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みんな大好き!ソウル広蔵市場に行ってきた!
目次
一度行ったらやめられない広蔵市場(クァンジャンシジャン)
知る人ぞ知るディープ・ソウルのメッカ『広蔵市場(クァンジャンシジャン)』は、屋台のひしめく市場として有名ですが、実はファッション専門の東大門市場のお隣であるため、生地織物、衣料品、カーテン、寝具、手芸用品、古着、チマチョゴリ(韓服)などの卸売りが専門です。そこに働いている人たちの台所として屋台があり、青果、野菜、精肉、鮮魚、お惣菜などの食料品まで揃って100年経ってしまったという、歴史のある巨大市場です。
以前の記事「一度行ったらまた行きたくなる!100年伝統のレアな市場・韓国『広蔵市場』」もぜひご覧ください。
コロナ禍でも賑わっていた市場(比較写真)
広蔵市場(クァンジャンシジャン)は、ソウル市民の台所でもあるので、コロナ禍でも人の行き来は多かったようです。観光客の人混みの比ではありませんが...。
<2020年>
<2023年>
衣類の卸売り専門
このアーケードモールにはいくつもの路地があり、メインストリートには食品類、屋台、お土産屋さんなどが並び、路地側には生地の専門店が並びます。
また建物の2階もあって、チマチョゴリ(韓服)専門店などが多くひしめき合っています。最近では若者向けファッションとしてのチマチョゴリも多く見かけます。
<昔からは考えられない色使いのチマチョゴリたち>
流行りのおみやげ
おみやげにも流行りがあるようで、最近良く見かけるのは、この「ドライフルーツ」。イチゴはコリコリしていて、しっかりイチゴの味がします。いちじくもあります。さらにマンゴーや野菜の詰め合わせなど、外国人観光客に人気でした。
そして日本人に人気なのが、このイカキムチなどのおかず類ですね!特に人気なのが「ワタリガニの醤油漬け(カンジャンケジャン)」です。これは定食などでも人気で、カニ1匹でご飯3杯食べられそうなほど美味しいです!本当に日本人が好きな味です。私が個人的に好きなのはタコキムチで、お土産にも喜ばれます。
広蔵市場で何食べる?
屋台は、ちょっと見た目がアレなでっかいスンデ(豚の腸詰め)や豚足、タッパル(鶏の足)、コプチャンやトッポッキなど見ていてあきない品揃え。
ちゃんとご飯を食べたい方には野菜たっぷりの「ポリパプ」がおすすめです。こんもり盛られたナムルの数々をご飯に混ぜ混ぜして食べます。これぞ韓国ですね!他にもマンドゥや刺し身などもあります。目移りしますね~!
さらに有名なのが「テグメウンタン(鱈ちり)」です!店の前に、もうすでに具が入っている鍋が待機中なのを見ると、回転率の高さがわかります。手前に並んで知る白くて丸い入れ物はテイクアウト用です。家に帰って鍋に入れて煮込めばOK。これが結構ありがたいのです。
そして忘れてならないのがミシュランガイド掲載店の「プチョンユッケ」。とにかく長蛇の列です。大通り沿いに2号店ができているので、1号店が激混みでもこちらへ移動してみてください。1号店よりはマシかもしれません。ちなみに食事時をズラした方が無難だと思います
以前の記事「ミシュランガイド・コリア2019年ビブグルマン選定店6選」もぜひご覧ください。
少し変わったお店
広蔵市場(クァンジャンシジャン)の雰囲気とは違う雰囲気を持つお店が、こちらのベーグル専門店。ここにお店を作るとは中々にチャレンジャーですね。確かに「たい焼き」や「クァーベギ(ねじり揚げパン)」など行列のできる店もありますので、広蔵市場でパンもいけるかもしれませんが。。。頑張って欲しいです。
そしてもう一つご紹介したいのが「雨耳楽(ウイラッ)」という最近アチラコチラで見かけるチェーン店。ショウウィンドウに並んでいる大きな揚げ物は「オイコチュ」という辛くない大きなトウラガシにマンドゥの具みたいなものを詰めて揚げたものです。ピーマンの肉詰めみたいなものだと想像してください。これは明洞の新世界百貨店の地下にもあったのですが、非常に美味しかったのでご紹介します。
ディープ・ソウル「広蔵市場(クァンジャンシジャン)」は、まだまだ奥が深いです。すべてを紹介しきれませんが、ソウルに来た際は、ぜひ隅々まで探索してみてくださいネ!
広蔵市場(クァンジャンシジャン)
- 住所:ソウル市鍾路区昌慶宮路 88
- 時間:9:00~19:00(一般店)/~23:00(飲食店)※店により異なります
- 定休日:日曜、旧正月・秋夕(旧盆)※店により異なります
- アクセス:地下鉄1号線 鍾路5街駅 8番出口から徒歩1分
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COZ
- 初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。