本格復活！ウェストハリウッドのハロウィンカーニバル

10月になったというのに、まだまだ30℃越えの真夏日もある南カリフォルニアですが、街中がハロウィン一色になってきました。

ロサンゼルスのハロウィンといえば、LGBTQタウンとしても有名なウェストハリウッドのイベント「ハロウィン・カーニバル」。この日だけ歩行者天国になる都会のど真ん中を、本格的な特殊メイクとコスチュームでパレードする、誰もが参加できるカリフォルニア最大規模のハロウィンイベントです。この日は毎年、世界中から50万人以上が集るともいわれています。

帰ってきた！「ハロウィンカーニバル」

＜Photo by Kenny Eliason / Unsplash＞

世界中が脅かせた新型コロナのパンデミック以降、人が密集する機会を避けるために、このイベントも大々的な開催を控えていました。2021年、2022年も小さくは行っていたものの、商店街の人たちがそれぞれのお店を盛り上げる小規模なイベント。それがついに正式に、このウェストハリウッド市が運営するハロウィンイベントとして、今年2023年秋の開催が本格的に決定しました。

世界最大規模のハロウィンイベントだけあって、一生に一度は参加する価値があるともいえるこのイベント。ぜひこの時期にロサンゼルスに来て、参加してみてください。その際は、コスチュームを着ていないと逆に浮いてしまうので、「恥ずかしい」なんて言っていないで、ぜひともこの日はしっかり仮装して、すっかりなりきって参加しましょう！

ストレスなくイベントを満喫するために

＜Photo by Kashawn Hernandez / Unsplash＞

筆者自身、過去にこのイベントには何度か足を運んだことがあるのですが、とにかくすごい人。実際の場所にたどり着くまでに、2時間ほどかかった覚えがあります。せっかくコスチュームを着て準備万端で向かっても、到着することにはすでにイベントは終盤に差し掛かってしまっているのではもったいない。そこで、少しでもストレスなく楽しむために、事前に知っておきたいことをご案内したいと思います。

アクセス

ウエストハリウッドは、ロサンゼルス国際空港から渋滞がなければ車で約30分ほどの距離。ですが、この日は1～2時間の余裕はみておきたいところです。レンタカーの場合、会場付近に駐車場がありますが、この日はだいぶ早い時間から満車になってしまうことが予想されるため、レンタカーなどでの移動よりも、やはりウーバーやリフト、タクシーなどが便利かと思われます。土地勘のある方は、バスでの移動も1つの選択肢。ウエストハリウッド市に接続するメトロのバス路線には、4番、10番、30/330番、105番、212/312番、217番、218番があります。

もっと確実なのは、ウェストハリウッド内のホテルに宿泊というアイデア。衣装に着替えてメイクもして、そこからそのまま歩いていくというのが何よりもおすすめです。ですが、なにせこの日は世界中から人が集まりますので、ホテルもだいぶ早い予約が必須です。

＜Photo by David Menidrey / Unsplash＞

持ち物、注意事項

会場に持って行けるのは、携帯電話、ID、そしてクレジットカードや現金のみ。安全のため、バックパックやカメラバッグ、トートバッグの持ち込みは禁止されています。もしどうしてもバッグを持っていきたい場合は、透明のプラスチックバッグなら許可されるそうです。

また、日本とは大きなルールの違いが、公共の場での飲酒は法律で禁止されています。アルコール飲料の持ち込みは一切できませんのでご注意。近隣のバーやレストラン内に立ち寄って飲むのはもちろんOKです。また、お子様やペットの入場も、禁止とはされていませんが、安全を考えると控えることがおすすめとされています。

＜Photo by Samuel Dixon / Unsplash＞