海・花・空の絶景! 横須賀西海岸ソレイユの丘に行ってきた

ソレイユの丘

こんにちは、たびこふれライターのえいたです。

これまで神奈川県横須賀市について、三浦半島東海岸の猿島や横須賀美術館などの記事を中心にお伝えしてきましたが、今回は三浦半島の横須賀西海岸にある「ソレイユの丘」という場所についてレポートします。ソレイユの丘は『かなりスケールの大きなアクティビティスポット』というのが第一印象です。公園という言葉の域を超えた場所、そんな印象でした。

目次

横須賀・ソレイユの丘ってどんなところ

ソレイユの丘

三浦半島の先端、三浦市に隣接するエリアに「横須賀・ソレイユの丘」があります。2005年に21haの広さで花畑やアウトドアや農業体験、動物との触れ合いができる公園としてオープンしました。そして、2022年秋から約半年間のリニューアル期間に入り、2023年4月にパワーアップしたソレイユの丘がリニューアルオープンしました。

ソレイユ(soleil)という言葉はフランス語で太陽やヒマワリを表します。

ソレイユの丘は基本入場無料です。極端な話ですが、季節ごとに咲いている10haの花畑を見たり芝生広場でのんびり過ごしたりするだけであれば、ソレイユの丘までの交通費以外の出費はかかりません。

でも、日比谷花壇をはじめとするエリアマネジメント横須賀共同事業体が運営管理するソレイユの丘は、食べる、遊ぶ、体験するといったコンテンツがあり、横須賀市内や近隣の人気の飲食店を誘致するなど細部にわたってこだわっているのがよくわかります。また、愛犬同伴可能なエリアやレストランもあります。

東京ドーム2個分の広さに、年間を通じて花や緑が楽しめる空間が広がります

マップ

メインゲート
<ソレイユの丘メインゲート>

メインゲートをくぐると左右に広大な花畑が広がります。私が訪れた4月中旬は、ちょうどネモフィラやルピナス、サクラナデシコなどの季節の花が見事に咲き誇っていました。西側の海から吹き上げてくる風と花の香りに包まれて華やかなお出迎えです。

ソレイユの丘

ラベンダー

ネモフィラ

お花

海と花畑を見下ろす絶景の大型アスレチックと迫力のジップライン

メインゲートを入って左手には、リニューアルオープンに合わせて作られた大型アスレチック施設がありました。マンションの5階の高さに相当する高さ15mの展望台からは、相模湾の風景と花畑が眼下に広がります。

アスレチック
<大型アスレチック・展望台>

こちらは、高さ15m(ビルの高さにすると5階相当)のアスレチック・展望台です。36のアトラクションが設置されたアスレチックは、海を見下ろしながら楽しめるのが大きな売りだそうで、体験している人の絶叫が空に吸い込まれるようでした。

tenboudai

展望台へ登るだけでもOK。見上げた時よりも、登った時の方がその高さを実感しました。

アスレチック

こちらがアスレチックです。

ここで私たちは全長300mのジップラインに挑戦しました。ポケットの中やマスクを外してロッカーに入れてから身体1つで挑戦です。

ヘルメットとワイヤー装着
<ヘルメットとワイヤーを装着します>

スタート台
<こちらがスタート台>

滑り降りる前
<海に向かって滑り降ります>

高い位置にいます
<見てください、この高さ>

あっという間に300mを滑り降りました。相模湾と空の青さがとても印象的でした。

動物とのふれあいやもの体験もできるコーナーも!

もこもこ広場

ジップライン終点付近にアニマルヴィレッジがありました。

私たち人間も、動物のいる囲いの中に入って触れ合うことができるのが特徴です。柵の外からコリデール種の羊やアルパカに餌をあげることができます。

動物たち

おやつ
<スコップを使っておやつを与えます>

おやつ販売機
<「おやつ」の販売機>

このおやつ以外を動物に与えるのはNGです。

カピバラ

カンガルー

カピバラやカンガルーに直接触れます。

ペンギン

ソレイユの丘リニューアルにより、仲間に加わったケープペンギンたち。

ペンギン

亀

大きなカメもいました。

少し歩くと、クラフト体験工房やクッキング体験工房もあります。

クラフト体験工房

体験内容

プチオカリナやジェルキャンドルなど、30分~40分の手作り体験ができます。

食の体験教室

オリジナルパン

オリジナルのパンやピザ、アイスクリームなどの手作り体験もできます。

※詳しい内容や開催日時などはソレイユの丘へ直接お問い合わせください。

食べ歩きも楽しみファストフードから本格イタリアンを楽しもう

持参したお弁当を広場で食べるのもいいけれど、手ぶらでやってきてソレイユの丘に入っているバラエティ豊かな飲食施設を利用するのもよさそうです。ファストフードから本格的なイタリアンまで、ソレイユの丘にある飲食施設は全て異なるテナントが運営しているので、食べ歩きも楽しそうです。

では、その一部をご紹介します。

VENTO LEONE

VENTO LEONE
店舗外観

メニュー見本
提供メニュー見本

窯で焼き上げ
薪釜で焼き上げてます

イタリア語で風のライオンという名前のイタリアンレストランで、地元相模湾で取れる魚や産地直送の有機野菜を使った料理を提供しています。自慢は薪窯で焼き上げるピッツァです。

ミサキドーナツ ソレイユの丘店

ミサキドーナツ ソレイユの丘店
<店舗外観>

ショーケース
<ショーケースに並ぶドーナツ>

トートバッグ
<ソレイユの丘とミサキドーナツのコラボグッズ>

横須賀市のお隣、三浦市の三崎に本店がある人気店。手作りドーナツにこだわり、隣接の工房で常時15~20種類のドーナツを製造し店舗で販売しています。私は、本店カフェも利用したことがありますが、ここのドーナツはおすすめです。

ねこがたいやきたべちゃった

ねこがたいやきたべちゃった
<絵本に出てくるキャラクターが目印>

かわいい商品
<どれも可愛い!美味しそう!!>

金型
<金型、でしょうか?>

たいやき
<おいしそうですね~>

「ねこがたいやきたべちゃった」というタイトルの絵本とコラボしたお店で、オリジナルのたい焼きやねこ形の大判焼きなどを楽しめるカフェです。ユニークな外装のお店は思わず足を止めてしまいます。

Soleil フードホール リヨン

フードホール

和・洋・中華、めん処に甘味処、5種類のお店が展開されています。地産地消の魚や野菜を取り入れたファミリー向けメニューに力を入れているとのこと。ゆったりとお食事ができそうですね。私が訪れた日は平日でしたが、お昼時にはこのテーブルが満席になっていました。

提供されているメニュー一例です。

マグロランチ

三浦半島といえばマグロですね。

カレー
<横須賀はカレーで街おこしもしています>

PIZZA IN THE SUN

PIZZA IN THE SUN

カラフルな外観に目がとまりました。横須賀・三浦などの地元食材を使用したオリジナルピザが提供されています。ピザにあったクラフトビールやカクテルの提供もされているようです。

全室オーシャンビューのグランピング施設!

The CLIFF CAMP&BBQ

ソレイユの丘に日帰り以外で楽しめる施設がありました。

このリニューアルに合わせて新たに建設されたグランピング用の宿泊施設「The CLIFF CAMP&BBQ」の1棟を見学しました。

ベッド
<広めのベッド>

北欧の家具
<北欧の家具を使ったリビング>

外観
<外観はこんな感じ>

お風呂
<海に向かって入るお風呂は気持ちよさそう(要水着着用)>

薪
<薪を燃やしてお風呂を沸かすのだとか>

グランピングコテージは、すべての部屋にトイレ、シャワー、エアコン、電源が完備していて外シャワーと薪風呂もあります。

バレルサウナ

1棟のみバレル(樽)サウナがありました。

トレーラーキャビン

こちらはトレーラーキャビン、海に向かって大きな窓が特徴のトレーラーハウスです。1つのトレーラーハウスが2部屋に区切られていてエアコンと電源が完備されています。寝具やキャンプ道具は用意されていないため、持参する必要があります。

このほか、コテージやオートサイト、キャンピングカーが乗り付けられるRVサイトなどもありました。

ソレイユの丘への行き方

観覧車

電車・バスを利用する場合

  • 京急電鉄の終点「三崎口」駅から京急バス「ソレイユの丘」行に乗って約20分
  • 又は「荒崎」行に乗って「仮屋ヶ崎」又は「漆山」で下車して徒歩約15分

※京急三崎口駅からは約4kmなので徒歩だと1時間ほどで辿り着けますが、三崎口駅にはレンタサイクルもあるので天気がいい日にはサイクリングもいいかもしれません。

車を利用する場合

  • 三浦縦貫道「林」口から約4km、又は「高円坊(※)」口から5km

※(地名豆知識)三浦大根で有名な三浦半島ですが、三浦大根は在来種の「高円坊」大根と練馬大根を交配したものなのだそうです。その三浦大根ゆかりの高円坊口からソレイユの丘へアプローチします。

三浦大根
<三浦大根は冬に採れます>

最後に

ソレイユの丘

いかがでしたでしょうか、ソレイユの丘。

東京の品川駅から京急電車に乗って2時間もかからずに大自然に囲まれ、相模湾・伊豆大島・富士山などの絶景を見ながら、園内に咲き誇る四季折々の花々に心癒され、アスレチックやジップライン、AR・VR体験などもできるんです。1日たっぷり過ごせそうですね。

ソレイユの丘の特徴は、入園料に全てのアクティビティが含まれるオールインクルーシブなタイプではなく、来園者が思うままに好きなアクティビティを楽しめる空間になっています。入園料は無料ですから、お弁当を持ってきてフラワーガーデンの観賞とのんびりはらっぱ(広場)で1日のんびり過ごすのもありだと思います。

一方で、手ぶらで来て気に入ったお店で食事をしたり、アスレチックやジップラインを体験したり、童心に帰ってアニマルヴィレッジで動物と触れ合うのもいいかもしれません。これまでのソレイユの丘は、ファミリーや学校の行事などがメイン来場者だったようですが、ファミリーだけではなく、カップルやサークルなどいろいろな世代の人たちが集まれるところだと思いました。

みなさん、今度の週末はソレイユの丘にお出かけしませんか?

ソレイユの丘基本情報

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