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台南で行きたいおしゃれな「文青麺店」3選
食の都、台南と言えば「小吃(シャオチー)」と呼ばれるB級グルメが有名です。
数ある小吃の中でも特に人気の麺類は、台南に来たからにはぜひともいろいろ食べておきたいところ。屋台で汗をかきかき食べるイメージのある麺ですが、台南にはここ最近おしゃれな麺屋さんが続と々登場しています。
今回は、そのなかかから選りすぐりの3軒をご紹介します。
目次
文青麺店とは?
おしゃれな麺屋さんのことを、台湾ではよく「文青麺店」と紹介されています。
「文青」とは「文芸青年」または「文学青年」の略で、元々は芸術や文学を好む若者を指す言葉でした。しかし、10年ほど前に登場した「文青相機」というスマホアプリによって、サブカル好きな若者を表す言葉として使われるようになりました。
文青は、今回ご紹介する麺店以外にもカフェや民宿、フリーマーケットなどにもよく使われます。
台南のおしゃれ麺屋さん3選
ここからは、本題となるおしゃれな麺屋さんのご紹介していきます。お店の雰囲気や味を考慮し、筆者が独断と偏見で選んでいます。
葉明致麺舖
「葉明致麺舖」は細い路地にひっそりとたたずむ麺のお店ですが、ごはん時ともなるとたくさんの若者が路地で入店待ちをするほど人気のお店です。2階建ての建物をリノベした店内はカフェのようで、とても小吃を売っているお店とは思えません。
麺のメニューは15種類ほどあり、お値段も40~85元(約160円~340円)ほどリーズナブル。メニューによってはサイズや、汁ありと汁なし 麺の種類を選ぶことができます。
こちらは、もちもちした意麺と濃厚なゴマダレがよく合う「麻醬意麺」。
「葉明致麺舖」は麺屋として80年以上の歴史があります。
そのため、内装がかわいいからというだけでなく、この味を求めてやってくるお客さんも少なくありません。
土日祝日は、待つこともありますが行ってみる価値ありのお店です。
- 葉明致麺舖
- 住所:台南市中西區青年路226巷4號
- 営業時間:10:30~21:00(月曜休み)
鼻子過敏
鼻子過敏(アレルギー性鼻炎)を表す、何ともかわいらしい店名のこのお店は、南台大学の近くにあります。
シンプルで居心地の良い店内には、大学生たちが好みそうな雑貨や食品の販売コーナーもあります。
「鼻子過敏」の名物は、辛さのきいた麻辣(マーラー)麺です。
こちらはスープなしの「麻辣乾麺」。辛さは大中小の3種類から選ぶことができます。
食べているうちに鼻水が、、、もしかしたらこれが店名の由来なのかもしれません。
辛いものが好きな方には特におすすめのお店です。
- 鼻子過敏
- 住所:台南市中西區慶中街58號
- 営業時間:11:00〜14:00、17:00〜20:00(月、火曜休み)
當月麵店
細い路地にぽつりとたたずむ「當月麵店」は、大きな看板はないものの真っ白な建物が目印です。
店内も明るくシンプルなインテリアで、清潔感があふれています。
このお店のおすすめは何と言っても「雞湯麵」。
麺のタイプは3種類から選ぶことができ、大きな鶏肉がドンと入って100元(約400円)とは太っ腹です。コク深い鶏ダシスープが麺とよく合う大満足の一品です。
- 當月麵店
- 住所:台南市東區長榮路三段66巷23號
- 営業時間:11:00〜14:30、17:00〜21:00(土日11:00〜21:00)
麺のお供に「滷味」もおすすめ
ここまでおすすめの「文青」麺屋さんをご紹介してきましたが、麺を食べるなら「滷味(ルーウェイ)」というにもぜひ挑戦してみてください。
「滷味」とは、豚肉やタマゴ、豆腐などの食材を醤油ベースのスープで煮込んだ台湾風煮込みのことです。
麺のお店によくサイドメニュー用意されていることが多く、食材の入ったショーケースがあります。
気になる食材をお皿に入れ店員さんに渡すと、食べやすい大きさに切り、アツアツに煮込んで出してくれます。
煮込むスープには漢方が入っているため少々クセがありますが、日本ではなかなか出合えない味なので見つけたらぜひ試してみてくださいね。
台南にはまだまだ、味にも内装にもこだわった麺屋さんがたくさんあります。
なかなか気軽に旅行にいけない今日この頃ですが、次の台南旅行ではぜひ「文青麺店」へ足を運んでみてください。
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ロータス
- ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。