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コロナ後の旅行先候補に!ベトナム・ダナンの魅力2022年度最新版!
ダナンはベトナム中部にある港町で、近年ビーチリゾートとして注目されています。ホーチミン・ハノイに次いで国内3番目に人口が多く、約110万人が暮らす活気のある都市です。
しかし、「ダナンってどこの国?」と聞かれてしまうことも多く、ハノイやホーチミンに比べ、日本人からの知名度はまだまだ低いように感じています。
そこで今回は、ダナンに住んで6年目の筆者が、改めてダナンの魅力をお伝えしたいと思います!
目次
恵まれた環境と気候・治安の良さ
ダナンの気候
ダナンには雨季と乾季があり、乾季(2月~8月)は40℃近くまで気温が上がる一方、雨季(9月~1月)は20℃以下に下がることも。といっても、上着が一枚あれば過ごせるくらいの気温で、年間を通して過ごしやすいと思います。
10分でビーチへ!街と自然のバランスがとれた環境
ダナン市街からはタクシーやバイクで約10分でビーチに出ることができます。観光で訪れた際、ホテルにプライベートビーチがなくても気軽に海に遊びに行けるのは、かなり魅力的なのではないでしょうか。
ビーチ周辺は歩道があり、コロナ以前は散歩したり泳いだりヨガをしたりと、観光客のみならず地元の人でも賑わっていました。
また、ダナンは道幅が広く設計されており、ハノイやホーチミンに比べると人口も少ないため、あまり渋滞が発生しません。昨今大都市では大気汚染が深刻な問題になっていますが、ダナンは比較的空気がきれいです。
一方で、街中にはショッピングモールやカフェ・市場などが立ち並び、とても活気があります。
<ダナン市街地>
ダナンは、ベトナムの活気と自然の豊かさ両方を体感できる、とても良い環境だと思います。
治安の良さ
5年間ダナンで生活してきて、私自身は危険な目に遭ったことはなく、スリや置き引き等もほとんど聞いたことがありません。例えばカフェでPC作業をしている現地の人が、席に荷物を置いたままトイレに行っているのをよく見かけるほどです。
とはいえ観光で訪れる際は、油断は禁物。近づいてくる人は信用しすぎず、貴重品は持ち歩くようにしましょう。
物価が安い!日本の3分の1!?
筆者がホーチミンやハノイのカフェに入ると、ダナンと比べて高いと感じることが多いです。つまりダナンの物価はベトナム中でも比較的安い印象です。年々上昇傾向にはありますが、日本の3分の1ぐらいの感覚です。
例えば、ダナンの物価はだいたい下記のようなイメージです。
- ベトナムコーヒー:一杯1万5000ドン(約75円)
- フォー:一杯5万ドン(約250円)
- マッサージ:50〜60万ドン(約2,000〜3,000円)
- 空港から市内へのタクシー代:8〜10万ドン(約400〜500円)
<砂糖+練乳を混ぜて飲む、甘いベトナムコーヒー>
貝のレモングラス蒸しがおすすめ!おいしい食べ物が魅力
日本ではフォーや生春巻きが有名ですが、実はベトナム人はあまり食べません。代わりに、日本ではあまり知られていないおいしい食べ物がたくさんあります!
シーフード料理
ダナンは海が近いため、魚やイカ、エビ、貝などのシーフード料理がおいしいです。
筆者のおすすめは、こちらの貝のレモングラス蒸し!日本人から人気があります。
また、こんな白身の焼き魚にマンゴーを添えた料理もあります。
シーフードが提供されるお店は、居酒屋のようなスタイルの場所が多く、いずれも大人数でつついて食べます。
ダナン名物ミークアン
ベトナムといえば、麺料理。ダナンの名物「ミークアン」は、小麦から作られた幅広の麺を使った麺料理です。鶏肉や豚・牛肉や卵に香草をトッピングし、ダシ汁と絡めていただきます。地元民の間では、フォーよりもミークアンがポピュラーです。
コムガー
米料理も豊富で、お隣ホイアンの名物として有名なコムガーは、ダナンでも食べられます。コム=米、ガー=チキンで、文字通り「チキンライス」です。肉の出汁で炊かれたご飯は鶏肉との相性抜群です!
SNSでも話題に!近郊も見どころ満載!
世界遺産ホイアン
ダナンからは、ベトナム屈指の観光地である世界遺産の街、ホイアン旧市街にも日帰りで行くことができます!ダナン市内からタクシーで40分ほどで到着します。
個人的には、日が沈み始める夕方から夜にかけて訪れるのがおすすめ。歴史的建造物が軒を連ねる旧市街にランタンが灯り、幻想的な風景が広がります。
「神の手」で話題のバナヒルズ
また、タイムズ紙の「世界で訪れたい観光地2018」でトップ100に選出され話題になった名所、「ゴールデンブリッジ」があるバナヒルズ(Ba Na Hills)にも、ダナン市内から約1時間で訪れることができます。
バナヒルズはダナンの山頂に広がるテーマパークです。山頂までのロープウェイは世界で2番目に長いケーブルカーとしてギネス認定されているそう。高原なので涼しく快適で、中世ヨーロッパの街並みが再現されたパーク内も面白いので、ぜひ訪れていただきたいスポットです。
まとめ
ベトナムへの入国については、2022年1月現在、一部往来が解除されたものの、依然として旅行者の入国は難しく、観光客が戻らない日々が続いています。
まだ先は読めない状態ですが、ベトナム政府は2022年中に徐々に観光客受け入れを再開していくとのこと。ぜひ、ダナンを旅先の候補の一つに入れていただければと思います!
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Blue
- 2016年よりベトナム・ダナン在住。アジアを中心に海外旅行が趣味で、ASEANはすべて渡航済み。一番好きなベトナム料理は、バインセオ。