伝わりづらいと思うので、友人が撮影してくれたパレードの一部始終をお届けします!パレードに行けなかった方でも、きっと行った気分になれるでしょう!

若干ニヤけながら、ファンの声に応えて手を振る木浪聖也選手です。試合ではキリッとした表情をされていますが、表情が砕けていてとても楽しそうです。普段とは違う一面が見られるのも、こういったイベントならではで面白いですよね!

しっかりとカメラ目線でポーズを決める糸原健斗選手と原口文博選手、両方ともベンチスタートが多く代打での出場が大半でしたが、チームの躍進を支えた立役者です。とてもいい笑顔にこちらまで癒されますね!

こう見ると、本当に多くの人が優勝パレードに足を運んでいることがわかります。選手が近づくにつれ大きくなる声援、声援に答える選手たち、ファン・選手・球団が一体となって作り上げた優勝パレードは素晴らしいものになったと思います。私は行けなかったですが、仕事帰りに阪神のユニフォームを着て歩いている人や「パレードよかったなあ」というような内容で会話している人たちを見て、「仕事休んででも行けばよかったな」と思ってしまいました笑

まとめ

いかがでしたでしょうか?

阪神タイガースの18年振りのリーグ優勝、そして38年振りの日本一の盛り上がりは想像を絶するものだったということがよくわかる内容だった思います。長年優勝から遠ざかっていたチームの久々の勇姿に感動した人も多いのではないでしょうか。来年もこの光景が見れるように頑張ってもらいたいです!阪神タイガースのみなさん、感動をありがとうございました!

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