【千代田区】さくらまつりが4年ぶりに開催!千鳥ヶ淵緑道~ボート上から桜を愛でる

千代田さくらまつり

こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。

東京の「千鳥ヶ淵(ちどりがふち)」は、上野恩賜公園や目黒川沿いなど東京の桜名所と言われる中でも特に人気の花見スポットです。

ここは江戸城のお堀沿いの桜を緑道やボートの上から見られるのが魅力です。

この記事では、人気の千鳥ヶ淵緑道だけでなく、靖國神社、半蔵堀沿いの千鳥ヶ淵公園や九段会館テラスなど、穴場的に桜を堪能できる周辺情報までたっぷりご紹介します。

お花見の参考にしてみてください。

目次

千鳥ヶ淵緑道沿いの桜

4年ぶりに千代田区のさくらまつりが開催されました。今年(令和5年)のさくらまつり千鳥ヶ淵ライトアップ期間は3月24日~4月4日まで。待ち望んでいた人たちの多くが集ってきていました。

今年は桜の開花が例年よりかなり早かったですよね。私が訪れた3月28日は既に満開は過ぎていて、早咲きの品種は一部葉桜になっていましたが、充分に桜を楽しむことができました。

千代田さくらまつり 看板

千鳥ヶ淵の周辺はこのような地形になっています。

千鳥ヶ淵 周辺地図

お堀の一部がV字形になっており、その形が、千鳥が羽根を広げた形に似ているため、千鳥ヶ淵と呼ばれるようになったとか。

千鳥ヶ淵緑道

千鳥ヶ淵緑道は約700mにわたってお堀沿いを散策できるさくらまつりの中心エリアです。緑道は混雑を回避するため、左側通行になっています。

千鳥ヶ淵緑道からの眺め

当日は雨が降っており、空は曇っていましたが、その分人出は少なめで、比較的ゆっくり桜を眺めることができました。

桜

午後になって青空が時折、顔を出しました。やはり桜は青空に映えます。

桜と菜の花

千鳥ヶ淵緑道には菜の花も咲いていて、ピンクと黄色のコントラストがとても美しい。

お堀と桜

お濠にさくらの枝が枝垂れている姿、たおやかできれいですね。

千鳥ヶ淵 ボート

千鳥ヶ淵はお濠をボートに乗って桜を観ることができるのが最大の魅力です。お濠にはボートが整然と並んでいました。

ボート

ボートが動き始めました。桜とお濠とボートの絵。気持ちよさそうですね~。

さくらまつり 案内所

さくらまつり開催中は、緑道に観光案内所が設置してあり、ガイドブックやマップをもらえます。この付近にはインドやイギリスなど大使館もあり、外国人の方々もたくさん歩いていました。

千鳥ヶ淵緑道 入り口

約700mの緑道。桜をたっぷり楽しむことができました。

>>千代田区観光協会の公式サイトはこちら

お堀でボート上からライトアップされた桜を眺める

千鳥ヶ淵で桜を楽しむなら、夜のライトアップ時がおすすめです。

桜ライトアップ

桜ライトアップ

お濠が波立っていなければ、水面に桜が映りこんで、それはそれは美しいそうです。

桜ライトアップ

外国人もたくさんボートに乗っていました。外国の方も桜が好きなんですね~。

ボートからの眺め

ボートに乗って桜の下で写真を撮っているカップルがたくさんいました。

桜ライトアップ

緑道側の桜はピンクに、北の丸公園側の桜は白く浮かび上がって、得も言われぬ美しさです。

桜ライトアップ

スワンボート

手漕ぎボート以外にスワンボートもあります。

春のこの時期だけの贅沢な世界。千鳥ヶ淵で桜を観る時は、ぜひボート上からご覧ください。

ボート乗船料:30分500円(桜の時期は30分800円)

>>千代田区千鳥ヶ淵ボート場の情報はこちら

千鳥ヶ淵公園・穴場の桜見スポット

千鳥ヶ淵緑道は約700m続いて一旦終わります。お濠はそこで堰き止められています。

内堀通りにぶつかって左方向に歩いていくと「千鳥ヶ淵公園」に出ます。今回初めて知りましたが、この公園にも約170本の桜が植えてあって花見の穴場スポットです。

千鳥ヶ淵緑道

千鳥ヶ淵緑道ほど人の混雑はなく道幅も広いので、急かされることなく、ゆっくりたっぷり桜を楽しむことができます。

桜

桜

桜の品種はたくさんありますが、やはりソメイヨシノが有名ですよね。

今回私は、こういう品種の桜があることを初めて知りました。

桜 舞姫

それが「舞姫」という品種です。

八重紅しだれ桜を基に育てられ、2011年に品種登録された桜だそうです。ソメイヨシノよりピンク色が濃くて、美しく可憐な桜でした。

千鳥ヶ淵公園、穴場ですよ。おすすめです。

>>千鳥ヶ淵公園の情報はこちら

靖國神社も桜の名所

千鳥ヶ淵緑道の入り口(武道館側)から靖国通り(302号線)を渡ると靖國神社です。

靖国神社

靖國神社もたくさんの桜を見ることができます。

東京の桜の開花状況を測る桜は靖國神社にあるんです。ご存知でしたか。

靖国神社

桜の時期には「夜桜詣」のイベントも開催されているようです(3月25日~4月2日 18時~20時/於:神門)。

>>靖國神社の公式サイトはこちら

九段会館テラス・ブレーク必至の隠れ家的穴場スポット

九段会館と言えば、歴史的建造物として圧倒的存在感を示していました。2011年の東日本大震災で被災し、しばらく建て替え工事で閉館していましたが、2022年10月にリニューアルオープンしました。

九段会館

旧九段会館はオフィスビルを併設して新たに複合ビル・九段会館テラスとして大きく生まれ変わりましたが、勇壮な建物は一部分保存されて、在りし日を偲ばせています。

この新生九段会館テラスの5階にあるのが「VMGカフェ 九段会館テラス」です。ここもかなりの穴場スポットです。

誰でも入ることができ、武道館や靖國神社を観ながら、飲食もできるスペースとして開放されています。

まだあまり知られていないようですが、噂が広がって最近かなり賑わい始めているようです。

九段会館テラス ルーフトップガーデン VMGカフェ

それほど広くはないのですが、それがまた隠れ家感があっていい感じです。

九段会館テラス ルーフトップガーデン VMGカフェ

武道館の玉ねぎ、お濠の桜、靖國神社の鳥居などを見ることができます。

九段会館テラス ルーフトップガーデン VMGカフェ

外のテラスと屋内エリアがあります。

九段会館テラス ルーフトップガーデン VMGカフェ

「VMGカフェ 九段会館」ではコース料理やドリンク味わうことができます。

>>「VMGカフェ 九段会館テラス」の公式サイトはこちら

>>九段会館テラスの公式サイトはこちら

ホテルグランドアーク半蔵門・東京らしい風景が見られるホテル

皇居の半蔵門の真ん前にあるホテルが「ホテルグランドアーク半蔵門」です。

ホテルグランドアーク半蔵門

写真からも分かるようにアーチ型の造りで眺望の良いお部屋が多いのが特徴です。

桜の時期限定のランチメニュー・ステーキプレート

4階の「ラウンジ ラ メール」で桜の時期限定のランチをいただきました。

ラウンジ ラ・メール

ラウンジ ラ メールからの眺望がこちらです。

ラ・メールからの眺め

目の前に国立劇場、左手には皇居、半蔵門、右手には最高裁判所、写真には写っていませんが、国会議事堂、東京タワー、汐留の高層ビル群も見渡せる贅沢な場所です。4階という目線がまたニクいほどちょうど良い高さなんです。

お花見ステーキプレート ランチ

ラ メールの桜の時期限定ランチが「お花見ステーキプレート 2,200円(3/18-3/31)」。

牛肉が柔らかくジューシーでとても美味しかったです。途中で上に乗っている半熟卵を崩してお肉とライスに絡めて食べるとまろやかなコクが出て、美味しさが倍増します。

お料理がテーブルに置かれる時、スープのブイヨンの深い香りが鼻に届きます。

「さすが、ホテルの食事!」と贅沢な気分になりました。

桜の時期にはこのステーキプレート以外にもアフタヌーンティーセット(ドリンク付き3,300円)も味わうことができます(3/18~3/31限定)。

アフタヌーンティーセット
<アフタヌーンティーセット>

アフタヌーンティーセット

ラ メールはラウンジなので瀟洒なカウンターがあり、カクテルや洋酒などを楽しむこともできます。

カウンター

この景色を見ながらグラスを傾けると心地よい気分に浸れそうですね。

ホテルグランドアーク半蔵門のお部屋

部屋数は204室で、ほとんどのお部屋から皇居側の美しい風景を楽しむことができます。

ホテルグランドアーク半蔵門 和室

こちらは7階の和室専用フロアです。和室はホテルとは思えないほど広々としていました。

ホテルグランドアーク半蔵門 デラックスツイン

こちらは17階のデラックスツインルーム。快適なホテルライフを楽しめそうな空間です。

ホテルグランドアーク半蔵門の運営は、帝国ホテルグループが行っています。

なるほど、きめ細かいサービスが行き届いているわけです。一度泊まってファン・リピーターになるお客さんも多いそうで、感謝のお手紙が届くこともあるそうです。そんな雰囲気を感じるサービスでした。

ホテルグランドアーク半蔵門は今年25周年を迎えるそうです。

東京に泊まる時、半蔵門という立地はあまり浮かばないかもしれませんが、どこに行くにも便利な場所で、繁華街のようにごちゃごちゃしていないので、静かにホテルライフを楽しむことができます。そこから皇居、国会議事堂、最高裁判所など、東京を代表する建物を見渡すこともできます。

お値段も中程度で、帝国ホテルグループ運営のソフトを備えていますからコストパフォーマンスはとても良いと思います。

知り合いが上京する時にはこのホテルを薦めよう、と思いました。

>>ホテルグランドアーク半蔵門の公式サイトはこちら

千代田のさくらまつり まとめ

実際に歩いてみて感じたことは、「東京の中心地、千代田区にはこれほど桜の名所がたくさんあったんだ~」という驚きです。

千鳥ヶ淵緑道を少し外れた千鳥ヶ淵公園など、あまり人で混雑していない桜見の穴場があることを知れたものよかったです。

初めてボート上から桜を愛でましたが、よかったですね。緑道の混雑とは違い自分のペースで桜を観ることができます。ライトアップした夜はさらにロマンチックです。

1年の間の数日間だけしか楽しめないのが価値ですね。

2023年の桜の時期はまもなく終わりますが、桜はまた来年も、華やかに明るく咲き誇ってくれることでしょう。

その時はぜひ、千鳥ヶ淵周辺の桜に逢いにこの辺りの桜並木を歩いてください。そしてぜひボートに乗ってみてください。

きっと忘れられない思い出ができることでしょう。

>>東京の中心にあって見どころ満載の「千代田区観光協会」公式サイトはこちら

桜

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シンジーノ

3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。

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