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ソウルで最も古いパン屋さん!レトロなベーカリーカフェ「太極堂」
目次
創業1946年
奨忠洞にある太極堂(テグッダン)の創業は1946年。ということは戦後すぐですね。昔懐かしの姿を保つ「モナカアイス」や、昭和を彷彿とさせる佇まいに日本人も懐かしさを隠しきれません。
それもそのはず!元は「みどりや」という日本経営の製菓店が前身だからなんです。
創業者は「こんなに勤勉な韓国人は見たことがない」と言われるほど、必死で技術を学んだそうです。今でもこんなに"懐かしい"のは、当時の雰囲気をそのまま、製法もそのままに、こだわりのパンを作り続けたからに他なりません。それを裏付けるように、勤続50年以上の職人が未だに働いているのだそうです。
76年もこだわり続けたパン屋さんは、今でも変わらずソウル市民に愛されています。
レトロな店内
お店に入ると大きなシャンデリアがお出迎えしてくれます。2015年にリニューアルしたそうですが、レトロな雰囲気を残してくれたようです。お店の雰囲気も、パンの包装もレトロなコンセプトなので、昭和の時代にタイムスリップした気になります。
パンの種類も多いので目移りしますが、人気のメニューには、ちゃんと赤い印がついています。また親切なことにそれぞれのパンの説明もついてますので、スマホの翻訳機で説明を理解して購入できます。
人気メニュー1「モナカアイス」
とにかく代表的なメニューは「モナカアイス」。パッケージもレトロですが、モナカも"今どき"なモナカを想像してはいけません!ふわふわで、口の裏に張り付くようなモナカではなく、"圧縮された"という表現がぴったりなモナカです。クッキーに近いと言えばわかりやすいかもしれません。。。すみません表現力の限界です。。。
人気メニュー2「野菜サラダ」
普通に、コッペパンにサラダが挟まっているだけの素朴なサンドで、2時間以内に食べるようにという注意書きがあります。しかし、6,500ウォンという値段にびっくりです。確かにかなりのボリュームですが、普通の食事くらいのお値段です。
人気メニュー3「ウォルビョン」「シュークリームパン」
「ウォルビョン」は、日本のまんじゅうに似ていますが、中身は白あんにクルミなどが入ってるようです。
「シュークリームパン」は、卵たっぷり、クリームが溢れ出すくらいのボリュームで、飽きない味と評判だそうです。
カフェでまったり
<1階カフェ>
カフェは1階と2階にありますので、飲み物をカウンターで注文してお好きな席へ。かなり広いのでゆったりできますが、日頃から人が多いとのことなので、2階のほうがおすすめです。
<2階カフェ。奥に長く見えるのは鏡>
今回はコーヒーに「野菜サラダ」ではなく、少し似た感じの「たまごサンド」を買いました。「野菜サラダ」のボリュームに挑戦できなかったヘタレで申し訳ないです。「たまごサンド」も、なかなかのボリュームでした。
すべてを紹介できなくて残念ですが、ソウルに来たら一度は訪れてみてほしいお店です。
太極堂(テグッダン)
- アクセス:地下鉄3号線 東大入口駅 2番出口徒歩1分
- 住所:ソウル市中区東湖路24通り7
- TEL:02-2279-3152
- 営業時間:8:30~21:30
- 定休日:旧正月、旧盆
- 公式サイト:太極堂
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- 初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。