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【スウェーデン】昔は薬局!1779年の建物を使用した穴場カフェ
こんにちは。KANAE.Tです。
目次
- 小さな町のシンボル Cafe Wahlman
- ボリューム満点ランチや手作りデザートを提供
- 薬局の名残を感じさせる内装
- 夏の晴れた日は気持ちがいい!カフェが誇るテラス席
- 冬はクリスマスイベントも開催される市民の憩いの場
小さな町のシンボル Cafe Wahlman
首都のストックホルムから電車で約2時間の場所にある、ダーラナ地方南部に位置する人口約15,000人の町 Hedemora(ヘーデモーラ)。旅行者向けの観光スポットは無いものの、古くからの木造建築が立ち並ぶ街並みが可愛らしい町です。
町の中心部に静かに佇むこの建物は、ヘーデモーラを代表するカフェCafe Wahlman。1779年に当初は薬局として建てられ 観光案内所やオフィスとしても使われてきた 長い歴史があります。この町のシンボルと言っても過言ではない存在感を放っています。
カフェの入り口にある広場にはトトロが住んでいそうな大きな樹木!
ボリューム満点ランチや手作りデザートを提供
Cafe Wahlmanではボリュームたっぷりなランチメニューからカフェメニューなどの軽食を提供。広く開放的で、落ち着いた雰囲気の店内でのんびりとした時間を過ごすことができます。
カフェの店員さんの犬でしょうか。ちなみにスウェーデンでは愛犬を職場に連れて出勤するのは珍しいことではありません。
薬局の名残を感じさせる内装
アンティークなコーヒーカップがずらり!スウェーデンのカフェでは注文後セルフでコーヒーを入れるのが一般的なので好きなコーヒーカップを自分で選べます。現在はカフェとして営業中のこちらのお店。暖かみのある木造の床や建物、そして使い古された古い棚を見ると どことなく薬局として市民の健康を支えてきた歴史を垣間見ることができます。
夏の晴れた日は気持ちがいい!カフェが誇るテラス席
この日は天気に恵まれ、青空と眩しいほどの太陽が開放的な気分にさせてくれました。短いスウェーデンの夏。人々は少しでも貴重な太陽の光を浴びようと夏の間はテラス席に座りたがる人がほとんどで、男女問わず日焼けを気にする人は皆無。私たちも迷わず中庭の席を選びました。
カフェ自慢の中庭が描かれたオリジナルのトレー。夏は特に伝統的な褐色色の建物が、青空と緑に映えていて絵になる光景。思わずスケッチしたくなるような中庭で会話も弾みます。
この日注文したのはコーヒーと洋梨トッピングのワッフル。スウェーデンのカフェにしては珍しく量はちょっぴり少なめでしたが美味しかったです!メニューは全てカフェのキッチンでの手作りで、木曜日はピザの日など、曜日や季節によって楽しめる特別メニューも人気。グルテンフリーのパンも提供しています。
冬はクリスマスイベントも開催される市民の憩いの場
Cafe Wahlmanは花屋さんや雑貨屋さんも併設されていて、カフェタイムを楽しみつつ ちょっとした買い物も楽しめる穴場スポット。
夏は広々とした中庭の席が気持ちよいこちらのカフェ。冬はクラシックインテリアと暖炉の火に囲まれた暖かみのある空間で上品なコーヒータイムを満喫でき、音楽イベントやクリスマスイベントも開催され市民の憩いの場として季節を問わず 人々に親しまれている印象です。
<Photo by Cafe Wahlman>
<Photo by Cafe Wahlman>
Wahlmans Hantverksbageri & Café
- 住所:Långgatan 1, Myrgatan 6 alt. Stora Torget 776 30 Hedemora
- 営業日: 月~金: 07.00-17:00 土 : 8:00-15:00
- 休業日:日曜日・祝日
- 公式サイト:Wahlman's Hantverksbageri & Café
- 公式SNS:Instagram
※写真は2022年6月に撮影したものです
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KANAE.T
- 宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!