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【ドイツ】ベルリンを秋に訪れたい5つの理由
ドイツの首都ベルリンに秋がやってきました。そんな秋は日本とは違って、長い冬の前にある短い季節と言えるかもしれません。9月には草木が色付き、10月に入れば気温が下がります。そして10月末にはサマータイムが終わります。それと同時に日没が早くなり、冬が到来するのです。このようにベルリンの秋は9~10月の2か月と言えるでしょう。
そんな秋ですが、観光客として訪れるには素晴らしい季節です。他の季節にないような魅力やメリットがあるからです。そこで今回はベルリンの秋について、その魅力を紹介したいと思います。
目次
1. 観光客が少ない
ベルリンには多くの観光スポットがあります。夏にはそこに世界各国の観光客が訪れて大いに賑わうことになります。そのため人気のある博物館島では、当日券の入手が難しくなってしまうほどです。また利用者が多いために、希望のエリアで宿泊施設を見つけることも簡単ではないでしょう。
しかし、秋になれば観光客の数も落ち着きますので、観光客で溢れていた観光スポットにも訪れやすくなります。そして人ごみにまみれることなく、ゆったりと観光を満喫することができるでしょう。
2. 秋の風景を楽しめる
ベルリンには街の中心部にある森のような公園ティアガルテンや、シャルロッテンブルク宮殿の美しい庭園のように、自然を楽しめる場所が多く残されています。そうした場所では秋になると、木々の葉が色付き、地面は落ち葉で彩られることになります。日本の紅葉ほどではありませんが、それでも十分に秋の雰囲気を楽しむことができるでしょう。
何より、森のような自然を満喫できる公園はベルリンに数多くあります。そのため気軽に秋の風景を楽しめるでしょう。
3. ライトアップが行われる
秋になると日没は早くなり、夜の時間が長くなってきます。そんな秋の夜長を楽しめるようなイベントが開催されます。
それはフェスティバル・オブ・ライツと呼ばれるイベントで、ベルリンのシンボルとなるような建物にライトアップを行うものです。開催されるのは10月上旬で、10日間にわたって様々な建物が鮮やかに彩られます。
特にブランデンブルク門やベルリン大聖堂のライトアップは圧巻で、その素晴らしさに驚かされるでしょう。
フェスティバル・オブ・ライツ/ Festival of Lights
- 開催期間:毎年10月上旬に開催
- 公式サイト:Festival of Lights
4. 芸術の秋
日本では秋といえば芸術の秋ですが、それはベルリンでも変わることはありません。ベルリンではベルリン・アート・ウィークと呼ばれるイベントが開催されます。9月中旬に1週間ほどのスケジュールで、多くのイベントや展覧会が開かれるのです。
ベルリン・アート・ウィークには多くの美術館やギャラリーが参加しており、特に力の入った展示を楽しむことができるでしょう。また一部を除けば、多くの展覧会はイベント終了後も引き続き開催されます。そのためベルリン・アート・ウィーク期間だけでなく、9~10月に充実した展覧会を楽しむことができるはずです。
ベルリン・アート・ウィーク / Berlin Art Week
- 開催期間:毎年9月中旬に開催
- 公式サイト:Berlin Art Week
5. サイクリングを楽しめる
ドイツの首都ベルリンには多くの自然が残されています。郊外にはそうした自然を楽しめるサイクリングロードもあり、多くの人で賑わいます。またドイツでは電車に自転車を持ち込めるため、気軽にベルリン郊外でサイクリングを楽しむことができるのです。ですが、夏場には多くの人が自転車を持ち込もうとするため電車が満員となり、利用できないことも起こります。
しかし秋には電車の利用者の数が落ち着き、気軽に郊外へと自転車を持ち運べるようになります。そして存分にサイクリングを楽しむことができるでしょう。
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K.Hayashi
- 大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。