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タイ旅行に必要なものはこれ! 持って行ってはいけないものも紹介
初めてのタイ旅行だと、何を持って行けば良いか悩みますよね。タイでの生活や気候など、事前に調べてから必要なものを準備することが大切です。
しかし、一般的な海外旅行の持ち物だけを持って行くと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことも。今回は、タイ旅行に必要なものだけではなく、タイに持って行ってはいけないものもあわせてご紹介します。
目次
1. タイ旅行に必要なもの
まずは、タイ旅行に必要なものを5つ紹介します。タイ旅行はもちろん、一般的な海外旅行に行くときにも必要なアイテムなので最後までチェックしてみてくださいね。
パスポート
<出典元:写真AC>
パスポートを持っていない場合は、早めにパスポートを取得しましょう。タイへの入国時には、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要です。少なくとも、渡航の1ヶ月前までには取得の手続きを済ませましょう。
取得手続きは、国内では都道府県の窓口、国外では各在外公館で行えます。なお、観光目的で30日(29泊30日)以上滞在する場合は目的に応じたビザが必要です。
また、パスポートは身分証明書としても利用できます。常に携帯が義務付けられる国もありますが、確認を求められた際、コピーを提示することで対応できる場合もあります。万が一盗難や紛失してしまったときのために、パスポートのコピーと顔写真2枚を用意しておくと安心ですよ。
航空券
<出典元:写真AC>
航空券も忘れてはいけません。航空券は紙で発行されるのが一般的ですが、最近は紙だけではなく、eチケット(電子チケット)で発行されることも増えています。しかし、スマホのバッテリー切れなどのアクシデントが起こったときのために、航空券を印刷して紙で持って行くと安心です。
また、入国審査時に航空券の提示を求められる場合もあるので、すぐに提示できるよう取り出しやすい場所に入れておくとスムーズですよ。
クレジットカード
<出典元:写真AC>
現地で支払いをする際、クレジットカードがあると便利です。現金をたくさん持ち歩く必要がなく、現金両替の手間も省けるというメリットがあります。
現在のタイでは、主要都市のホテルやレストランなど、クレジットカードが使える場所が多くあります。場所によっては通用しないカードもあるため、ブランドの異なるクレジットカードを複数枚持って行くと支払い時に焦ることもありません。
さらに、海外旅行保険が付帯されているカードなら、トラブル発生時にサポートを受けられます。また、盗難やスキミング被害などに備えて、あらかじめカード番号と緊急連絡先を別に保管しておきましょう。
現金
<出典元:写真AC>
タイへの旅行の際、クレジットカードだけではなく現金も必要です。ただ、現金ばかりに頼って多額を両替してしまうと、盗難や紛失時に大きな被害に遭ってしまいます。必要最低限の金額をバーツに両替して、高額の支払いにはクレジットカードを、それ以外の買い物やチップには現金で支払うなどして上手に使い分けましょう。
両替は日本の空港や銀行でもできますが、タイ市内の両替所の方がレートが良い場合も多いです。
スマートフォン
<出典元:写真AC>
電子チケットの購入や支払いにも使え、旅行時になくてはならないアイテムであるスマートフォン。
ただし、日本で契約したスマートフォンをそのまま海外で使用すると、データ通信料が高額になる可能性があるため注意が必要です。タイでは、街中やホテルで無料のWi-Fiが普及しているので、データローミングをオフにしてからWi-Fiを利用して、インターネットを使うようにしましょう。
スマートフォンがSIMフリーであれば、タイでSIMカードを購入して使うことも可能です。パスポートなどの貴重品のほか、スマートフォンも盗難の被害に遭いやすいので、旅行中はスマートフォンショルダーを着用して対策するのがおすすめです。
2. タイ旅行に持って行くと便利なもの
続いて、タイ旅行に持って行くと便利なものを3つ紹介します。日本とはホテルの設備や気候に違いがあるので、必要に応じて準備してくださいね。
変換プラグ/変圧器
<出典元:写真AC>
タイの電気は220ボルト、50ヘルツです。日本と同じ2穴のA型やBF型、C型のコンセントが使われています。
日本から持ってきた電気製品を使用する際は、あらかじめ説明書を読んで電圧許容範囲を確認し、必要に応じて変圧器を準備しましょう。
数種類のプラグが共用できる差し込み口がある場合は、変換プラグは不要です。最近では、主要都市にある多くのホテルが日本と同じA型に対応していますが、もしものときに備えて変換プラグや変圧器を持って行くと安心です。
虫対策グッズ(虫よけスプレーなど)
<出典元:写真AC>
熱帯気候のタイでは、蚊に刺されることによって感染する「デング熱」といった感染症のリスクがあるため、虫対策グッズを持って行くのがおすすめです。
スプレータイプのほかにも、服に貼るシールタイプや手首に付けるリングタイプなどもあるので、自分に合ったものを準備しましょう。
現地でも購入できますが、刺激が強く肌に合わない可能性もあるため、使い慣れたグッズを準備しておくと良いですよ。
日焼け止め
<出典元:写真AC>
肌を焼きたくない方は必ず日焼け止めを持って行きましょう。
タイは1年中蒸し暑く、とくに3~5月は1年で最も暑くなる時期で、気温が40℃を超える地域もあります。そのため、日焼け止めは汗に強く、PAは+の数が多いもの)、SPFは数値が大きいもの、などを選びましょう。現地のコンビニやドラッグストアでも購入できますが、肌が弱い人やお気に入りの製品があれば準備しておくと安心です。
3. 女性のタイ旅行で必要なもの
タイ旅行に必要なもののなかには、女性ならではのアイテムや便利グッズもあります。ここでは、女性のタイ旅行で必要なものを2つ紹介します。
化粧品
<出典元:写真AC>
1年中蒸し暑いタイでは、汗に強い化粧品がおすすめです。現地調達も可能ですが、肌に合わない可能性もあるため、使い慣れたものや肌に合うものを持って行くと良いでしょう。
汗に強いウォータープルーフの化粧品なら、メイク直しの回数を減らすこともできます。
また、海外のホテルは日本と違い、アメニティが充実していないこともあります。とくにリーズナブルなホテルでは、アメニティが石鹸のみという場合もあるので、化粧水や乳液などのスキンケアグッズも一式持っておくと良いでしょう。ただし、機内に持ち込む場合は容量が100ミリリットル以下で、ジッパー付きのプラスチック製袋に入れておく必要があるので注意してください。
生理用品
<出典元:写真AC>
もしものときのために、生理用品もいくつか準備しておきましょう。
現地でもコンビニやドラッグストアなどで調達可能ですが、海外製品は品質に不安がある場合も少なくないので、お気に入りの製品があればあらかじめ準備しておくと安心です。
また、環境の変化で生理周期がずれることもあるため、念のため予備として3日分程度持参しておきましょう。
4. タイに持って行ってはいけないもの
タイには、国内に持って入ると罰則を科せられるものもあります。知らずに持って行くと大きなトラブルに発展する可能性もあるので、事前によく確認しておいてください。
ここでは、タイに持って行ってはいけないものを2つ紹介します。
電子タバコ
<出典元:写真AC>
タイでは、タバコの所持や喫煙に関する厳格なルールが定められています。電子タバコの持ち込みや国内での所持は禁止されており、違反すると10年の懲役か50万バーツの罰金が科せられます。
日本からの持ち込みは紙巻きタバコ200本、または葉巻や刻みタバコなど250グラムまでの持ち込みが可能ですが、超過分には罰金と没収が科せられます。団体旅行などで他人の分をまとめて持っている場合でも、免税範囲を超えると没収と罰金の対象になるので十分注意しましょう。
生の果物類、野菜類(一部)
<出典元:写真AC>
タイでは、生の果物類や一部の野菜類の持ち込みが禁止されています。
これは、渡航先の国の条件に合わない植物を持ち込むことで、その国の農業に大きな打撃を与えるおそれを防ぐためで、国や地域によって持ち込み禁止の物品は異なります。
プレゼントやお土産で渡したいものがあるかもしれませんが、タイの農業と自然を守るためにも、生の果物類や野菜類は持ち込まないようにしましょう。
5. 雨季の対策に便利なもの
タイは雨季、乾季、暑季の3つの季節に分かれています。日本と違って雨季に降る雨は激しく、スコールが続くと道路が冠水することも。
ここでは、雨季対策に持って行くと便利なものを4つ紹介します。
折り畳み傘
<出典元:写真AC>
タイの雨季は6月頃から10月頃まで続き、1日中雨が降ったりやんだりします。突然、夕立のような強い雨が降ることもあるので、折り畳み傘を持っておくと安心です。
とくに9月〜10月は雨量が増えるので、常にかばんに忍ばせておくといざというときに役立ちます。遺跡観光など屋外で過ごす時間が多いときは、日傘としても使える晴雨兼用の傘がおすすめです。
レインコート
<出典元:写真AC>
スコールの中を長時間移動しなければならないときは、レインコートが役立ちます。
激しいスコールの中では、折り畳み傘では風雨をしのげない場合もあります。100円ショップなどで手軽に購入できるので、雨季にタイ旅行をする際はひとつ用意しておくといざというときに便利ですよ。
防水バッグなど
<出典元:写真AC>
離島観光や海のアクティビティなどに参加する場合、服や貴重品などは防水バッグにしまっておくと安心です。
防水バッグも現地調達できますが、現地のお土産屋さんなどで購入すると日本より価格が高いこともあるので、あらかじめ日本で使い勝手の良い防水バッグを準備するのがおすすめです。スマートフォンのケースも防水仕様に変えておくと故障のリスクを減らせます。
サンダル
<出典元:写真AC>
タイは1日中蒸し暑い気候なので、靴は通気性の良いサンダルがおすすめです。ビーチやプール、シャワーブースしかないホテルなどで利用できて何かと便利です。
ただし、バーやレストランなどではサンダルで入店できない場合もあるので、行き先に応じてサンダル以外にフォーマルな靴なども準備しておきましょう。
敬虔な仏教国であるタイでは、寺院はとくに神聖な場所。参拝する際は、節度ある服装を心がけましょう。一部の寺院では、極端に肌を露出した服装やサンダルでは入場できないことがあるので注意してください。
今回は、タイ旅行で必要なものから、女子旅や雨季対策に便利なもの、持ち込んではいけないものまで幅広くご紹介しました。これからタイ旅行をする方は、本記事を参考に必要なアイテムを準備してくださいね。
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