安全でリーズナブル!タイ料理の楽園「フードコート徹底ガイド」

<TOP画像:タイ観光でおすすめ!失敗しないタイ料理の選び方>

皆さんこんにちは、タイ在住の写真家で旅ライターの大里康正です。タイ観光で外せないのは絶品のタイ料理ですね。タイでは様々な場所に露店があり、実に多くのタイ料理が並んでいますが、「露店は正直、衛生面でやや不安...」と感じる人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、リーズナブルな価格で様々な種類のタイ料理が安全に選べるフードコートです!多くのショッピングセンターやモールにはフードコートがあり、オフィス街の会社員や休日の家族連れ、多くの人が毎日の晩御飯など日常的に利用しています。

タイ在住者がフードコートをフル活用できるように徹底ガイドしますので、最後までお付き合いください。

目次

安価で絶品タイ料理が楽しめるフードコート

タイ料理
<値段からは想像できない味の良さ>

タイ料理は日本でも有名で、例えばグリーンカレーやトムヤンクン、ガパオライスなどの名前をすぐに思い浮かべる人も多いでしょう。

現地のタイでは、これらの料理に特化した専門店が数多く存在し、どの店を選ぶかだけでも一苦労です。しかし、フードコートを利用すれば一気に解決できます。

フードコートの良さの1つは、屋内に様々な屋台が集まっていることです。だからこそ簡単にタイ料理を選ぶことができるのです。

もちろんタイ料理だけでなく、様々な飲み物やスイーツ店もあります。そのため、フードコートだけで全ての食事やデザートを楽しむことができるのです。

その他のおすすめポイントとしてショッピングモールの屋内にあることから冷房が効いているため、南国のタイでも暑さを気にせずに好きな料理を楽しむことができます。これは大きな魅力の1つではないでしょうか。

また、衛生面についても見逃せません。店舗はテナントとして入っているため、屋外の個人経営露店よりも責任が大きく、衛生面での問題が起きにくいのが特徴となっています。

それではここから、具体的なフードコートの利用方法を説明していきます。

料金は実に簡単なカード方式

<チャージされたカードを使うので安心で明朗会計>

フードコートでタイ料理を楽しむ前に、まず手に入れる必要があるのはチャージされたカードです。

フードコートでは通常、現金ではなくカードを使用して食事の支払いを行います。このカードはフードコート内限定で使用するためにチャージされているのです。

店頭での現金の授受が無いのでとても衛生的であり、簡単な方法です。また、無銭飲食を防止できるので良いアイデアとして、タイでは一般的な方法なのです。

カードの購入方法ですが、フードコートの入り口付近や目立つ場所にカードを販売しているコーナーがあります。フードコートの場所によって表示の方法は異なりますが、外国人でも利用できるように「CASH」という文字が看板に入っていることが一般的です。

最初にそのコーナーに行き、必要な金額分をチャージしたカードを入手します。値段の目安としては、1人なら100バーツで十分だと考えます。コーナーの係員の前で黙って何も言わずに100バーツ紙幣を出すだけで、自動的にチャージされたカードを受け取ることができます。もし人数が多い場合は、200バーツや300バーツを手渡すことで対応します。

なお、もし先に料理の価格を知りたい場合は、まずフードコート内を歩いてみるのがおすすめ!自由に歩くことができますので、中に入ってみましょう。

好みのタイ料理は?

タイ料理
<お気に入りのタイ料理を注文してみよう>

多くのフードコートでは、数十軒の店が並んでおり、店の雰囲気もそれぞれ個性的でタイ観光の魅力の1つといえます。各店は競争を繰り広げており、味も重要な要素なのはもちろんです。そのため、庶民的な雰囲気ながらも絶品のタイ料理が楽しめるので、行ってみて損はありません。

また、タイ料理に限らず、ステーキやパスタなどの料理もフードコートで提供されていることがあります。これにより、数日間のタイ滞在中にさまざまな味を楽しむこともできます。

最近では、刺身や寿司、たこ焼きなどもフードコートで見つけることができる場所もあります。フードコートは想像以上に面白い食文化の一環であり、さまざまな料理が一堂に集まっているのです。

言葉を話さず簡単に注文する方法

料理の写真やメニュー
<これなら簡単、スマートフォンを使う>

数多くの店の中から食べたいタイ料理を決めたら、簡単な注文方法があります。特に英語やタイ語を話す必要もなく、試してみてほしい方法です。

それは店頭にある料理の写真やメニューに書かれている料理名をスマートフォンで撮影します。そして写真を店員に見せるだけです。

店員から味や麺の種類について尋ねられることもあるかもしれません。その場合、手を口の前で横に振るジェスチャーをする、あるいは英語で簡単に「I don't speak Thai(アイドントスピークタイ)」と伝えれば、適当に選んで料理を作ってくれますので、心配はありません。

カードの使い方

カード
<場所によりカードリーダーと手渡しがある>

料理が完成したら、手元にあるカードを店頭のカードリーダーにかざしてください。これで支払いが完了し、明細をもらえます。カードリーダーがない場合は、店員に渡すと店内で処理され、明細と一緒に戻ってきます。

支払いが終わったら調味料コーナーへ。通常は店頭に置かれていますので、好みに合わせて自由に追加してください。野菜などがある場合はそれも追加可能です。

フードコート内は自由席、片付けも不要

<席の指定は無いので、好きな場所でどうぞ>

フードコート内ではどこに座っても自由です。空いている場所を見つけましょう。

食べる前の注意点ですが、箸やスプーン、フォークの扱いはフードコートによって異なります。

多くの場合、これらの食器はフードコートの内部のどこかにまとめて置かれています。近くに熱湯が備えられている場合もあり、これはスプーンやフォークを滅菌処理するためのものです。

一方、店によっては店頭から持参する場合もありますので、注文の際に周囲を確認しておきましょう。

多くの場所では食事後の皿を下げる場所はありません。テーブルに置いておくと、すぐにスタッフが片付けて次の人のために準備をします。ちょっと小物を置いてトイレに、ということでも片付けられてしまうかも知れませんのでご注意ください。また、海外ということを忘れずに、自分のものは常に持っていることをおすすめします。

その後は、チャージしたカードを持って最初に行った場所に戻り、カードをスタッフに渡してお釣りを受け取れば手続きは完了です。

一度やってしまえば、タイのフードコートの利用方法はとても簡単です。何度も行くことで様々な味を試すことができるのは魅力的です。タイ観光では、買い物の時間も確保していると思いますので、もしそれが大型店やショッピングモールなら、フードコートを忘れずに楽しんでください。

最後に

タイ料理の食べ方のマナーについて説明します。タイ人はスープ類を食べる際にはスプーンを使います。日本の味噌汁のように器を持ち上げて直接口で飲むことはしません。

日本の習慣のままだと、ついつい汁物を直接口に運んでしまうこともあるかもしれません。しかし、タイでは周囲から不思議そうな目で見られることになりかねません。視線に気づいてちょっと恥ずかしい思いをすることにならないように、ご注意ください。

タイ観光では忘れずにフードコートで、庶民的で絶品なタイ料理をお試しください!

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大里康正

風彩光真 光と影の写真家、世界を歩く旅作家で、日本の全都道府県を3周し各地を観光取材。テレビ番組への写真提供、新聞社からの取材多数。現在はタイ在住。世界遺産を含めたタイの有名な見どころ、そしてあまり知られていない驚くような素晴らしい観光地も紹介していきますよ!

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