コンドミニアムとはどんな施設? 旅行での活用法

コンドミニアム イメージ

国内外問わず、家族や大人数、長期滞在での宿泊先にぴったりの「コンドミニアム」。旅行先で暮らしているかのような、非日常の体験ができる魅力的な宿泊施設です。しかし「うまく活用できる自信がない」「どんな旅先のときに利用すべきかわからない」などの理由で、利用に一歩踏み切れていない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、コンドミニアムの魅力についてまとめました。日本・海外での違い、コンドミニアムが充実している旅行先や、宿泊時の注意点まで紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

<1. コンドミニアムとは>

<2. 旅行でのコンドミニアム活用法>

<3. コンドミニアムといえばハワイが有名!>

<4. 日本でのコンドミニアムは沖縄に多い!>

<5. バケーションレンタルとは>

<6. コンドミニアムに宿泊する際の注意点>

1. コンドミニアムとは

コンドミニアム
<出典元:写真AC

「コンドミニアム」は本来、不動産用語で海外の分譲マンションのことを指す言葉です。海外のリゾート地では、マンションの部屋の所有者が、部屋を使用しない期間を旅行者に貸し出す場合があります。その部屋を借りることで、宿泊者はコンドミニアムを宿泊先として利用することができるのです。

そのため、ホテル・旅行業界では「コンドミニアム」という言葉を「賃貸型リゾートマンション」「家具や家電などの生活に必要な設備がそろった宿泊施設」といった意味で使われています。海外のリゾート地では分譲マンションの一室が主流ですが、日本国内ではコンドミニアム形式の部屋と一般的な部屋の両方を備えたホテルなどもあります。

コンドミニアムは寝室のほかに、キッチンやリビング、ダイニングなども備わっているため、ホテルに比べると居住スペースが広い傾向にあります。日常的に使用する家具や家電も充実していることから、まるで宿泊先で暮らしているかのような体験も可能です。

2. 旅行でのコンドミニアム活用法

旅行の際にコンドミニアムを上手に活用するためには、どんな方法があるのでしょうか。ここでは、そのメリットを最大限活かせる使い方を紹介していきます。

長期滞在の旅行を楽しむ

ホテルでは一般的に、寝室をメインとした一部屋が旅行者に提供されます。一方、コンドミニアムは、ベッドルーム、キッチン、リビングやダイニングなどが備わった環境で宿泊することが可能です。家電に関しても、洗濯機などが備わっているため、中・長期滞在の旅行では特に気兼ねなく過ごしやすい宿泊先と言えます。

家族、大人数で旅行する

家族旅行
<出典元:写真AC

複数の部屋がそろった一室に滞在できるコンドミニアムは、家族や友人との大人数の旅行にも向いています。小さなお子さまがいるご家庭は、ホテルの宿泊で気を遣うことも多いかもしれませんが、広々としたコンドミニアムであれば気兼ねなく、のびのびと宿泊を楽しむことができるでしょう。

また、広いというだけでなく、部屋が細かく分かれていたり、中には寝室が複数に分かれていたりするものもあり、同じ一室に宿泊しながらも、プライベート空間が保たれやすいです。そのため、友人同士や男女グループでの宿泊にも向いているでしょう。

現地で料理する

料理
<出典元:写真AC

旅行に来たら、現地の食材を使って料理をしてみるのも、特別な思い出になりますよね。ホテルにはキッチンがない場合がほとんどですが、コンドミニアムであればキッチンが備わっているため、現地での料理も楽しむことができます。

旅行先で毎日外食となると、コストもかさんでしまいがちです。コンドミニアムに宿泊して、現地で仕入れた食材で料理をすることで、特別な体験を楽しみながら、食費を抑えることにもつながるでしょう。

住んでいる感覚を味わう

ホテルでリラックス
<出典元:写真AC

コンドミニアムの最大の魅力は、旅行先に住んでいるかのような感覚を味わえることです。家具・家電やWi-Fiなど、生活に必要な設備が整っていることがほとんどのため、まるで自分の別宅にいるように、リラックスしながら滞在できるでしょう。

長期滞在の場合だとスケジュールに余裕がでてくるので、観光の合間にコンドミニアムでゆったりと過ごす時間を気兼ねなくとってみるのも、魅力的かもしれませんね。

普通のホテルより安く済ませる

コンドミニアムの中には、人数にかかわらず一室分の料金で宿泊できる場合もあります。友人同士の場合は割り勘にするとお得に泊まれることも。ホテルに宿泊するよりもコストを抑えたい場合は、コンドミニアムの宿泊も検討してみましょう。

3. コンドミニアムといえばハワイが有名!

ハワイのコンドミニアム
<出典元:写真AC

特に海外旅行でコンドミニアムの宿泊が盛んなのが、ハワイです。ハワイは旅行者向けコンドミニアムとして運営しているリゾートマンションやホテルが多く、立地やグレードに応じた選択肢も充実しています。ここからは、そんなハワイのコンドミニアム事情について見ていきましょう。

ハワイのどんな場所にコンドミニアムが多い?

ワイキキ
<出典元:写真AC

ハワイの中心観光地であるオアフ島には、さまざまなコンドミニアムが点在しています。特に集中しているのが、人気エリアのワイキキです。

ワイキキビーチからすぐの場所には、有名ホテルやコンドミニアムが多く並んでいます。予算に余裕がある場合は、ラグジュアリーな空間でオーシャンビューが楽しめる宿泊先を選んでみてはいかがでしょうか。

ビーチから少し内陸に進んだエリアのコンドミニアムであれば、もう少しお手頃な価格で宿泊できます。ワイキキのメインストリートであるカラカウア通り、クヒオ通りなどはレストランや買い物ができるお店も多く、観光にぴったり。とことんショッピングを楽しみたい場合には、巨大モール・アラモアナセンターがあるワイキキの西側エリアもおすすめです。

予算や旅行先でやりたいこと、利便性などを考えながら、快適に宿泊できるコンドミニアムを選んでみましょう。

プールやBBQ付きのコンドミニアムも!

ハワイのプール付コンドミニアム
<出典元:写真AC

ハワイのコンドミニアムには、さまざまな施設が併設している場所もあります。プールやテニスコート、バーベキューができる環境を備えているところや、24時間利用可能なジムを併設しているコンドミニアムも。旅先での観光だけでなく、宿泊先でも充実した体験ができるのはうれしいですね。

ハワイでのコンドミニアムを対象としたツアーの詳細が知りたい方は、こちらをご覧ください。

>>ハワイのコンドミニアムのツアーを探す(外部サイトへリンクします)

4. 日本でのコンドミニアムは沖縄に多い!

沖縄のコンドミニアム
<出典元:写真AC

では日本の場合、どのエリアにコンドミニアムが多いのでしょうか。国内でコンドミニアムが充実している観光地として挙げられるのが、沖縄です。ハワイのようにオーシャンビューを楽しみながら、開放感いっぱいの旅行を味わいたい方は、コンドミニアムがいいでしょう。

コンドミニアムスタイルの宿泊施設は、沖縄以外にも日本各地に点在しています。自然豊かなエリアであれば北海道、長野、静岡などが、街で暮らすように過ごしてみたい場合は、東京や大阪、福岡などのコンドミニアムがおすすめです。

「大人数で国内旅行を楽しみたい」「気兼ねなく家族でゆったり旅行がしたい」「行ったことのない街で暮らすように宿泊してみたい」そんな方は、国内でコンドミニアムスタイルの宿泊先を探してみてはいかがでしょうか。

5. バケーションレンタルとは

バケーションレンタル
<出典元:写真AC

コンドミニアムとよく一緒に使われる言葉として「バケーションレンタル」があります。バケーションレンタルとは、所有者が別荘を使わない期間に、レンタルという形で利用できるサービスのことで、コンドミニアムに宿泊する方法の1つです。コンドミニアム型の宿泊施設を提供しているホテルとは異なります。

バケーションレンタルという形で探せば、コンドミニアムだけでなく、別荘や古民家、町屋など、宿泊施設のバリエーションが広がります。国内であれば、沖縄などのリゾート地はもちろん、人気別荘地の葉山や軽井沢、白馬などで、高級別荘や、風情ある古民家や町屋を一棟貸ししているところもあり、特別な体験ができることでしょう。

個性豊かな貸別荘や古民家で宿泊を楽しんでみたい方は、バケーションレンタルで宿泊先を探してみるのもおすすめですよ。

6. コンドミニアムに宿泊する際の注意点

最後に、コンドミニアムに宿泊する際の注意点をご紹介します。一般的なホテルとは異なる点も多いため、事前にその特徴をよく把握しておきましょう。

ベッドメイキングなどのサービスは基本含まれない

コンドミニアムの場合、ベッドメイキングなどのメイドサービスや、ルームサービスを行っていないことも多いです。特に海外の場合は、マンションの一室を貸し出している形式のものが多いため、ホテルと同じようなサービスが受けられるわけではないことを理解しておきましょう。

ただし、ホテルタイプのコンドミニアムであれば、コンシェルジュやスタッフが常駐していることも。旅行で少しでも不安がある場合や、サービスを受けたい場合は、ホテルのようなサービスを提供しているコンドミニアムを選ぶようにしましょう。

設備は丁寧に使うこと

マンションの一室をコンドミニアムとして宿泊する場合、備え付けの家具や家電はその部屋の所有者のものです。当然のことですが、人の物を借りているという意識を忘れず、設備は丁寧に使うことを心がけましょう。

また、ホテルタイプではない場合、施設内には旅行者だけでなく、そのマンションに居住している人がいる場合もあります。宿泊の際は、他の宿泊者や居住者への配慮も心がけましょう。

料金設定をよく確かめる

コンドミニアムでの宿泊を検討する場合、料金設定についてもしっかりと確かめましょう。1室を固定料金で貸し出している場合もあれば、人数に応じて料金が変わる施設もあります。よく確認せずに予約してしまうと、後々トラブルになったり、予期せぬ料金がかかってしまったりすることも考えられます。料金設定に関しても事前にしっかりと確認した上で、予約をするようにしましょう。

今回は、旅行先でのコンドミニアムの宿泊について解説しました。旅行での主な宿泊先と言えばホテルですが、家族や大人数でゆったりと過ごしたい場合や、中・長期滞在で旅先での暮らしを体験してみたい場合には特におすすめです。いつもの宿泊先とは違う体験を楽しんでみたい方は、コンドミニアムの利用を検討してみてくださいね。

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