ベトナムのフーコック島で巨大サファリパークを満喫

ヴィンパールサファリの入口

ベトナムのフーコック島は近年世界のメディアから注目を浴びているメコンデルタに位置する離れ小島。ベトナム最大面積を有する離島であり、近年の政府自治体主導の観光開発により、一躍アジアで人気のリゾートアイランドに成長しました。

そこで、今回はフーコック島で子供から大人まで楽しめるエンタメスポット「ヴィンパール・サファリ」をご紹介します。

目次

ベトナムで最初かつ最大のサファリパーク

ヴィンパール・サファリ

ヴィンパール・サファリは、ベトナムで最初のサファリパークとして2015年に開業。ベトナムには民間企業最大手の投資開発グループ「ヴィン」と言う会社があり、そちらが運営元になっています。ちなみにヴィンパールサファリは、広大なヴィングループの敷地内にあり、5つ星ホテルや18番ゴルフ場、遊園地なども同敷地に併設していて、2021年にはベトナム最大規模のカジノも開業しました。

ヴィンパールサファリの歩き方

ヴィンパール・サファリ

ヴィンパールサファリはサファリゾーンと動植物園ゾーンの2つに分かれています。園内は非常に広く、事前申し込みのオプションでジープをレンタルすることができるほどです。ベトナムの炎天下ですべて歩いて回ると、小さなお子さんだけではなく大人も大変ですので、最初にどの動物を見て回るか、ざっくりとルートを決めておくのがいいでしょう。

サファリゾーンに最初に行くのがおすすめ

ヴィンパール・サファリ

基本は動植物園ゾーンを周ってサファリゾーンへ行くルートが一般的ですが、おすすめは最初にサファリパークを楽しむことです。ただし、道中は動植物園を跨ぐので、ここでもしっかりと動物たちを見学しておきましょう。サファリパークはおよそ30分程度で終わりますので、その後に動植物園ゾーンで行きたいところをじっくりと回るのがおすすめ。

逆にサファリパークを最後に回してしまうと、体力が残っていなくて「もう疲れたから帰ろうか」とげんなりしてしまう可能性があります。フーコック島は熱帯気候なので、日本のアウトドア観光とは陽気の質がまるで違うことを覚えておいてください。

サファリパークを楽しもう!間近で大型動物を見られる

ヴィンパール・サファリ

サファリパークは御覧のサファリバスに乗車して、車窓から動物を見学します。動物はゾウやキリン、トラなど大型種も多く、非常に見ごたえがあります。また、半野生のため動物の生態がよくわかり、柵も必要最低限しかありません。安全を重視した日本のサファリよりも迫力があるかもしれません!

ヴィンパール・サファリ

ヴィンパールサファリは開園当初でなんと3,000個体以上(動植物園含む)の動物が飼育されていて、日本では滅多に見ることができない、ラクダやオリックス、ボンゴといった草食動物も見学することができます。また、希少動物であるホワイトタイガーとホワイトライオンは必見です。ちなみに、ベトナムではいまも山岳地帯にて野生の虎やゾウが発見されているから驚きですね。

バードショーも無料で見学できる!

ヴィンパール・サファリ

サファリパークを楽しんだあとは、動植物園を歩きながらバードショーの会場へと向かいましょう。1日複数回の定時開催となっているので、最初に時間を確認しておくのもいいかもしれません。

こちらは屋外ショーで、さまざまな鳥がフライングショーを披露して観客を盛り上げてくれます。また、その他には観客参加型のイベントも開催。大きな蛇を持ったり首に巻き付けたり......、こちらも見ごたえがあります。

最後はズールーダンスで締めくくる

ヴィンパール・サファリ

園内では南アフリカのズールー部族に伝わるズールーダンスを鑑賞することができます。こちらは1日3回行われ、時間帯によって開催場所が移りますのでご注意ください。

おすすめしたいヴィンパールの滞在方法

ヴィンパール・サファリ

今回ご紹介したヴィンパールサファリは、動植物園をどれだけじっくり回るかで滞在時間が大幅に変わりますが、気温が高い日は熱中症の心配もありますので、開園時間(朝9時)に訪れて、お昼過ぎには園を後にするのがいいでしょう。半日及び1日観光する場合は、冒頭でご説明した車を貸し切るのがおすすめです。

また、ヴィンパールサファリは隣接している遊園地やリゾートホテルの宿泊券とのセット購入で割引が効くので、そちらを検討するのもおすすめ。子供連れのファミリー層だけではなく、会社の社員旅行など団体でも満喫できるはずです。

ヴィンパールサファリ Vinpearl Safari Phu Quoc

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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