ベトナム最大の離島「フーコック島」の5つの楽しみ方

フーコック島

ベトナム南西部に位置する「フーコック島」は、国内最大面積の離島であり、2010年代以降、都市開発が急速に進む期待のリゾート地です。数年前までは「最後の楽園」、「穴場の観光地」などと呼ばれていましたが、昨今は「ハノイ、ホーチミン、ダナンに次ぐ4番目に人気の旅行先」という旅行会社も増えてきました。それだけフーコック島が日本人の間で認知されてきたということですね。

そこで、ここでは初めてフーコック島へ行く旅行者に向けて、現地で実践してほしい5つの楽しみ方をご紹介します。

目次

1.予算も節約!エコツアーを楽しむ

フーコック島

まず最初にお届けする楽しみ方は、「エコツアーを探索」です。フーコック島内には下記のネイチャースポットがあります。

  1. コショウ畑見学
  2. ヌクマム工場見学
  3. 真珠の養殖場見学
  4. 海の岬
  5. ダバン渓流
  6. チャン渓流

上記のうち1~3は観光の中心地のユーンドーン市内にあるので、タクシーで半日で回ることができます。5~6はまだ開発途中の島内東部に位置するので、もし行くとしたらタクシーをチャーターするか、現地ツアーに申し込むのがいいでしょう(ツアーの方が安いと思います)。

いずれも見学に費用はかからないので予算の節約になりますし、ベトナムリゾートアイランドを存分に満喫することができます。

フーコック島

ただし、東部と南部はまだ交通インフラが未整備で、自力で行こうとするとかなり大変ですし、タクシーをチャーターするにしても、しっかりと目的地や回るスポットを明確にしていないと、ドライバーから不要な請求をされることもあります。そのため、まずは上記1~4を実践してみることをおすすめします。

2.プール付きのヴィラも!リゾートホテルを満喫

ヴィラ

フーコック島では2015年頃から、続々と高級ホテルがオープンするようになりました。インターナショナルブランドでもある「インターコンチネンタル」、「ノボテル」、「マリオット」、「モーベンピック」などもすでに参入しており、プール付きの高級ヴィラを比較的安価に予約することができます。

リゾートアイランドといっても、他のアジア諸国のそれと比べると、まだまだ繁華街の規模は小さいですし、ベトナムらしいのどかさがたくさん残されています。
そのため、1日くらいはホテルに留まって、ファシリティサービスを満喫してみてはいかがでしょうか。高級ホテルであれば、スパ、レストラン、カフェ、屋外プール、フィットネスジムは必ずありますし、海側のホテルであれば、歩いてビーチまで行くこともできます。

特にフーコック島は「ベトナムで最も美しい夕日を見ることができる」場所としても知られています。夕日が海に沈みゆく幻想的な風景を、ホテルのシーサイドカフェ・レストランから鑑賞するのも素敵な時間になりそうです。

3.半日~1日はヴィンパールで過ごす!夜はベトナム最大のカジノも満喫!

ヴィンパール・リゾート&スパ・フーコック

フーコック島には「ヴィンパール・リゾート&スパ・フーコック(Vinpearl Resort & Spa Phu Quoc)」という地場系の5つ星リゾートホテルがあります。広大な敷地面積を誇り、敷地内にはホテル、遊園地、サファリパーク、カジノがあり、また近郊にはゴルフ場もあります。この巨大なエンタメエリアを半日から1日かけて満喫するのもおすすめです。

遊園地やサファリパークは日本人からするとサービスが劣るかもしれませんが、リゾートホテル内を歩くだけでも楽しいですし、カジノをまだ体験したことがないという人にとっては、貴重な体験ができるはずです。

4.フーコック島内東部ローカルビーチを満喫

ビーチ

フーコック島東部には「ケムビーチ」ち「サオビーチ」という2つのローカルビーチがあります。主に現地人やベトナム人観光客に人気のエリアですが、昨今は道路も整備されて道中はそれほど険しくないため、日本人観光客も行くのは早々難しくはなくなりました。

両ビーチでは木々の下でシーフードを格安で堪能したり、ジェットスキーやバナナボートといったマリンスポーツを楽しむことができます。海の透明度も高いですし、周辺は大きな山々に囲まれていて、リゾートアイランドの雰囲気も申し分ありません。観光の中心であるユーンドーン市にもロングビーチがありますが、自然と一体化した南国ムードを楽しみたいなら、ケムビーチかサオビーチがおすすめです。ちなみに、両ビーチは隣同士です。タクシーをチャーターして行くのがいいでしょう。

5.夜はナイトマーケットで新鮮な魚介を頬張ろう

ナイトマーケット

夜はユーンドーン市内中心で毎夜開催されるナイトマーケットに足を運びましょう。ナイトマーケットには食事処やお土産を売る夜店がずらりと並んでいます。すぐそばには港があるため、潮風が本当に心地よく、東南アジアらしい時間が待っています。

雲丹

食堂ではベトナム料理はもちろん、新鮮なシーフードを押さえておきましょう。最近はベトナム人もウニを食べるようになり、生ウニはもちろん、油ネギで焼いたウニも絶品です。また、日本では見かけない豊富な貝や、タイランド湾で獲れた魚介、大振りのロブスターなども食べ応えがあります。

ただし、物価の安いベトナムであっても、ロブスターなどはやはり高いです。ナイトマーケットでは価格が記載されているわけではなく、すべて量り売りとなりますので、買うものを決めたら1kg単価を教えてもらい、従業員と一緒に量りに載せて、重量を確認して値段を計算してください。

コロナ後最初の旅行はフーコック島に行こう!

フーコック島

フーコック島は2021年末に外国人旅行者受け入れの最初の観光地に指定されるなど、ベトナム政府が力を入れて観光誘致に取り組んでいる離島です。年々現地の楽しみ方も増えているので、以前来たことがある人も、再び訪れてみてください。がらりと変わった風景に驚くことでしょう。

ぜひコロナ後最初の海外旅行は、ベトナムのフーコック島を目指してみてはいかがでしょうか。

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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