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【スウェーデン】創業130年!地方都市の老舗カフェAlmas Cafe AB
こんにちは、KANAEです。
目次
- ダーラナ地方のBorlänge(ボーレンゲ)にある老舗カフェ
- 伝統菓子セムラや特注ケーキも!季節ごとに拘りの手作りデザートを提供
- レトロなカフェ店内は居心地抜群
- 店内のインテリアも素敵
- カフェの歴史を今に伝える写真アルバム
ダーラナ地方のBorlänge(ボーレンゲ)にある老舗カフェ
スウェーデン中部、ダーラナ地方のBorlänge(ボーレンゲ)という町にあるAlmas Cafe。一見カフェとは分からないほどシンプルな外観ですが、創業は1893年、100年以上同じ場所でこだわりのデザートを作り続けている知る人ぞ知る老舗のカフェなのです。
伝統菓子セムラや特注ケーキも!季節ごとに拘りの手作りデザートを提供
この日はPåskポスク(イースター)直前で、ショーウィンドウや店内はポスク仕様に!ちなみにスウェーデンでポスクは、ミッドサマーやクリスマスと並ぶ家族と過ごす大事なイベント。
長い冬を越え、ようやく春の到来を祝うポスクの時期が来たということで、玄関や庭に黄色の花、ウサギ、そして色鮮やかな装飾を施す家庭も多く 近所の散歩中に目を楽しませてくれます。
レトロなカフェ店内は居心地抜群
Almas Cafeでは、スウェーデン冬限定の伝統菓子セムラをはじめ スウェーデンのフィーカタイム定番のお菓子だけではなく、誕生日や記念日、結婚式用の特注ケーキも提供。子供たちが大喜びするであろう色鮮やかで斬新なデザインの特注ケーキは人気です。
店内のインテリアも素敵
食べるのがもったいくらい可愛らしいお菓子♪カフェオリジナルのメニューです。
1950年代の部屋、国民的画家カール・ラーション風の落ち着いた部屋、1950~60年代のカラフルな部屋と3つのエリアに分かれたAlmas Cafe。この日座った部屋は50年代の雰囲気たっぷり! 古き良き時代の面影を感じます。
注文したのはアップルジュース、サンドウィッチとチョコデニッシュ。今にもジュークボックスからエルヴィスの歌声が流れてきそうな空間で、ゆったりとカフェタイムを過ごすことができますよ!
カラフルなランプに、さり気なく置かれたアンティーク雑貨など、店内の小物やインテリアも可愛らしい!
広いテーブル席から1~2人用テーブルもあり、子連れ家族、友人と、または一人でも気軽に入ることができます。初めて入ったはずなのに どこか懐かしい感じがする、そんな印象を受けました。
カフェの歴史を今に伝える写真アルバム
カフェには、町で一番の老舗Almas Cafeが歩んできた130年の歴史を辿ることができるアルバムが設置されており、自由に閲覧可能。
ダーラナ地方の工業都市として様々な変化を遂げてきたBorlänge。100年以上同じ場所で 町の変化を見守りながら こだわりのスイーツを作り続けてきたAlmas Cafe創業者のスイーツ作りへの情熱が伝わってきました。
記事中央部にはカフェのシンボルマークとして現在も親しまれている創業者Alma Nilssonの顔写真が。現在は男女平等社会として世界的に有名なスウェーデンですが、130年前の当時はかなり珍しく さぞかし苦労も多かったことでしょう。
都会をはじめ、地方都市でも次々と新しいカフェが入れ替わるのはスウェーデンも日本も同じ。そんな中、たまにはこういった老舗カフェで歴史を感じながらコーヒータイムを楽しむのも良いものです。
Almas Cafe AB
- 住所:Vattugatan 3, Borlänge, Sweden
- 公式SNS:Facebook
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KANAE.T
- 宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!