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バリ島女子の間で大ブームの袋麺をご紹介!その人気の秘密とは?その1
皆様こんにちは!
バリ島では今現在(2022年5月)、ある袋麺が女子の間で大ブームになっています!正確には、バリ島と言うよりもインドネシア全体かもしれません。その袋麺はインドネシアの一般的な袋麺とは違いヘルシーで素材にこだわった袋麺で、いかにも女子の間でに人気が出そうな雰囲気はありますが・・・大ブームになったきっかけはその理由ではありません!
では、インドネシア中の女子がその袋麺に夢中になったきっかけは何なのか?私もその袋麺を購入してみたので、今回はバリ島、そしてインドネシア中で大ブームの袋麺をご紹介します!そして次回は、その人気の秘密を公開したいと思います♪長くなってしまうので、2回に分けてお送りします!
目次
インドネシアのインスタントラーメン
皆様、インスタントラーメンはお好きですか?
私は大好きというほどではありませんが、無いとなるとすごく困ってしまうと思います。袋麺は面倒であまり買いませんが、インスタントラーメンには日々助けられています(笑)。
インドネシア人はインスタントラーメンが大好きで、インドネシアは世界のインスタントラーメン消費国第2位です!人口が多いというのも理由の1つになると思いますが、バリ島の小さな大衆食堂などには、必ずと言って良いほどインスタントラーメンが置いてあります。
テレビCMでもインスタントラーメンのCMは多く、スーパーではインスタントラーメンを箱買いする人も見かけます。そして大人から子どもまで、インスタントラーメンを食べている姿をよく目の当たりにするので、やっぱりインドネシア人はインスタントラーメンが大好きに違いないと思います!
日本ではインスタントラーメンは主食の扱いで、麺もスープもたっぷり入っていますよね。ラーメンに具材を載せたり、おかずを添えたりする場合もあると思います。ラーメンとご飯を一緒に食べる方も多いと思いますが、主役はご飯ではなくインスタントラーメンですよね。
ところがインドネシアでのインスタントラーメンは、主食と言うよりもご飯のおかず、またはおやつ的な扱いになります。なので袋麺だと日本の約半分位の量でスープもかなり少ないので、日本人だとインドネシアの袋麺2個で1食の感覚だと思います。またインドネシアのカップラーメンも量が少なめで具材はほとんど入っていません。
写真は家の近くにある小さいスーパーのインスタントラーメン売り場です。小さいスーパーでもこれだけ置いているので、大きなスーパーに行くとインスタントラーメンが果てしなく並んでいます♪
バリ島好き日本人に人気がある、写真のIndomie(インドミー)、お土産で購入された方も多いのでは?日本でも買えますが、やっぱりバリ島で買った方がお得ですよね!もちろん、インドネシアでも人気・知名度共に第1位です!
こちらの写真はMie Sedap(ミースダップ)です。インドネシアでは、Indomie(インドミー)に次ぐ人気・知名度になります。日本人観光客にはあまり人気が無いというか、Indomie(インドミー)の知名度が高すぎるのでしょうね。20年くらい前に食べた時はすごく不味かった記憶があり、それからずっと食べていなかったのですが、たまたま口にする機会があり、昔よりかなり美味しくなった気がしました♪こちらも日本で購入できるので、ぜひお試しを!
そしてこれからご紹介する「バリ島女子の間で大ブームの袋麺」は、上記した一般的なインドネシアの袋麺とはかなり違います!ということで、次項でその大人気袋麺をご紹介いたします♪
バリ島には今まで無かったかも?大ブームのノンフライ袋麺をご紹介!
今回ご紹介する、バリ島女子の間で大ブームの袋麺とは・・・Lemonilo(レモニロ)のMie instan(インスタントラーメン)です!
2016年には販売されていたのですが、バリ島では見かけたことが無かったので、今回の大ブームになるまで知りませんでした!
前項でご紹介した一般的なインドネシアの袋麺は、大体3,000~3,500ルピア(日本円で約27円~約30円:2022年5月時点)になります。ところがLemoniloの袋麺は7,000~7,500ルピア(日本円で約61円~約66円:2022年5月時点)もするので(決して一般庶民に買えない値段ではないのですが)、一般的な袋麺の約2倍の価格になり、大ブームが起きるまでバリ島では需要が無かったのだと思います。
そしてLemoniloはインスタントラーメンのメーカーというよりは、健康食品や自然食品などを販売する食品メーカーで、インスタントラーメン以外にも様々な食品を販売しています。
また、Lemoniloの袋麺が高いのには訳があります。
麺はタピオカ粉(国産)と小麦粉を使用・緑色の麺にはバヤン(インドネシアのほうれん草の様な野菜)のジュースが練りこまれている・防腐剤、着色料、保存料、香料、低グルテン、化学調味料等の添加物は不使用、麺は油で揚げずオーブンで乾燥させたノンフライ麺という、健康食品メーカーらしい凝りに凝ったこだわりの袋麺なのです!
パッケージも一般的な袋麺と比べて厚みがあり、マットな質感もあって高級感が漂っています。むしろ、7,000~7,500ルピアは安すぎでは?ということで、バリ島で手に入るLemoniloのMie instanをご紹介します!
1. ミーゴレン(インドネシアの焼きそば)味(焼きそばタイプ)
2. ルンダン味(焼きそばタイプ)
※ルンダンは、お肉(主に牛肉)をココナッツミルクとスパイスで煮込んだインドネシアを代表するお料理です。2017年にCNNで世界一美味しい料理に選ばれた実績があります。
3. チキンカレー味(スープ麺タイプ)
4. チキンオニオン味(スープ麺タイプ)
チキンカレー味の麺だけが黄色で、ウコンが練りこまれています。
他の3種類の麺はすべて緑色の麺でした!
以上、バリ島のスーパーで手に入るLemoniloのMie instanでした~!ということで、実際に4種類の麺を実食しましたので、ちょこっと感想も含めて次項で紹介したいと思います♪
いざ実食!そしてちょこっと感想です♪
まずはミーゴレン(インドネシアの焼きそば)味の焼きそばタイプから。焼きそばタイプは日本のカップ焼きそばと同じく、麺の湯切りをして添付のソースと麺を絡めます。可もなく不可もなく、普通に日本人でも食べられるお味です。油で揚げていないノンフライ麵なので、ソースと混ぜる時に麺が箸にくっつきます。何ていうんだろう・・・ソーメンチャンプルーみたいな味と食感でした!
こちらも焼きそばタイプのルンダン味です。これは・・・正直、私の口に合いませんでした。私はほとんどの香辛料やハーブ、珍味など大丈夫なタイプで好き嫌いはほとんど無いのですが・・・香辛料が効きすぎなのと、味がかなり濃いめだったのがダメだった原因かもしれません。日本人の大半は苦手な味のような気がしますので、香辛料が苦手な方はパスした方が良いです!本当のルンダンはもっと美味しいですよ~!
スープ麺タイプのチキンカレー味です。カレースープの中に、にゅうめんが入っている感じです。日本の濃厚なカレー味ではありませんが、どこか懐かしい薄め(シャバシャバ系)のカレースープ味で、日本人の口にも合うと思います。夫はこれが一番美味しいと言っていました!
また、スープに使うお湯は100ccなので、日本のインスタントラーメンの様に450cc~500ccのお湯を入れてしまうと、味が全くしなくなるのでご注意ください!スープが少ないのはLemonilo(レモニロ)に限らず、インドネシアの一般的なインスタントラーメン全てになります。
最後にチキンオニオン味のスープ麺タイプです。焼きそばタイプよりスープ麺タイプの方が味が優しいせいか・・・この緑の麺、なぜか日本そばの乾麺の味に似ていることに気が付きました!日本のめんつゆにつけて食べても良いかも?また、チキンオニオン味はインドネシアのインスタントラーメンを代表するフレーバーです。もちろん、日本人が食しても大丈夫なお味で、一番無難なフレーバーになります♪インドネシアのインスタントラーメンをお土産で購入される際、何味にするか迷ったら、とりあえずチキンオニオン味(ayam bawang)を選ぶと間違いないです。
以上、LemoniloのMie instanについて、ちょこっと感想でした(あくまでも個人的な感想になります)!また、今回ご紹介したインスタントラーメンも含め、インドネシアのインスタントラーメンは大体茹で時間が3分と記載されているのですが・・・その通りに茹でるとかなり軟らかめに仕上がります。私はスープタイプの麺は1分30秒、焼きそばタイプの麺は2分の茹で時間にしています。そして先ほども書きましたが、インドネシアのインスタントラーメンについて、スープのお湯の量にはくれぐれもご注意ください!日本のインスタントラーメンとはスープの量が違います!日本の感覚でインドネシアのインスタントラーメンを作ってしまうと、味無しインスタントラーメンになってしまいます。スープのお湯の量はパッケージの裏面に書いてあるので、確認してから作りましょう♪
また、今回感じたのは全体的に味が濃かったことです。きっとパッケージの様な具材と一緒に食べるとちょうど良いのかもしれません♪今回は試験的に食べたので、袋麺そのままの味で食べたのですが、今度食べる時は何らかの具材を添えたいと思います!今までバリ島で見かけなかったLemoniloのノンフライ麺は、日本の乾麺に近い食感と味わいで美味しかったので、リピしたいと思います♪
最後に
今回は「バリ島女子の間で大ブームの袋麺」をご紹介いたしました!バリ島に来られた際、この袋麺をご購入される方は、写真の場所に作り方が書いてありますのでぜひご参考下さい。レンチンでも作れるみたいです♪
また、今回ご紹介した袋麺は、2016年から販売されているので・・・目新しいものでは無いのですが、なぜ今さらバリ島女子の間で大ブームになっているのか?かつては主にジャカルタで売っていたお高めの袋麺が、なぜ今更バリ島でも販売され大ブームになっているのか?次回はその部分について書きたいと思います(もうすでにご存じの方もいらっしゃるかな?)!次回もどうぞお楽しみに~♪
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Kucing
- 2014年に日本からバリ島へ移住。現在は夫・猫の姉妹と暮らしている主婦です。バリ島のおすすめ情報からディープなバリ島の姿まで、幅広い内容を在住者目線でお届けします!どうぞよろしくお願いします♪