こんにちは！日本一周勢の久光佑弥です。

約1年半をかけて、50ccの原付バイクに跨って日本一周をしてきました。カメラを片手に日本中を旅した僕が「訪れてよかった！」と思った場所を紹介していきたいと思います！

後半は旅で学んだことをまとめてみました。ぜひ最後までお読みください。

また前回、日本一周に興味がある方向けに記事を書きましたので、気になる方はそちらもお読みください。

＞＞＞【これを読めば日本一周に出発できる！】経験者が語る必要な準備とノウハウについて！

目次

• 僕の日本一周について！期間やルートなど
• 日本中を旅して訪れたおすすめスポットを紹介！
• 日本一周して感じたこと
• 一人旅は一人じゃない。たくさんの人に助けてもらいました。

僕の日本一周について！期間やルートなど

まずは僕の日本一周について、簡単にまとめてみます。

• 期間：2020年7月15日〜2021年12月23日
• 総日数：526日
• 総走行距離：25,347km
• バイク：スーパーカブ50pro
• トータルでかかった金額：約150万円

僕は2020年の7月に、北海道札幌から日本一周をはじめました。

おおまかなルートは、

こんな感じです（矢印書くのが下手くそですみません...）。

当初は北海道の札幌をでて、日本海側を通って反時計回りにグルっと回るつもりでした。ところが予定通り行かないのが旅の性...

途中でお金がなくなりました笑。

そもそも出発の時点で全財産が30万円ほどしかなかったので、大阪に着いた頃には全財産が数万円に...。

そこで、急遽デリバリーサービスのUberEatsを始めました。バイクさえあれば全国どこでもお金を稼ぐことができるため、お金がなくなったら都市に滞在して働くことが可能になりました。

先ほど旅の期間は526日と書きましたが、全て旅をしていたわけではなく、都市に滞在していた時間も含みます。（ちなみに緊急事態宣言が出たら、旅は中止して、デリバリーでお金を稼ぐようにしていました。）

本当は一筆書きで旅をしたかったのですが、途中季節の関係で北海道にいったりきたり...一筆書きではなかったのですが、なんとか達成することができました。

日本中を旅した僕が選ぶおすすめスポットを紹介！

日本一周で訪れたおすすめスポットをご紹介します。完全に独断と偏見で選んでいますので、予めご了承ください。

ニシ浜：沖縄県波照間島

ニシ浜は日本最南端の有人島、波照間島にある砂浜です。手付かずの自然が残るこの島では、豊かな自然や美しい海が広がっています。圧倒的な透明度を誇る海は、美しすぎて言葉も出ないほど。個人的に日本一周で一番印象に残っている場所で、シュノーケリングをして海亀と泳いだのは良い思い出です。ぜひ一度訪れてみてください。

ウィルソン株：鹿児島県屋久島

ウェルソン株は、鹿児島県屋久島の、縄文杉トレッキングコースの中腹でみることができます。屋久杉の切り株の中に入ることができ、空を見上げると、ハートの形が浮かんでいます。

屋久島では樹齢何千年もの屋久杉を何本もみることができて、奥に進むに連れて、自分が小人になったような不思議な感覚になりました。

ゴロタ岬：北海道礼文島

ゴロタ岬は日本最北の離島、礼文島にある岬です。深い青に染まった海と、日本とは思えないような美しい風景が魅力。訪れるならバフンウニが美味しく緑が美しい、6〜8月がおすすめです。北海道の北の端っこまで来たら、稚内で満足せず、是非北の離島を味わってみてはいかがでしょうか？

銀山温泉：山形県

銀山温泉は山形県にある歴史の古い温泉街です。「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われていて、大正ロマン溢れる街並みを楽しむことができます。日本の和の雰囲気が溢れるこの場所は、初めて訪れたのにどこか懐かしい感じがしました。旅人にも優しい日帰りの温泉もあり、宿泊こそしなかったものの、とても思い出に残っています。

軍艦島：長崎県

軍艦島は長崎港から約18km離れた場所に浮かび、石炭が全盛期の時代に栄えた炭鉱の島です。当時は世界一の人口密度を誇ったとか。現在は廃墟になっており、ツアーに参加することで島に上陸することができます。

溢れ出るニーアオートマタ感（わからない方すみません）。人類滅亡後の地球のような荒廃した雰囲気がたまりません。近年は老朽化が進んでいるようで、いつまでも今の姿が見られるわけではないそうです。早めに訪れておきたいですね...。

千里浜なぎさドライブウェイ：石川県

千里浜なぎさドライブウェイは、車で砂浜を走れる唯一の道路です。車だけでなく、バイクやバス、自転車など一般道路と同じように走行可能です。

海を横目に砂浜をバイクで走る感覚は日本中ここでしか体験できません。まるで自分が浜風になったかのように感じます。年々砂浜の面積が少なくなっており、いつか砂浜自体が無くなってしまうかもしれないそうです。

四国カルスト：高知県・愛媛県

四国カルストは愛知県と高知県に跨るカルストです。どこまでも広がるパノラマの風景や、放牧された牛たち、澄み渡る青空など、美しい風景が広がっています。

標高1,000〜1,500mの道路を走っていると、まるで天空を翔けているような気持ちになります。絶景に癒されたい方はぜひ訪れてみてください。

下灘駅：愛媛県

下灘駅は愛媛県にある駅の名前です。瀬戸内海にポツリと佇み、海を見渡せる駅として人気があります。特におすすめの時間帯は夕方で、日没時は瀬戸内海が夕日に染まり、フォトジェニックな風景が広がります。

しまなみ海道：愛媛県・広島県

しななみ海道は愛媛県の今治と、広島県の尾道を繋ぐ全長60kmの道路で、サイクリストの聖地としても知られています。個人的に瀬戸内海の淡い海の青さが本当に好きで、しまなみ海道をバイクで駆け抜けたことは今でも鮮明に覚えています。

今回は原付バイクでしたが、次は自転車で走ってみたいですね。

日本一周して感じたこと

いかがでしたでしょうか？正直ここには書ききれないことがたくさんありますが、日本一周した僕が選ぶおすすめスポットをご紹介しました。

途中でお金がなくなって、路上で写真を売って生活したこともありました笑。

それでも、日本中を自分の足で旅して、たくさんの絶景と出会えたことは、僕にとって一生の財産になりました。

一人旅は一人じゃない。たくさんの人に助けてもらいました。

そして何より、旅中はたくさんの人に助けてもらいました。

コロナ禍での日本一周。ニュースを見ては他県狩りのニュースに怯え、冷たい言葉を言われたりしないだろうかとドキドキしながら旅をしていました。

でも、想像していた以上に優しい人たちが多くて、「日本一周しているんだ！頑張ってね！」と声をかけてもらう機会がたくさんありました。

時にはご飯をご馳走してもらえたり、家に泊めてくれたり、差し入れをいただいたり。「初対面なのに、なんでこんなに優しくしてくれるのだろう？」と不思議になるくらい、多くの人に助けてもらいました。

人の優しさに触れ、いろんな人の価値観に触れ、たくさん助けていただいた分、これからは自分が誰かに、何かを返せるような生き方ができればいいなと思っています。

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう。それではまた。

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