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ローカルコンビニ巡りのススメ~全国の有名ローカルコンビニ一覧付き~

記事投稿日:2021/08/07最終更新日:2021/08/07

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コンビニエンスストア

あなたは地方への旅行などで「ローカルコンビニ」に入ったことはありますか? 「一度ハマると抜け出せない」ともいわれ、全国のローカルコンビニを訪ねるのを趣味にしている人もいるほど奥が深いのがローカルコンビニの世界。今回は、ローカルコンビニの概要と、日本各地の個性豊かなローカルコンビニを紹介します。

目次

<1. ローカルコンビニとは>

<2. 全国の有名ローカルコンビニ>

1. ローカルコンビニとは

「ローカルコンビニ」とは、その名の通り地域限定のコンビニであり、特定のエリアにのみ店舗を展開しているコンビニです。地方限定のコンビニチェーンのほか、都会のライフスタイルに合わせた都市部限定のコンビニチェーンもあります。

地域に密着した商品構成やサービスで、地元の人々から根強い支持を集めるローカルコンビニ。中には、地元の人にとって、全国チェーンのコンビニ以上になじみの深いコンビニもあるようです。

1.1 ローカルコンビニの魅力とは

日本各地で、その場所にしかないローカルコンビニに入ってみるのも旅行の楽しみのひとつ。日本国内であっても、今までに見たことがない看板のコンビニに入るのは、海外のスーパーに通じるようなワクワク感がありますよね。

店舗数の少ないローカルコンビニは小回りがきくため、全国展開しているコンビニに比べ、地元の有名店とのコラボレーションや地元食材を使った商品開発などがしやすく、オリジナリティのある商品展開ができるというメリットがあります。そのため、全国チェーンのコンビニでは見かけないようなユニークな商品の数々に出会うこともできます。

あえて24時間営業をしないことでコスト削減を図り、リーズナブルな地元価格で新鮮なお弁当を提供するなど、価格面での差別化を図っているローカルコンビニも。

オリジナル商品以外にも、地元企業から仕入れたローカルなお菓子や飲み物を販売しているローカルコンビニも多いので、旅のお供やプチプラ土産の調達の場としても活躍してくれるでしょう。

1.2 ローカルコンビニの現在

一部に根強い人気を誇るローカルコンビニですが、その歴史が順風満帆だったわけではありません。現在のコンビニの3強といえば、全国に展開するセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの3社。

1989年の「サンチェーン」とローソンの合併をはじめとして、全国の小規模なコンビニチェーンの統廃合が進みます。2000年以降は、コンビニの新規出店に適した場所がほぼ押さえられていたために、大手コンビニチェーンによる中小コンビニチェーンの買収が加速しました。

2015年に「ファミリーマート」に買収された「エブリワン」、メガフランチャイズ契約により、2016年以降順次ローソンに転換された「セーブオン」など、ローカルコンビニが全国チェーンの大手コンビニに吸収されたり、従来の看板を下ろし、大手コンビニの店舗として業態転換をしたりする動きが相次いだのです。

その結果、今ではずっと同じ場所で同じ看板で営業しているローカルコンビニは少なくなっています。中小企業が大手企業と戦うのが難しいのは、どの業界も同じこと。だからこそ、現在も存続しているローカルコンビニは、地域限定ならではの独自性を発揮することで生き残ってきたといえるでしょう。

2. 全国の有名ローカルコンビニ

一時期より少なくなったとはいえ、全国津々浦々を旅すれば、他の地域にはないローカルコンビニにお目にかかることができます。ここでは、全国にあるおもなローカルコンビニとその特徴を紹介します。

2.1 セイコーマート:ローカルといえど北海道では店舗数1位!

「セイコーマート」は、北海道に1078店、関東に92店を展開する北海道発のローカルコンビニチェーン。ローカルとはいえ北海道では店舗数第1位の座を死守しており、北海道の人々にとっては、全国区の大手チェーンよりなじみが深いともいわれます。

実はこのセイコーマート、札幌に1号店を開業したのは1971年8月のことで、現存する日本最古のコンビニでもあるんです。さらには、日本生産性本部が行う顧客満足度指数調査で5年連続全国1位(コンビニ部門)に輝いており、「大手が勝てないローカルコンビニ」ともいわれています。

その人気の秘密は、豊富な品揃えと価格の安さ。首都圏に比べると平均年収が高くない北海道のコンビニだからこそ、北海道のお客様が買いやすい価格を大切にしているのだそうです。

「ホットシェフ」と呼ばれる店内調理のお弁当や、種類豊富なお惣菜も安くておいしいと評判。添加物はなるべく使わないようにしているといいます。加えて、自社農場の規格外のメロンを使用した「北海道メロンソフト」など、「もったいない」精神を発揮して、地域の食材を活かした商品開発も行っており、環境や地域と向き合う姿勢も好感を得ているようです。

そのかわり、「他のコンビニがやっていることはしない」というポリシーがあり、例えばおでんの販売はなし。取捨選択をして徹底的に「北海道のお客様」のニーズに応えることで、ここまで愛される存在となったのですね。

2.2 オレンジBOX、オレボステーション:福井にある「ダイニングコンビニ」とは

「オレンジBOX/オレボステーション」は、お惣菜屋さんとコンビニがドッキングした新しい形のコンビニ「ダイニングコンビニ」を全国で初めて展開する福井県発のローカルコンビニ。

毎日約30種類のお総菜が並び、100gから好きなだけ量り売りで購入することができます。お惣菜は、安全安心な食品を使って店内やグループ会社の直営工場で作られたものばかりで、どれもおいしいと評判。目の前で調理されたものがそのまま並ぶこともあり、出来たてのアツアツが食べられるのがうれしいですね。

量り売りのお惣菜を詰めて自分好みのお弁当が作れる「ランチバイキング」も好評(休日は実施しない店舗あり)。イートインスペースが設けられているので、購入したお弁当やお惣菜はその場で食べることができます。さらには麺類やカレー、丼ものを注文できる食堂まで併設されていて、「食べ物を買いに行くコンビニ」としてだけでなく、「食事をしに行くコンビニ」としても利用できるのです。

コンビニセクションでは、市場で仕入れた新鮮な野菜や果物が並んでいるのがオレボステーションの特徴。全国区の大手コンビニでは見かけないメロンやスイカなどが店頭に並ぶこともあります。一般的なコンビニで売られている商品群はだいたい網羅していますが、特にお酒が充実していて、全国のご飯のお供や酒の肴(さかな)なども手に入ります。

2.3 アンスリー:大阪、京都の駅ナカコンビニ

「アンスリー」はおもに大阪と京都の駅ナカで展開するローカルコンビニで、京阪電気鉄道(京阪)と南海電気鉄道(南海)の駅を中心に出店しています。

コンビニというよりは「売店」といった風情の小さな店舗もありますが、一部店舗では、大起水産のお寿司や成城石井のお菓子なども取り扱っており、コンビニとしてはワンランク上の商品もラインナップ。駅ナカコンビニらしく、一部店舗では地方の駅弁が数量限定で入荷することもあり、通りかかったらどんなものがあるかついついのぞいてみたくなります。

沖縄や九州の銘菓やドリンク、おつまみなどを集めた「沖縄九州フェア」、近畿各県で人気のお土産菓子やアイスクリームなどを集めた「近畿フェア」など、期間限定で選りすぐりの商品を取り扱うフェアも盛ん。

レシートで応募すると抽選でさまざまな景品が当たるキャンペーンなども開催しており、期間限定商品の販売やイベントを楽しみにしている利用者も多いようです。

2.4 リトルスター:宮城県に1店舗だけ!のコンビニ

「リトルスター」は、宮城県大崎市にあるローカルコンビニ。1979年に1号店をオープンし、最盛期には東北に35ほどの店舗を展開していましたが、2012年には宮城県内でのみの展開となり、しだいに店舗数が減少。現在では宮城県の本部脇に1店舗が残っているだけという、ある意味非常にレアなコンビニです。

営業時間は7:00~19:00と、コンビニにしては短め。韓国の激辛カップ麺や「鬼滅の刃」柄のマスク、「ハリーポッター」の百味ビーンズなど、定期的に新商品を入荷しており、リトルスターの公式Twitterでも商品情報を発信しています。

かつてはローカルなラジオCMが流れていたそうで、当時を知る地元の人々にとってはノスタルジーを誘う存在のよう。

2.5 くいしんぼ如月:高知の弁当&コンビニ

「くいしんぼ如月」は、高知県内に16店舗を展開するローカルコンビニ。コンビニと店内調理のお弁当屋さんが合体したようなスタイルが特徴で、店内にお弁当の注文コーナーと厨房があります。

もちろん一般のコンビニ同様、お菓子や飲み物などさまざまな商品が販売されているのですが、「くいしんぼ如月」といえば、「チキンナンバン」。「高知県人のソウルフード」とも呼ばれるほどの人気と知名度を誇り、あまりにもなじみが深いため、県外にも「くいしんぼ如月」があると思っている高知県民もいるといいます。

「一度食べたらやみつきになる」という噂の「チキンナンバン」、高知を訪れたら一度は食べてみたいですね。


今回紹介した店舗以外にも、全国各地には多種多様なローカルコンビニがあります。旅先などで見つけたらぜひ入ってみてはいかがでしょうか。

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