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新潟全酒蔵の代表銘柄を唎き酒できる「ぽんしゅ館」
こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
新潟県は日本有数の酒処です。コシヒカリで代表されるコメの産地でもある新潟県は特に日本酒も有名。でも日本酒は悪酔いするから苦手...と言われる方が多いのも事実。しかし、本当に旨い酒を飲めばそんなことも吹き飛ぶでしょう。この記事で紹介するのはJR越後湯沢駅のCoCoLo湯沢内にある『ぽんしゅ館』。駅構内にこんな素敵な施設がありますので、ぜひわざわざ(笑)立ち寄ってくださいね!
※今回の記事で紹介するのは越後湯沢驛店ですが、新潟驛店と長岡驛店もあります。ぜひぜひお立ち寄りください!
【目次】
CoCoLo湯沢
新潟県の越後湯沢駅、長岡駅、新潟駅構内には『CoCoLo』と呼ばれるショッピングゾーンがあります。この『CoCoLo』はJR東日本の子会社が運営しています。越後湯沢駅にあるのは『CoCoLo湯沢』です。
『CoCoLo湯沢』はJR越後湯沢駅改札前に越後の食・酒・銘品を取り扱う一大ショッピングゾーンになっています。食べて飲んで、新潟の魅力をまとめて体験できるスポットでもあります。新幹線の待ち時間を有効活用できるスポットですが、あえて早めに駅に着いてぶらぶらと品定めしたいところでもあります。
- 住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427-1
- 公式HP
※営業時間・定休日は店舗によって異なりますので公式HPにて確認してください。
ぽんしゅ館で"唎き酒"
CoCoLo湯沢内にあるのが"ぽんしゅ館"。ぽんしゅ館は特に厳選された商品が揃う店舗です。そのぽんしゅ館の中に唎き酒コーナーがあります。日本酒が好きな方にはたまらないコーナーでもあります。唎き酒=試飲なので自分の好きな銘柄を見つけることができるかもしれません。
さぁ唎き酒コーナーへ入りましょう!店内からぷーんと日本酒の香りが漂ってきましたよ。
唎き酒コーナーは、まず受付で500円を支払い、専用コイン5枚とおちょこを受け取ります。
いろーんな日本酒が店内には並んでいます。もちろん新潟限定の日本酒もありますよ。
唎き酒コーナーは1番からず~と横へ約15mも(笑)。利用方法はカンタン。受付でいただいたコインを握りしめ、じっくりと説明を読みます。気になった酒のところにおちょこを置き、表記されているコインの枚数を投入するとおちょこ1杯分のお酒が注がれます。コインの枚数は1枚のところもあれば、3枚のところもあれば5枚のところもある。蔵や銘柄によって異なります自分の直観に頼りましょう!
こんな感じでずらーと並んでいます。
97,101,102...。
正面から見るとこんな感じ。壮大な...としか言葉が思いつかない。。。
130,131,132。最後は梅酒、焼酎、ワインと続きます。
カウンターには限定ものの日本酒もあります。右の白瀧酒造のSEVENは何とコイン7枚、中央の越乃梅里の大吟醸厳守はコイン4枚。特別な日本酒も唎き酒に出ていることもありますので要チェックです。
唎き酒コーナーおすすめのお酒です。このように具体的に説明書きがあるととても参考になります。ここに説明書きがあるお酒もすべてテイスティング可能です。
ぽんしゅ館での日本酒売れ筋ランキングです。昨年2020年の年間ランキングと5月~6月のランキングが貼り出されています。年間ランキングと5月6月ランキングが一致しないので、季節によって人の好みが変わるからなのでしょうね。
ちなみに1位の「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」は全国的に有名な日本酒ですが、湯沢限定があるなんて知りませんでした。なお、唎き酒も可能で、これはNo.65で飲むことができます。
日本酒に合うと言われているお塩。ここでは塩のテイスティングも可能です。舌に塩を含みながら日本酒を飲むと口の中に日本酒の旨味が広がりますよ。
唎き酒コーナーにある"なまきゅうり"。ちょっとしたつまみとしてきゅうりは最高です。適度な水分も補給できますので日本酒とは相性抜群です。
いくら唎き酒と言ってもこんなに飲まないように気をつけたいものです(笑)。また新幹線の乗り遅れも注意が必要です。ついつい...にならないように。
日本酒は嗜むのが一番。吐くまで飲まないように。
悪い見本の人形たちが入口を占拠しています。。。
※ぽんしゅ館 越後湯沢驛店の営業時間は10:00~18:30です。変更されることもありますので公式HPにてご確認ください。
駅の酒蔵とぽんしゅ館魚沼商店
こちらは新潟県の酒類専門店です。販売コーナーになります。
酒類以外に置いてある商品もこだわりがあります。"ぬれ餅"なんて渋いなぁ~。
ぽんしゅ館オリジナルのエコバックです。
新潟県北部の村上市は鮭の名産地。冬になるとこのように鮭を家々の軒先につるす"塩引き鮭"を見ることができます。
新潟県の土産品が所狭しと並びます。
ぽんしゅ館オリジナル商品で人気第2位は、クリームチーズタルトケーキ「綿雪タルト」です。
ぽんしゅ館オリジナル商品で人気第1位は、酒チョコレートブラウニー「雪國れんが」です。
日本酒の糀を使った化粧品類もあります。「糀肌」というブランドでロート製薬と古町糀製造所の共同製作です。
雪色ソーダはピーチ味、カベルネ味(ぶどう)、ル・レクチェ味などがあります。新潟県のご当地サイダーです。
新潟県は"カレールー"の購入量が全国1位でしたが、現在は全国3位(笑)だそうです。なのでレトルトのカレーもたくさんの種類があります。
今や日本のコシヒカリの代名詞となった"南魚沼産のコシヒカリ"。ここではさらに"しおざわ産"のコシヒカリを羽釜で炊いて握った爆弾おにぎりを販売しています。
こちらは瓶詰のご飯のお供や調味料。ついつい目移りして、何個も買ってしまいます。
"甘酒"は飲む栄養ドリンクと言われています。大人から子供まで栄養補給に重宝されています。麹だけで作った甘酒ですので栄養満点です。
日本酒類が有名ですが酒器もたくさん販売しています。
おちょこです。値段も手頃だし持ち帰りやすいので日本酒好きな方へのお土産でいかがでしょうか?
醤油も多種多様なものがあります。
さらに味噌も多種多様...。
越後湯沢のかぐら南蛮"からいすけ"です。かぐら南蛮は新潟県中越地方で採れる野菜のこと。からいすけというのは「からいよ~」という意味です。ご飯のお供です。
柿の種の元祖"浪花屋製菓"の各種柿の種です。缶に入っているのが基本商品。チョコレートをまぶした"柿チョコ"も売れてます!
はい、南魚沼産のコシヒカリです。
日本酒も各種銘柄が揃っています。
各種酒類です。
ワンカップも充実しています。新幹線の中で一杯というのもいいですね。
がんぎどおり・中央いちばは土産物店のデパート
越後湯沢駅の改札前には『がんぎどおり』があります。ここもCoCoLo湯沢の店内になります。"がんぎ"を漢字で書くと"雁木"。雁木通りとは冬に歩行者通路を確保するために家屋の一部やひさしなどを道路側に延長したものです。こちらのがんぎどおりでは土産店が並ぶショッピングスペースになっています。
各商店がそれぞれ新潟県のおみやげ品を販売しています。
結構広いスペースで営業されていますので、見て回るのも大変(楽しい)です。
店によって販売している商品も異なります。商品が重ならないように工夫されています。
新潟名物の"笹だんご"。各メーカーの笹だんごが販売されています。種類も豊富です。
テレビ番組でもよく紹介される"岩もずくのり"です。新潟はご飯が美味しいところだけに「ご飯のお供」も美味しいものが多いです。
そして越後湯沢駅で特におすすめなのが"お六饅頭"です。甘党の方はぜひお試しください!
がんぎどおりの隣には"たべあるき横丁"があります。新潟名物も食べられますので、お腹がすいていたらおすすめです。
越後湯沢に来たら絶対に外してはいけない中野屋湯沢本店の"へぎそば"
全員一致で「美味しかった」との報告が...。実は僕、新幹線の時間が迫っていてへぎそばを食べることができませんでした...(写真だけは撮った)。トホホ。
越後湯沢駅前にある中野屋湯沢本店は"へぎそば"の名店。へぎそばとはそばのつなぎにフノリ(海藻)を使用した、ツルツルとした食感と強いコシのそばのこと。ぜひご賞味いただきたいそば屋です。ただし、いつも混んでいますので時間に余裕をもって利用してくださいね。また営業時間内でもそばが売切れたら営業終了になりますのでご注意ください。
ちなみにへぎそばのへぎとはそばを盛る器のこと。大概の店がこのように杉材や欅材で作られた長方形の箱に、何人前ものそばが盛られて出てきます。写真は2人前です。
天ぷらの盛り合わせです。
天ぷらは地元で採れた野菜を中心に揚げているそうです。
中野屋 湯沢本店
- 湯沢本店住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2-1-5
- 営業時間:11:00~20:00 ※ただし、そばがなくなり次第終了になります。
- 定休日:毎週木曜日
- アクセス:JR越後湯沢駅の東口から徒歩3分 ※駐車場あり
- 中野屋公式HP
※塩沢店(新潟県南魚沼市南田中534-89)もあります。
※当記事は2021年7月に訪問した時のものです。詳細につきましては公式HPなどを事前に確認してください。
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。