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【ヨーロッパ】9日間で8つの世界遺産を堪能!ドイツ・オーストリア2か国周遊の旅をご紹介します♪
9日間で2か国の魅力を満喫できる旅に出てみませんか?関西国際空港から出発し、ドバイで乗り継ぎ、この旅のスタート地点ドイツの「フランクフルト」へ♪夜便に乗って出発しますので、お仕事終わりや遠方の方でも比較的集合しやすいお時間です!
今回、2023年9月出発のツアーへ同行してきました! 8つの世界遺産を含むドイツとオーストリア、2か国それぞれの見どころを満喫できる贅沢旅をご紹介します!
今回参加したツアーの詳細は、記事の最後に記載しておりますので、ぜひそちらからご確認ください♪
また、1日目は機中泊ですので、本記事は2日目からの紹介となっています!
目次
新たな世界遺産!?ダルムシュタット観光(2日目)/ドイツ
ヘッセン州にある都市の1つで、フランクフルトのすぐ南にあるダルムシュタット。第二次世界大戦の空爆に耐えた貴重な例と言われているアールヌーヴォー建築が多く残っています。
ツアー等では訪れることが珍しいダルムシュタットですが、「マチルダの丘」と呼ばれる一連の建物群が2021年に世界遺産に登録され、徐々に注目を集めています!芸術運動「ユーゲント・シュティール」の中心地の1つとなったこの場所には、芸術家コロニーやロシア正教会聖堂などが残ってます。キラキラと輝くこの建物がロシア正教会です。
こちらの写真には収まり切りませんでしたが、人間の指に例えられたといわれる上部が特徴的なこの建物は結婚塔。
この他にもアッパー・ミドル層をターゲットとしたモデルハウスでもあった住宅群も並んでおり、家々にはハウス・ベーレンス、ハウス・オルブリッヒなどと住人の名がつけられています。
さらに、ここからバスで約10分ほどのところ「ヴァルトシュピラーレ」へ。一般住宅が立ち並ぶ中に一際目立つ建物が現れます!
なんとこの建物は、今も一般の人たちが住む集合住宅なのです。。!住みやすさはさておき、、非常にユニークな外観で屋上には庭園があるそう!オーストリア出身のフリーデンスライヒ・レーゲンターク・ドゥンケルブント・フンデルトヴァッサーという芸術家がデザイン・設計をしました。
直線や鋭い角を作らなかったこの建造物は、スペインのサグラダファミリアの建築に携わったアントニ・ガウディの作品と共通する部分があると言われています。また、関西在住の方ならおそらくご存知の、大阪府にある舞洲スラッジセンターの設計もこのフリーデンスライヒ・レーゲンターク・ドゥンケルブント・フンデルトヴァッサーがデザインしたのです!!何となく似ていますよね...?!
【世界遺産】ライン川クルーズとケルン観光(3日目)/ドイツ
翌日はフランクフルトからバスで約1時間、ワインの産地リューデスハイムへ♪
リューデスハイムの代名詞「つぐみ横丁(Drosseogasse)」の散策からスタート!
全長約150mほどの路地の両側にワイン酒場が連なっており、昼夜問わずにぎやかだとか。この日は朝早い時間だったので、観光客も少なくのんびり観光ができました。
リューデスハイムの散策を終えると、この日のメインとも言える【世界遺産】ライン川クルーズへ☆
ルートはリューデスハイムから乗船、北上しザンクトゴアハウゼンで下車。
2階建ての船内の1階はテーブルが並び、きれいな景色を眺めながら食事もできます。
今回はランチをいただきました。メニューはブロッコリーのスープとマスのフライ、デザートにはパンナコッタがついています。
2階のデッキからは壮大なライン川の景色を楽しむことができ、複数の古城たちも見ることができます。一番の見どころのローレライも!
晴天も相まって綺麗な景色を見ることができ大満足!冬場はオフシーズンとなり運休しますが、その期間のツアーでは、ライン川クルーズからライン川沿いドライブのご案内となります!
到着後、また少しバスを走らせケルンへ。
街中にそびえ立つ【世界遺産】ケルン大聖堂は圧巻です!
ミサ等の宗教行事がなければ自由に出入りが可能です。素敵なステンドグラスがたくさん。
寄付ですが、キャッシュはもちろん、クレジットカードでもOKだそうです・・・!カードをかざすだけで寄付ができます。
皆様もぜひケルンに来られた際は聖堂内ものぞいてみてください♪
学問の街「ハイデルベルク」(4日目)/ドイツ
この日はドイツにきたら必ず訪れたかった街の1つ「ハイデルベルク」へ!
大人気の観光地の1つでもあるハイデルベルク。ネッカー川にかかるアルテ・ブリュッケを渡ったところから美しい石畳の城下町が広がります。
まずは、ハイデルベルク城へ。山の中腹に建てられたため、お城まではケーブルカーで上ります。片道約1分ほどですぐ到着!何度も戦争による破壊と再建が繰り返されたため、ゴシック様式やルネサンス様式等さまざまな建築様式が見られます。
さらに、ハイデルベルク城から見下ろすハイデルベルクの街は絶景です!!
また、城内に入ると、直径7m、容量約22万リットルといわれている「大樽」があります。
この樽の脇には階段がついており、樽の上までのぼることができます。のぼって下を見てみると、意外と高く、22万リットルがいかに大量かを思い知らされます(笑)選帝侯の代を追うごとに樽は大きくなっていき、現在の大きさになったと言われています。ハイデルベルク城に行かれた際はぜひ登ってみてください☆
ハイデルベルク城を楽しんだ後はケーブルカーで下り、ハイデルベルクの街散策へ。マルクト広場をはじめ、どこも観光客で賑わい楽しい雰囲気が味わえます。石畳の道が続き、両サイドには色とりどりの建物が並んでいるのでフォトジェニックです♪
また、ハイデルベルクではドイツ名物のソーセージをいただきました♪
ソーセージもさまざまな種類がありますが、今回いただいたのはこの1本!
日本ではあまり見られないような大きさですが、味はとても美味しく、満足です!ぜひ、皆様もドイツに来られた際にソーセージも試してみてはいかがでしょうか♪
憧れの街!!中世の宝石箱「ローテンブルク」(4日目)/ドイツ
中世の宝石箱と言われるローテンブルク。一度は訪れてみたいと憧れている方も多いのではないでしょうか?今回のツアーでは、ローテンブルクにも訪れます♪
城壁内に一歩足を踏み入れた途端から三角屋根の家々が連なり、本当におとぎ話の絵本に出てくるような光景を目の当たりにします。一番の観光スポット「プレーンライン」は観光客で溢れかえり、パンフレットのような写真を撮るのはもってのほかでしたが、何とか隙を見計らって撮影できた写真がこちら!
ローテンブルク内はこのプレーンラインも含め一般乗用車も通るので、写真撮影の際はお気を付けください!ちなみに夜に撮影した写真がこちら。
昼間とは打って変わって人がいなさすぎて心配になるほどでしたが、ライトアップされた美しい姿も魅力的です☆昼間~夕方は特に観光客も多いので、人が少ない夜も狙い目ですよ!
今回のツアーではポイントの1つでもある「ローテンブルク城壁内に宿泊」だったので、夜の散策にもでかけることができました♪マルクト広場では、ドイツ名物のビールを飲みながら賑やかに過ごしている人がたくさん!冬場はここがクリスマスマーケットになります!冬場に行かれる方は本場のクリスマスマーケットも存分にお楽しみください♪
圧巻!!ノイシュヴァンシュタイン城(5日目)/ドイツ
ドイツ観光のハイライトの1つ、ノイシュヴァンシュタイン城!!
ルートヴィヒ2世が自身のために建てた城と言われてますが、城の建設中にルートヴィヒ2世は他界してしまい、1・2階は未完成のままとなっています。
ノイシュヴァンシュタイン城はアルプスの山々の中にポツンと建っています。アクセスするにはかなり不便な田舎の地にありますが、お城が見えた時の感動は忘れることができません。山の中にそびえ立つ白い姿は迫力があり、多くの観光客が訪れる理由が分かります。
ノイシュヴァンシュタイン城までは、麓からバスか馬車でのぼることができます。徒歩でものぼることはできますが、なかなかの距離がありますので上で元気に観光したければ、バスもしくは馬車のご利用をおすすめします(笑)バスはだいたい10分~15分置きに来ます。約10分ほどバスで登って行ったところで降車。マリエン橋まで少し歩きましたが、、、日曜日だったからかマリエン橋が大行列でした!
頑張って並んだ先には、息を吞むほど美しいノイシュヴァンシュタイン城の姿を見ることができ、感動・・・!!
お時間があればぜひマリエン橋からの景色もご覧ください!※冬場や天候などによっては安全のため予告なく封鎖されることもあるのでご注意ください。
お城の内部の大半が撮影禁止ですが、歴史を感じる内装で見ごたえがありました。ただ、螺旋階段をかなり上りますのである程度体力は残しておきましょう(笑)今回は9月の葉が綺麗な緑色をしている時期でしたが、秋の紅葉や冬の雪景色もまた一味違った姿をお楽しみいただけることと思います♪
ちなみに、ノイシュヴァンシュタイン城の麓のレストランでは、ドイツ名物の「マウルタッシェン」をいただきました!よく、日本でいう水餃子とも言われておりますが、もちもちした生地の中に具がたっぷり入っていてとても美味しくいただきました☆
ノイシュヴァンシュタイン城観光の後は、少しバスを走らせたところにある「ヴィース教会」へ。のどかな丘の上に立つ一見素朴な外観をしていますが、中に入ってみると神秘的な絵が一面に広がった洗練された内装で感動しました。ロココ様式の最高傑作を目の当たりにできます。
いよいよオーストリアへ!モーツァルト生誕の地ザルツブルク(6日目)/オーストリア
ノイシュバンシュタイン城からバスを走らせ、いよいよお隣の国オーストリアへ!この日は日が暮れた夜にザルツブルクに到着。その翌日から、オーストリアの観光が始まります!
まずは、モーツァルトが生まれてから25歳まで住んでいたというザルツブルクの観光へ♪ザルツブルクで見逃せないのはモーツァルトの生家。この綺麗な黄色の建物にオーストリアの国旗が垂れ下がった姿はひときわ目立っていました。
もう1つ、ザルツブルクの見どころである「ミラベル庭園」へ。映画『サウンドオブミュージック』の舞台としても有名なこの庭園は、季節によって色とりどりに姿を変えますが、今回は写真のような綺麗なお花が一面に植えられとても美しい姿でした☆
冬場はお花もなく、周囲の銅像にも覆いがかけられますので、ミラベル庭園メインにいかれる方は、気候のいい時期にお越しください!!
世界一美しい湖畔【世界遺産】ハルシュタット(6日目)/オーストリア
ザルツブルクとはまた違った魅力を感じることができる「塩の街」ハルシュタット!
オーストリア中部のオーバーエスターライヒ州というところに位置する小さな町です。町に立ち並ぶ建物は木造の三角屋根が多く、窓には色とりどりのお花が植えられスイスのツェルマットの町にどこか似ているような気もします。
ハルシュタット村の中心部にあるマルクト広場は特に観光客でにぎわっています。なんといっても一番の見どころは「ハルシュタット湖」です!この日の気温は30度ほどあり、天気は快晴。かなり暑かったですが、おかげで綺麗な写真と景色を目にすることができて大満足です!!
パンフレットで見る写真よりも何倍も美しく、湖だけでなく村の建物や雰囲気も洗練された美しさがありました。
首都ウィーンへ♪(6・7日目)/オーストリア
ハルシュタットから少し時間をかけて首都ウィーンへ。
到着したころには日も暮れ夜の景色でしたが、夕食会場からの帰り道に少しだけケルントナー通りをお散歩できました。ついでに、シュテルン寺院のライトアップも!かなり大きく迫力大!昼間の姿も綺麗ですがライトアップされた姿も素晴らしいです☆
翌日は朝一でシェーンブルン宮殿へ。
朝の観光だと他の観光客も少ないため、宮殿内はほぼ貸し切り状態!華やかな内観に圧倒された時間で、夜のコンサートがさらに楽しみになりました。
この写真はこの日の夜に行われたシェーンブルン宮殿でのオーケストラコンサートです。音楽の都と呼ばれる本場の地での生演奏は贅沢です。
そしてウィーン見逃せないのはオペラ座!昼間はもちろん、日が暮れた後のライトアップも素敵でした。
さらにウィーンでは、美術史美術館へも訪れます!一番の見どころのバベルの塔など、見どころは満載です。館内にはカフェも併設されているのでランチされるのはいかがでしょう♪
この日の昼食は各自だったため、オーストリア名物のシュニッツェルとデザートにザッハトルテを食べに行きました!カフェ・モーツァルトにて♪
老舗レストランなので少し並びましたが、どれも美味しく並ぶ価値あり。ただ、写真からもわかるようにどれもビッグサイズ!!行かれた際はシェアするのがいいかもしれません☆
今回泊まったホテルは?
続いて、今回宿泊したホテルを簡単にご紹介いたします!
今回の当コースでは2連泊が2回!荷物の詰め替えも比較的少なく、楽にお過ごしいただけますよ☆
2泊目・3泊目/フランクフルト(2連泊)レオナルドロイヤル
1日目は機中泊、到着した2日目からはフランクフルトに2連泊します!
清潔感のある内装で、ベッドも広々としていてゆったりくつろげる空間でした。徒歩1分圏内に地元のスーパーもあるので大変便利です♪
4泊目/ローテンブルク ティルマンリーメンシュナイダー(ローテンブルク城壁内)
憧れのローテンブルク城壁内に宿泊♪マルクト広場からも非常に近い距離なので、朝・晩の散策にも出かけやすく立地◎!非常におすすめです。
1955年開業の歴史あるホテルで、お部屋もレトロな雰囲気で可愛らしいデザインでした!
5泊目/ザルツブルク B&B
ザルツブルク中心地から少し離れていため観光には少し不便ですが、近年リニューアルされ、部屋の内装も綺麗でモダンな雰囲気でした。ホテルフロントではお菓子や飲み物の販売もあり、ホテル正面にはマクドナルドもありますので、食べ物・飲み物に困ることもありません!
ツアーでなくても、お手頃にご宿泊希望の方はぜひ♪
6泊目・7泊目/ウィーン(2連泊)インターコンチネンタル ウィーン
旅の最後はウィーンにてデラックスクラスホテルに2連泊!!
ロビーも広々とし、高級感のある内装でアメニティも充実していて部屋も広く快適に過ごせました。
オペラ座まで徒歩15分、地下鉄を利用すると約5分ほどで行くことができ、立地も◎です。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
2か国の魅力が詰まった旅はいかがでしたか?
日本では見ることのできない景色や経験ができる非日常の9日間!皆様もぜひドイツ・オーストリアヘ訪れてはいかがでしょうか♪
>>【エミレーツ航空エコノミークラス利用】ドイツ・オーストリア2ヵ国周遊9日間ツアーはこちら(阪急交通社公式サイトに遷移します)
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