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【日本百名山】2座目は雨の中をひたすら登った大山(鳥取県)
<トップの画像:2018年5月訪問時に大山ナショナルパークセンター付近から撮影>
こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
鳥取県にそびえる大山(だいせん)は伯耆(ほうき)富士と呼ばれる山容がとても美しい山。中国地方で最も標高が高い独立峰です。見る角度によって見え方がまったく異なるので、登山者だけでなく、観光客を魅了する山でもあります。今回は『夏山登山コース』から頂上を往復しましたので、詳しくレポートします。
目次
日本百名山2座目 大山
大山(だいせん)情報
- 登山日:2022年11月5日
- 天候:終日雨
- 日本百名山2座目:大山(鳥取県)
- 標高:1,709m(弥山)
※大山最高峰は剣ヶ峰の1,729mですが、崩落が激しく危険なため、縦走禁止になっています - 登山ルート:夏山登山ルート
- 距離:往復約6km
- 所要時間:往復約6時間
- 公表されている難易度:初級者向け
- 僕にとっての難易度:初級者向けだと思います
- 登山道の特徴:整備されていますので道迷いはほとんどありません。階段と木道が大半を占めるので雨天時はスリップにご注意ください
- 服装:秋の雨天時に登りましたので、防寒・防水の上下、防水の登山靴を用意しました
注意点
- 登山届は必ず提出しましょう
- 売店は頂上避難小屋のみあります。営業時間が登山口に貼りだされていますので確認しましょう
- トイレは六合目避難小屋(トイレブースのみ)と頂上避難小屋の2ヶ所です。携帯トイレを必ず持参しましょう
- 頂上(弥山)から先の縦走路は立入禁止の看板が立っています。縦走はできません
<この日の売店営業時間は9:00~14:00>
日本百名山登山に関する注意点
- 僕の技術では全部登れません...
- 誰でも登れそうな山をピックアップしながら計画的に登ります
- 無理なく楽しんで登ろうと思っています
- 頼れる乗り物は活用します(笑)(索道や路線バスなど)
登山に関して僕自身が実行していること
- 登山保険に加入しています
- 登山(下山)届を提出しています
- 緊急用の医薬品や食料をザックに入れ、飲料水を多めに持参しています
- 朝食を食べてから登っています(特に炭水化物)
- ストックを持っていきます(あった方が良いと思います)
- 雨具やヘッドライトを必ず持ち歩いています
夏山登山口から六合目避難小屋
夏山登山口の駐車場は、南光河原駐車場か下山駐車場がベースになりますが、駐車台数が限られるので、混雑時は手前の博労座や大山ナショナルパークセンターの駐車場を利用することになります。今回は南光河原駐車場に駐車できました。まずここでトイレを済ませ、登山届を提出しましょう。
※標準所要時間は夏山登山口から六合目までの登りは2時間です。
僕のタイムスケジュール(所要時間:1時間35分)
夏山登山口【10:00出発】...一合目【10:24通過】...標高900m地点【10:29通過】...二合目【10:39通過】...標高1,000m地点【10:41通過】...三合目【10:52通過】...標高1,100m地点【10:56通過】...四合目【11:05通過】...標高1,200地点【11:11通過】...五合目【11:18通過】...行者谷分かれ分岐点【11:22通過】...標高1,300m地点【11:27通過】...六合目避難小屋【11:35到着】
【10:00出発】夏山登山口の入口。標高は780mです。
【10:24通過】一合目。ここまでは緩やかな坂でした。
【10:29通過】標高900m地点
当時は1,000m付近まで紅葉が見頃でした。
【10:39通過】二合目
【10:41通過】標高1,000m地点
六合目避難小屋まで階段が多いのが特徴です。しかし、階段って意外と疲れます。
【10:52通過】三合目(標高1,070m)
【10:56通過】標高1,100m地点
【11:05通過】四合目
【11:11通過】標高1,200m地点
【11:18通過】五合目(標高1,245m)
【11:22通過】行者谷分かれ分岐点
【11:27通過】標高1,300m地点
【11:35到着】六合目避難小屋。それほど広くありません。この先、急登になりますので、ここで休憩しましょう。
トイレブースが設置されています。自分で持参した携帯トイレキットを設置して使用します。使った汚物は自分で持ち帰らなければいけまえせん。携帯トイレキットは販売もしていますが、売り切れていることもあるので、必ず自分で持っていきましょう。トイレットペーパーはありました。
晴れたら日本海まで見渡すことができるのですが...。
六合目避難小屋から大山頂上(弥山)
六合目を過ぎると九合目まで急登になります。ところどころ階段が劣化していて危険な箇所もありますので注意が必要です。
※標準所要時間は六合目から大山山頂(弥山)までの登りは1時間です。
僕のタイムスケジュール(所要時間:1時間01分)
六合目避難小屋【11:40出発】...標高1,400m地点【11:45通過】...七合目【11:52通過】...標高1,500m地点【12:03通過】...八合目【12:16通過】...標高1,600m地点【12:22通過】...九合目【12:29通過】...大山頂上(弥山)【12:41到着】
【11:45通過】標高1,400m地点
【11:52通過】七合目
【12:03通過】標高1,500m地点
【12:16通過】八合目(標高1,580m)
【12:22通過】標高1,600m地点
【12:29通過】九合目
九合目から上部は木道が続きます。
【12:41到着】大山頂上(弥山)です。この先は通行禁止です!
大山頂上避難小屋です。
頂上避難小屋の内部はこんな感じです。2階建てになっています。
売店もあります(営業時間にご注意を)。トイレも完備しています。パンとおにぎりを事前に買ってきましたのでここで食べました。隣の人が食べていたカップヌードルがめちゃくちゃ美味しそうでした。買って食べるべきだった...と後悔。
大山頂上から同じ道を下山
下山は登って来た道を下るしかありません。引き続き、雨が降っていたので、転倒に注意し下っていきます。
※標準所要時間は大山山頂(弥山)から六合目までの下りは45分、六合目から夏山登山口までの下りは1時間25分です。
僕のタイムスケジュール(所要時間:2時間25分)
大山山頂(弥山)避難小屋【13:15出発】...九合目【13:23通過】...標高1,600m地点【13:28通過】...八合目【13:32通過】...標高1,500m地点【13:43通過】...七合目【13:50通過】...標高1,400m地点【13:56通過】...六合目【14:02通過】...標高1,300m地点【14:12通過】...行者谷分かれ分岐点【14:18通過】...五合目【14:21通過】...標高1,200m地点【14:29通過】...四合目【14:34通過】...標高1,100m【14:46通過】...三合目【14:52通過】...標高1,000m【15:08通過】...二合目【15:12通過】...標高900m【15:24通過】...一合目【15:27通過】...夏山登山口(15:40到着】
下りの風景はずっと雨が降っていたので割愛します。六合目避難小屋の前の看板です。この日は晴れることはありませんでした。
階段をひたすら下ります。
五合目まで下りてきました。
下りの階段は楽ちんです。
終始雨が降っていましたが、時折山の稜線を見ることができました。
紅葉した落ち葉が登山道を彩ります。
樹林帯を上り下りします。
森林浴気分で下山しています。
標高1,000mまで下ってきました。
整備された階段なのでとても歩きやすいです。
雨に濡れた色鮮やかな落ち葉がより一層、登山道を彩ります。
大山寺の阿弥陀堂が見えると夏山登山口まですぐです。
【15:40到着】夏山登山口に到着しました。
大山寺橋から大山を望む...。
晴れていたらこんな感じです。【2018年5月撮影】
大山登山の感想
- 登山道が整備されていて案内図も至る所にありますので、とても登りやすい山です
- ただし大半が階段なので、(当たり前ですが)常に足を上げ続けなければいけないのが結構疲れました
- 六合目避難小屋より上は急登になります。気温差がありますので、脱ぎ着できる服装がいいと思います
- 夏山登山道は常に登山者がいますので安心です
- 大山観光案内所で購入した登頂証です。1枚1,000円、日付と名前を入れてくれます。プラス200円で登頂印を焼き印してくれます
<登頂証>
>>「ライター・中尾の『日本百名山』登山レポート」(一覧)はこちらから
※当記事は2022年11月5日に登山した時のものです。最新情報は大山観光局公式サイトやSNSで事前に調べておくことをおすすめします
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。