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入場料無料!何度でも行きたい、ロンドンの美術館6選
イギリスにある多くの美術館・博物館は無料!というのは有名な話。特にロンドン市内は大英博物館や自然史博物館などの巨大ミュージアム、美術館などが数多くあるミュージアムの宝庫。
なぜ無料なのかというと2001年より「文化や芸術は皆が平等に楽しむもの!」 という考えに基づき政府が支援を始め、多くの美術館や博物館の入場料が廃止されたからだそう。なんとも素敵な支援ですよね!
今回は何度でも行きたくなる、ロンドンのアート系ミュージアム(美術館)6選をドーンッとご紹介します。
目次
- 1. The National Gallery
- 2. Somerset House
- 3. Victoria and Albert Museum
- 4. The Design Museum
- 5. Tate Modern
- 6. The Wallace Collection
- まとめ
1. The National Gallery ナショナル・ギャラリー
イギリス初の国立美術館として1824年に開館したThe National Gallery。13世紀~19世紀頃までの作品2,300点以上を所蔵しており、ヨーロッパならではの宗教画からミケランジェロやラファエロ、印象派を代表するセザンヌ、モネ、ゴッホなど、まさに美術の教科書で見たことがあるような歴史的作品が多く展示されています。
美術館の前はトラファルガー広場、ミュージカル・シアターエリアやコベントガーデンからも徒歩圏内なので観光中に立ち寄りやすいという利点も。ただ、とっても混み合いますので予約して行くことを強くおすすめします。
>>The National Gallery公式サイトはこちら
2. The Courtauld(Somerset House)コートールド美術館
サマセット侯爵が住んでいた邸宅が美術館となったサマセットハウス。企画展やイベントが開催されることが多く、それらは有料なこともありますが、数々の名画が常設展示されているThe Courtauldは入場無料です。
見どころはゴッホの自画像や、エドゥアール・マネ最後の大作とも言われる『フォリー・ベルジェールのバー』など。また、建物内外の建築デザインも見ごたえがあります。
>>The Courtauld公式サイトはこちら
3. Victoria and Albert Museum ヴィクトリア&アルバート美術館
ロンドン万博での展示品や収益を基に、1852年にIndustrial Museum(産業博物館)としてスタートしたミュージアム。1899年にヴィクトリア&アルバート美術館となり、地元ではV&Aとも呼ばれています。
絵画や彫刻だけでなく、世界中の工芸品、装飾品、テキスタイルなど膨大コレクション数で有名。かなり広いので数日に分けての訪問または館内ツアーに参加して代表作を鑑賞するのがおすすめです。
また、ヨーロッパファッションに関しては、あらゆる時代のファッション文化、デザインなどを網羅した展示が常設されており、ファッションギャラリーやジュエリーギャラリーは人気。興味深い企画展(有料)も年間を通して開催されているので、ファッションに興味がある人はぜひチェックしてみてください!
>>Victoria and Albert Museum公式サイトはこちら
4. The Design Museum デザイン美術館
1989年に設立され、2016年に現在の所在地ケンジントンに移転したロンドンでは比較的新しいミュージアム。名前の通りデザインに特化しており、ファッション、建築、ファッション、電化製品、家具、グラフィックデザインなど身の回りにあるあらゆる物のデザインの歴史を辿ることができます。
館内は吹き抜けになっていて空気感があり、モダンなデザインながら木の温もりが感じられるとても素敵な空間。居心地が良いからか、館内でレポートを仕上げている学生などもよく見かけます。ロンドン西部に来た際には是非立ち寄ってみましょう。お隣には緑豊かなホーランドパークもありますよ。
5. Tate Modern テート・モダン
美術館前のミレニアムブリッジを渡ると目の前はセントポール大聖堂!というロケーションが素晴らしいTate Modern。Tate Britain(テート・ブリテン)の分館として2000年にオープンし、2016年にまた拡張した注目の美術館です。建物は旧バンクサイド発電所をリノベーションし、ルーフトップにはガラス張りの建物が取付けられたなんともダイナミックな外観。
20世紀以降のモダンアート作品が数多く所蔵されており、それらが年代別ではなくテーマ別に展示されているのもユニークな点です。
>>Tate Modern公式サイトはこちら
6. The Wallace Collection ザ・ウォレス コレクション
ハートフォード侯爵リチャード・シーモア=コンウェイ、そして息子のリチャード・ウォレスが取集した美術品がメインの美術館。建物は同侯爵の元邸宅ということもあり、まさに貴族の邸宅!という雰囲気の中で芸術鑑賞ができる、これまでに紹介した美術館とは少し違うタイプです。
各部屋のデザイン、壁紙などに注目するのも面白いでしょう。「ポンパドール婦人」 や 「ぶらんこ」 など有名絵画、家具や陶磁器などが数多く展示されています。
>>The Wallace Collection 公式サイトはこちら
まとめ
今回はロンドンで行ける無料の美術館6選をご紹介しました。お気に入りを見つけてリピートするも良し、館内のカフェなども楽しみながら1日ゆっくり過ごすも良し。ミュージアムの宝庫、ロンドンに来たらぜひいくつかはスケジュールの中に組み込んでみて下さい!
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Kuminy
- 日本と北米を行き来する生活を経て、現在はロンドン在住。旅・カフェ・スイーツについて各種サイトに執筆。旅先でも素敵なカフェ・美味しいスイーツを見つけるのが楽しみの一つ。