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恋の行方が明らかに?縁結びの聖地、島根県 八重垣神社を訪れてみた
今回の舞台は、島根県。出雲大社を筆頭に、神話に縁のあるパワースポットが多数存在する地域です。その中でも縁結びの聖地として名高い、松江市の八重垣神社。こちらの神社では、恋の行方がわかってしまうというちょっと変わった占いが人気です。どのような占いなのか(そして本当に効果はあるのか。笑)、早速訪れてみることにしました。
目次
八重垣神社とは
気になる恋の行方の前に、まずは八重垣神社がどんな神社なのかということをご紹介したいと思います。
八重垣神社の主祭神とされているのは、素戔嗚尊と稲田姫。素戔嗚尊といえば、八岐大蛇を思い浮かべたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。素盞嗚尊が八岐大蛇を退治するという神話の中で、稲田姫を避難させたのがこの八重垣神社周辺だと言われています。八岐大蛇から身を守るために、佐久佐女の森(現在の奥の院)に幾重もの八重垣を造り、稲田姫をお隠しになったのだそう。無事に八岐大蛇を退治した素戔嗚尊は稲田姫の両親の承諾を得て、正式な形でご結婚をされました。このような形での結婚は当時では珍しく、現在の結婚の形を作った2人として言い伝えられました。
現在では、強い絆を形にしたお2人の御加護のもと、夫婦円満や恋愛成就などのご利益を求め、全国からたくさんの人々が訪れています。
その愛の形の一つとして、境内では夫婦椿と呼ばれる木を目にすることができます。
稲田姫が植えたという2本の椿が地上で1本になったことから、愛の象徴として捉えられるようになりました。夫婦椿は、境内に3ヶ所あります。八重垣神社を訪れた際には、ぜひ探してみてください。
いざ、伝説の鏡の池へ
八重垣神社について知ったところで、楽しみにしていた縁占いへ。
占いに使う用紙は、神社の授与所にて購入することができます。お値段は、何と100円!用紙は選択制ではなく、上から順番にとっていく形なので、ここからもうすでに縁占いが始まっています。
神社の授与所を後にし、いざ鏡の池へ。先程ご紹介した夫婦椿を通りすぎ、奥の院まで向かいます。
歩くこと数分。鏡の池の入口へと辿りつきました。
案内に従ってさらに森の中を進んでいくと、ついに鏡の池とのご対面。
稲田姫が八重垣にお隠れになった時に飲料水とし、また御姿をお写しになられた池と伝えられています。どこか神秘的な雰囲気が漂っていました。
そんな神聖な場所を舞台に、縁占いが始まります。
先程購入した用紙を池に浮かべると、何やら文字が浮かび上がってきました。
「目的達成する 南と西 吉」と書かれていました。こちらの文字は用紙によって異なるようで、その時々にご縁の深い言葉が浮かんでくるようです。
言葉を確認したところで、赤い判のところに100円玉か10円玉を静かにのせ、心の中で祈りを捧げます。
しばらく眺めていると、用紙は池の底へ。
この沈むまでの時間と沈んだ場所が、縁占いを左右する大切な事項になります。
15分以内に紙が沈めば良縁は早く訪れ、30分以上かかれば良縁を結ぶには時間がかかると言われています。また、近くで沈めば身近な人と縁があって、遠くで沈めば遠くの人と縁があるとも言われています。
ちなみに私は、沈むまでの時間は20分・足元で沈んだので、縁が結ばれる速さは普通で、とても身近な人との結果が出ました。(え。誰だろう?笑)
ドキドキ・ワクワクする、新感覚の縁占い。八重垣神社に訪れたら、ぜひ挑戦してみてくださいね。
八重垣神社で縁の行方を占ってみよう
今回は、島根県松江市にある八重垣神社についてご紹介しました。島根県といえば出雲大社が有名だと思われますが、こちらの神社も負けず劣らず、素敵なパワーが感じられる場所になっていました。
今回は恋愛色強めでのご紹介になりましたが、恋愛以外にも仕事の縁やお金の縁など、どんな縁でも占うことができるのだそうです。(今思えば、私がいただいた助言は、仕事面でのことを表しているような気もしますね。笑)
気になっている縁があるという方は、八重垣神社を訪れて、縁の行方を占ってみてください。
八重垣神社
- 住所:島根県松江市佐草町227
- 営業時間: 9:00~17:00
- 公式サイト:八重垣神社
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南谷有美
- フリーランスのカメラマン。