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【四季と宿をめぐる旅】愛知県〜ホテルインディゴ犬山有楽苑とクリスマスシーズン〜
行楽シーズンの秋、遠方へ旅行するのも良いですが、あえて近場を狙ってみるのも面白いかもしれません。宿泊メインのラグジュアリーな旅も良いですね。
そこで今回ご紹介したいのが、「ホテルインディゴ犬山有楽苑」です。犬山を代表するモダンクラシックなホテルでは、国宝を眺めるプレミアムな宿泊体験を楽しめます。
目次
犬山の新たな顔「ホテルインディゴ犬山有楽園」
「ホテルインディゴ犬山有楽苑」は、2022年3月に旧名鉄犬山ホテルの跡地で開業したIHGホテルズ&リゾーツのホテル。ホテルインディゴとしての出店は、箱根強羅、軽井沢に続いて3施設目になります。
施設のコンセプトは、"その土地ならではの文化や歴史を取り入れた特別なネイバフッドストーリーを提供するライフスタイル・ブティックホテル"です。
犬山は国宝天守5城の1つである「犬山城」を中心とする旧城下町。そしてその麓には国宝茶室「如庵」のある庭園・有楽園が位置しています。
「ホテルインディゴ犬山有楽苑」はそんな有楽園に隣接しているほか、犬山城を見渡す立地にあるのです。犬山らしい歴史とともにありながら、モダンな雰囲気が融和されたホテルは、犬山の新たな顔となっています。
国宝犬山城ビュープレミアムツインに宿泊
唯一無二のロケーションを誇る「ホテルインディゴ犬山有楽苑」。国宝犬山城・犬山城・国宝茶室如庵など、お部屋の眺めによってグレードが異なっています。せっかくなので筆者は「国宝犬山城ビュープレミアムツイン」に宿泊しました。
お部屋に入ると、犬山城をモチーフとしたペイントがお出迎え。スタイリッシュな空間の随所に、歴史の趣を感じられます。
あらゆるところに凝らされたカラフルな意匠もSNS映えだと話題の現代の犬山に合っていますね。
実はクッションには根来衆(根来寺の僧兵集団)から着想を得た手裏剣柄が採用したり、国宝茶室「如庵」の内部の特徴的な壁を意識してデザインしたふすまアートを配すなど、お部屋の随所が歴史からインスパイアを受けています。
そんな非日常なお部屋からはこのように犬山城を一望できます。少しずつ日が暮れていくなかで、国宝のお城を眺めながら、優雅に時間を過ごすことができました。
そんなお城の横に流れるのは木曽川。まさに犬山の歴史文化と地形を感じられるプレミアムなお部屋です。
日が暮れてオレンジ色の明かりで満たされるお部屋の空間も趣があります。
パートナーと天然温泉の大浴場に向かいましたが、筆者だけ先に戻ってきて少しだけワーケーションも楽しみました。素晴らしいお部屋だからこそ、ちょっとした時間でも満足度が高まります。
犬山城を背景に感動的なライトアップ
12月のクリスマスシーズンでの宿泊だったこともあり、ライトアップの演出が迎えてくれました。ロビーのテラスにはツリー型のオブジェが置かれ、温かな明かりが灯ります。
犬山城とトワイライトの空を背景に、幻想的で特別な時間を過ごすことができました。
お部屋からはこの通り。闇夜の中に犬山城も浮かび上がり、ホテルインディゴ犬山有楽苑の敷地の木々もライトアップされます。
日中だけでなく夜も素晴らしい景色を楽しむことができるとは感動です。
絶品のクロワッサンも。山車照の贅沢な朝食
筆者は一泊朝食付きのプランに宿泊したのですが、朝食の豪華さに驚きました。ホテル1階のレストラン・山車照(ヤマテラス)でいただくハーフブッフェ形式の朝食。メインは和定食とアメリカンから選べます。
おすすめは和定食。焼き魚を中心として、和のおばんざいが並びます。まるで朝から割烹料理をいただいているようなクオリティの高さです。
ハーフブッフェにもサラダをはじめとして、生ハムやチーズなど盛りだくさん。フルーツやスムージー、ヨーグルトなどのメニューもありますよ。朝食の中にもホテルインディゴらしいお洒落さも垣間見られます。
メインだけでも結構な量ですが、ブッフェも合わせるとかなりのボリューム!前日の夜は食べすぎないことをオススメします。
そんなブッフェのなかで一番人気なのが、こちらのクロワッサンです。実は青山にお店のあるフランスの有名なパン屋さん「ゴントランシェリエ」のパンを仕入れ、ホテルで焼いて提供しています。
表面はサクサクで中はもっちり。朝食に合わせて発酵させ、バターを馴染ませており、一度いただくと忘れられない美味しさです。
ということで名古屋から1泊2日のホテルステイの旅でしたが、新たな犬山を楽しむことができ、大満足の内容でした。ぜひみなさんも記念日に合わせて、利用してみてはいかがでしょうか。
ホテルインディゴ犬山有楽苑
- 住所:愛知県犬山市犬山北古券103−1
- TEL :0568-61-2211
- 公式サイト:ホテルインディゴ犬山有楽苑
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土庄雄平
- 1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍ら、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて山登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。