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【山形】「ル・ポットフー」は日本一と称賛されたフレンチレストラン
こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
山形県は美食天国。特に庄内地方は地産地消を推奨する地でもあり、意外と思われるかもしれませんが、洋食の名店があり、全国各地から美食家が集まります。鶴岡市はイタリアン、酒田市はフレンチの名店が多いと知られていますが、今回は酒田市の老舗「ル・ポットフー」でランチをいただく機会に恵まれましたので、レポートします。
目次
山形県酒田市
山形県酒田市は山形県の北西、庄内北部の都市。庄内平野を流れる最上川の河口に位置する港町でもあります。北は鳥海山、南東には月山を望み、酒田港の地の利を生かして日本海の海上交通と最上川の舟の要所として栄えた町でもあり、今でもその当時の栄華を誇っています。(写真は日和山公園です)
ル・ポットフーについて
前述の通り、酒田市はフレンチの町。
酒田フレンチを代表する名店が「ル・ポットフー」です。「ル・ポットフー」の意味は"火にかけた鍋"を意味します。フレンチと言うと堅苦しいイメージがありがちですが、「ル・ポットフー」ではその名の通り、肉と野菜を煮込んだフランスの代表的な家庭料理をメインとしています。
公式サイトによると『家庭料理は家族が大好きな食材を使い、手間と愛情をたっぷり注いで作られる料理。それこそが理想の料理だという思いが込められています。』と記載があり、さらに『歴史と共に磨かれた技。すべてはお客様の満足のために。料理の基本は食材であり、食材こそがすべての原点。料理、それは思い出...』と綴られています。最後に『ル・ポットフーは創業45年の伝統を紡ぎ、この地に根付いた地産地消の「酒田フレンチ」を次の時代へとつなげていきます。』と締めくくられています。
僕自身、酒田市には何度も足を運んでいますが、たくさんの方々から「ル・ポットフー」は良いよと聞いていながら、なかなか利用する機会に恵まれませんでした。たまたま酒田市にいて、ランチはどうしようと考えている時にダメもとで「ル・ポットフー」に連絡したところタイミングよく予約が取れたので、ルンルン気分で行ってきました!
ル・ポットフーの外観
「ル・ポットフー」はJR酒田駅前の酒田駅前交流拠点施設ミライニの2階にあります。ミライニは酒田駅前の再開発エリア「光の湊」に2020年11月にプレオープン、2022年9月にグランドオープンした目新しい施設。前述では「ル・ポットフー」は創業45年の老舗とお伝えしましたが、以前の店舗は古くなったため、2020年11月のプレオープン時にミライニにて移転オープンしています。以前の店舗には行ったことがありませんが、シックな正統派の雰囲気だったそうです。
写真は酒田駅前から見たミライニ。ミライニは酒田駅前にある複合施設です。
この角度からだと右側の黒っぽい建物の2階左側に「ル・ポットフー」があります。
近づくと「ル・ポットフー」のサインが見えてきます。
ル・ポットフーの店内
ミライニの2階に「ル・ポットフー」がありますが、レストランと宴会場が別々にあります。一般利用はレストランになりますので、レストランの入口へ進みましょう。
歴史を刻んできた店の看板...。
店内はとても落ち着いた雰囲気。広くなくちょうどいい感じのサイズですね。
セットされた各テーブル。お客さんの来年を準備万端で待っているようです。
ル・ポットフーのランチ
事前に予約しましたのでスムーズに入店。店内は広くなく、テーブルの配置もゆったりしています。客層も「ル・ポットフー」の良さをご存知のリピーターが中心だと見受けられました。ランチは日替わりランチコースがおすすめとのこと。メイン料理を選択するコースで全6品。2,200円(税込)です。
- 庄内野菜とシェフの手作りオードブル
- 本日のスープ
- 本日のメイン料理
- 本日のおすすめデザート
- パン(おかわりできます!)
- コーヒーまたは紅茶
メイン料理は3種類の中から選択できます。
- 本日のシェフおまかせ「お魚料理」
- 本日のシェフおまかせ「お肉料理」
- 山形牛ハンバーグステーキ
さらにランチのアップグレードも可能で、以下の料理がアップグレートできます。
- 庄内野菜とシェフ手作りオードブルを「獲れたて鮮魚の洋風お刺身」に変更(+550円)
- 本日のスープを「ガサエビの濃厚クリームスープ」に変更(+440円)
- 本日のおすすめデザートを「焼きプリン(クレームブリュレ)」に変更(+330円)
また、メイン料理をアップグレードすることも可能です。
- 山形牛A4ランクサーロインステーキ(約80g)に変更(+2,750円)
- 国産牛のステーキ(約80g)に変更(+1,650円)
- 7時間煮込んだ山形県産牛の赤ワイン煮に変更(+770円)
- 庄内浜で獲れた旬のお魚パイ包み焼きに変更(+550円)
- お子様ハンバーグセットに変更(+1,650円)
飲み物メニューも充実しています。お冷だけでもOKです。
ランチコースをいただきました!
僕は基本となる日替わりランチコースをいただきました。マットの上に並べられたカトラリー。お箸も始めから用意されているのも嬉しい限りです。ナプキンが紙なのは少し残念と思いましたが、今のご時世から考えると仕方ないですね。
庄内野菜とシェフ手作りオードブル
庄内豚と庄内野菜のコンフィーです。味が濃厚で豚と野菜との相性もバッチリでした。
本日のスープ
訪問が8月だったので、冷静かぼちゃスープです。かぼちゃはきめ細やかに裏ごしされていて、甘ったるくもなく、暑い夏にはピッタリのスープでした。(おかわり欲しかった~)
パン
パンはもちろん自家製。もちろん温めて出てきます。しっかりとした歯ごたえのあるパンでした。バターもパンとの相性バッチリでした。パンはおかわりできます!
本日のメイン料理(お肉料理を選択)
庄内豚のローストしたものです。ナイフが要らないほどすっと肉がほどけていく感じ。ソースが肉の旨味を最大限に生かしてくれる役割を担っていました。
本日のおすすめデザート
上から時計回りに、ナッツのパイ、クリームシュー、フルーツのクリーム添えです。全体が冷たいデザートで口の中がさっぱりしました。
コーヒーまたは紅茶
食後はコーヒーか紅茶が用意されています。僕はアイスコーヒーをいただきました。市販のガムシロップはちょっとね...(笑)。
ル・ポットフーの感想
- 基本の日替わりランチコースで十分お腹いっぱい
- コストパフォーマンスも最高
- 雰囲気が良く、料理も美味しく大満足です
- ランチでも手を抜かない内容でした
- 温かい料理には皿も温かく、冷たい料理には皿も冷たく当たり前のことが当たり前にできていました
- スタッフの応対も問題ありません
- 庄内地方に訪問する機会があればぜひおすすめのレストランです
ル・ポットフーの店舗情報
- 住所:山形県酒田市幸町1-10-20 酒田駅前交流拠点施設ミライニ2階
※酒田駅正面口から徒歩3分
※専用駐車場(無料)があります。道路を挟んで反対側になりますので初めてだと分かりづらいです。公式サイトにてご確認ください - 電話:0234-26-2218
- 公式サイト:ル・ポットフー
- 公式SNS:Twitter、Facebook、Instagram
※当記事は2022年8月に訪問した時のものです。詳細に関しては事前に公式サイトか電話にてご確認ください
※ランチおよびディナーともに混み合っていますので、事前に予約することをおすすめします
※土曜日、日曜日のランチは来店時間が11:30と13:00に設定されています
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。