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冬の長浜!大阪から日帰りで体験できる美しい雪景色を体験

記事投稿日:2022/04/01最終更新日:2022/04/01

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長浜

米原から湖北地域にかけては、冬の時期には日本海側のような豪雪地帯となることがあり、東海道新幹線が遅れることもしばしば。

大阪から日帰りでも通える長浜に2月に向かったとき、ちょうど大雪に見舞われました。雪が激しく降り続き、日本海側のような雪国の風景が広がっていました。思わぬタイミングで遭遇することになった雪の長浜の街歩きを紹介しましょう。

目次

長浜へのアクセスと交通

米原駅

各地から長浜へのアクセスですが、北陸側から向かう場合以外では、新幹線の駅でもある米原を目指します。新幹線のほか、京都からは在来線のJR琵琶湖線、名古屋方面から東海道線でもアクセス可能。車の場合は名神高速道路で米原JCTから北陸自動車道に入り長浜ICで降りると便利です。

長浜

長浜の主な見どころは長浜駅から徒歩圏内に集中しているので、特にバスなどを利用する必要はありません。とはいえバス路線も充実しており、米原や木之本方面に向かうバスが長浜駅から出ています。長浜の中心から少し離れたスポットに行くには、バス路線を確認して効率よく利用しましょう。

冬の長浜の魅力1:長浜城と琵琶湖の雪景色

長浜城

長浜駅から西側琵琶湖側にある豊公園内に、長浜城跡があります。ちょうど雪が降る中、模擬天守の長浜城(長浜城歴史博物館)があります。しかし長浜城歴史博物館は3月31日まで長期休館中のため、訪問した2月には閉まっていました。とはいえ長浜城に積もる雪景色は冬の時期でしか見られない貴重なものでした。

豊公園

この日は城の周り、総合公園の豊公園も雪景色。春は桜の名所として600本のソメイヨシノが咲き誇りますが、この日は桜ではなく雪が枝に積もっていました。雪山に来たような幻想的な風景に思わず見とれてしまいました。

琵琶湖

豊公園は琵琶湖に面した場所にあります。雪が積もる中、琵琶湖の畔を目指しました。しかし非常に強い風が湖面側から吹いており、途中で断念。この日は風も強く雪が積もった先に見える琵琶湖は凍りはしませんが、湖とは思えない荒々しい波が立っており、厳しい冬を体験した気持ちです。

冬の長浜の魅力2:慶雲館で冬の恒例・盆梅展

慶雲館

旧長浜港跡地の近くに国指定名勝の慶雲館があります。これは1887(明治20)年にできた迎賓館。前の年に明治天皇と皇后が京都から東京への帰りに大津から長浜まで船を使い、そこから鉄道に乗り換えるので待っている間に休憩できる場所ということで3か月余りの短期間で作られました。

慶雲館

慶雲館はそれを建設した長浜の実業家浅見又蔵氏の別邸兼迎賓館として使われました。6000平方mの敷地内に造られた総檜造り寄棟造。1935(昭和10)年に長浜市に寄付され、国の史跡に指定されました。その後庭園の復元が進み2006(平成18)年に国の名勝に指定。この日の庭園は一面雪化粧に覆われていました。

慶雲館

慶雲館では毎年1月から3月上旬にかけて、長浜盆梅展が行われています。2022年は71回目の開催。これは梅の盆栽で、梅の花が咲くこの時期に保存されている300鉢から90鉢を厳選しました。それを慶雲館の座敷に展示します。

盆栽と言っても大きいものでは3mに近い巨木、また樹齢400年という古木もあります。ちょうど雪が降る中、室内には個性豊かな盆梅の姿を愛でることができました。

冬の長浜の魅力3:長浜鉄道スクエアのみごたえある展示物

長浜鉄道スクエア

長浜鉄道スクエアは、慶雲館のすぐ目の前にあります。ここにはもともと旧長浜駅舎がありました。まだ鉄道が部分開業だった時代、大津と長浜の間は連絡船が運航することに。

その長浜側の駅として1882(明治15)年に港と一体化して完成しました。1903(明治36)年に現在地に二代目の駅が誕生後、駅舎は使用されなくなりますが、1983(昭和58)年に旧長浜駅舎鉄道資料館としてオープンします。

長浜鉄道スクエア

旧長浜駅舎鉄道資料館は、日本最古の駅舎として保存され、駅事務所や待合室、駅長室などが見学できます。その中には当時の雰囲気がわかるような人形が設置されている部屋があり、当時の暖炉のある部屋で列車が来るのを待つ様子がわかります。くしくもこの日は外が吹雪いており雪が積もっていたために、よりリアルな臨場感がありました。

長浜鉄道スクエア

旧長浜駅舎に隣接するように2000年(平成12年)に、長浜鉄道文化館が開館します。ここには北陸本線に関する鉄道資料が展示してあり一見の価値がありました。また鉄道模型もあります。さらに2003(平成15)年には、北陸線電化記念館も開館しました。これは実際の鉄道車両(D51蒸気機関車、ED70電気機関車)を展示しています。

冬の長浜の魅力4:曳山博物館で見える伝承芸能の粋

曳山博物館

長浜市曳山博物館は、長浜駅から東に広がる長浜黒壁スクエアの先にあるミュージアムです。ここには、毎年4月に行われる長浜曳山祭(ながはまひきやままつり)に関する展示物が収蔵されています。これは長浜八幡宮の春の例祭で、舞台付き曳山を使い子ども歌舞伎の上演を中心とした旧長浜町内の祭り。

曳山博物館

京都の祇園祭、高山市の高山祭と並んで日本三大山車祭のひとつといわれ、2016(平成28)年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。実際に使用される舞台付きの曳山が展示されており、撮影も可能。曳山を間近でみたところ、舞台がついている独特の形に見ごたえを感じました。

曳山博物館

長浜曳山祭は長浜城を築城した羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)によってはじまりました。現在も行われている源義家の武者行列を模した「太刀渡り」という行事は秀吉によってはじめられています。

またミュージアムでは実際の祭りの様子がわかる映像コーナーがあり、メインで活躍する、子ども歌舞伎で演じる子たちをはじめ、それを陰で支える若衆らの動きがみられ、伝統芸能が世代を超えて引き継がれていく様子がわかります。

冬の長浜の魅力5:雪の大通寺と長浜八幡宮

大通寺

大通寺(だいつうじ)は浄土真宗大谷派の寺院で、もともと僧坊と呼ばれる湖北地方の中心道場がありました。徳川家康により1602(慶長7)年に創建されます。

山門をくぐった境内には国指定重要文化財の本堂や大広間、客殿、国指定の名勝である含山軒庭園、蘭亭庭園など見どころが豊富でしたが、雪が激しく、残念ながら山門より奥に進めませんでした。

長浜八幡宮

長浜八幡宮は町の中心から少し東寄りにあります。長浜曳山祭の神社ということで雪の中を歩いてみました。1069年に源義家から発願があり、それを受けた後三条天皇の勅命により、石山本願寺から勧請されて創建されました。羽柴秀吉が長浜城主になってから復興がなされ長浜曳山祭りが行われます。

長浜八幡宮

ほかの場所同様、この日は雪に覆われており境内も歩ける場所が限られていました。それでも雪がない足跡の部分を歩き、拝殿の前に行くことができ、無事に参拝してきました。祭神は東御前が足仲彦尊(仲哀天皇)、中御前が誉田別尊(応神天皇)、西御前が息長足姫尊(神功皇后)です。

長浜のグルメ:山本屋魚濱のビワマス料理

山本屋魚濱

長浜は琵琶湖に面した町なので、琵琶湖で採れる淡水魚を食べたいところ。長浜駅近くにある山本屋魚濱では、ビワマス料理が味わえます。ビワマスとは琵琶湖にのみ生息しており、特に水深が深い長浜の周辺に生息している高級魚です。刺身をはじめ塩焼きや煮付け、てんぷらなどどんな料理にも相性が良いとのこと。

山本屋魚濱

今回は琵琶湖御膳二之重(3,300円)をいただきました。これは下にご飯が入ったビワマスの刺身が乗った重と、ビワマスをバター焼きした重のふたつのセット。

これにビワマスのカマの煮つけとアラで出汁を取った味噌汁が付き、ビワマス三昧が堪能できました。しつこさもなくあっという間に平らげ、至高のひとときが過ごせました。刺身と焼いたものが半々になっている、琵琶鱒御膳一之重(2,500円)は量を多く食べられない人向けです。

山本屋魚濱

  • 住所:滋賀県長浜市元浜町7-2
  • TEL:0749-59-3407
  • 営業時間:11:00~16:00、18:00~22:00
  • 定休日:火曜日
  • HP:山本屋魚濱

長浜のお土産処

黒壁スクエア

長浜のお土産処は黒壁スクエアを中心に、町中に大通じの門前町であるながはま御坊表参道が数多くあります。この日は雪がやむことなく降り注いでいたので、アーケードのゆう壱番街を中心に見て回りました。また長浜曳山博物館の目の前には2022年に誕生したばかりの話題のお店、湖のスコーレ(うみのスコーレ)があります。

おうみお土産小路

長浜を訪問した日は雪が降り続いたためか、早じまいをする店が多く、街中では十分な土産物を見ることができませんでした。しかし、長浜駅に隣接したおうみお土産小路では、長浜や湖北地域のお土産を販売。悪天候でも安心して買い物が楽しめます。満足のうちに長浜を後にしました。

湖北の入り口長浜は冬も美しい

長浜

長浜は羽柴秀吉以来北近江で発展した町、黒壁スクエアを中心に街中では見どころが豊富です。ただこの日は一日中雪が降り、想像以上に移動が困難。

しかし、すべて徒歩圏内に見どころが集中しているためか、一通りスポットが回れました。それ以上に、あらゆるものを白で覆いつくす雪景色は本当に美しくフォトジェニックに最適。ぜひ冬の雪が降る長浜に足を運んでみましょう。

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