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【コロナと暮らす】アウトドア大国イギリスでキャンプに行ってきた!~キャンプの楽しみ方も4つご紹介~

記事投稿日:2020/09/11最終更新日:2020/09/11

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新型コロナウィルスのため3月よりロックダウンしていたイギリス。2020年8月現在、一部の地域を除いてロックダウンは解除され、パブやレストランも再開され少しずつコロナと暮らす新しい社会が動き始めています。

毎年、夏のバカンスを何よりの楽しみにしている人が多いイギリス。ヨーロッパなど近郊の海外へのホリディを強行する人もごくまれにいますが、スペイン、フランス、クロアチアなどが次々に解除されていた帰国後の2週間の自主隔離を再び義務付けるなど、いまだに先の読めない現状です。そのため、今年の夏は海外へ行く人はごく少数。そこで、ホリディの気分を味わえ密にならずに自然を堪能できる、イギリス国内でのキャンプが大人気になっています。9月いっぱいまでほぼすべてのキャンプ場が予約で埋まっているほどの状況です。

コロナ後、イギリスでは2020年7月よりキャンプ場が再オープンしました。今回は、ロックダウン後初イギリス南西部のデボン州に筆者が1週間キャンプに行った様子をお伝えします!

目次

イギリスはアウトドア大国!

イギリスと言うと天気がイマイチな国というイメージがあるかもしれませんが、キャンプを含め、実はアウトドア大国ってご存じでしたか?

イギリス人はみんな自然が大好きで、ハイキングやサイクリングなどは、幅広い年齢層から楽しまれる国民的な休日の過ごし方になっています。また、犬を飼っている人も多いため、ペットといっしょに楽しめるホリディということもキャンプが日本より普及している理由かもしれませんね。

清潔で快適なキャンプサイト

今回筆者が訪れたキャンプサイトはこちら。イギリス南西部デボン州の南海岸に面したダートマスと言う街のそばのキャンプサイトです。利用料金は、電源のとれるテントピッチで1泊約30ポンド(1ポンド約140円、4,200円程度)とリーズナブル。

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テントばかりでなく、キャンピングカーやキャンピングトレイラーを持っている人も多くキッチンや簡易トイレを備えたキャンピングカーはとても便利そう。ただし、実際に運転することを考えるとレンタルすることもなかなか躊躇してしまいます。

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キャンプ場に着いたらまずはテントを張ります。日本のように寝袋を引いたらいっぱいになってしまうようなコンパクトなテントはごくごく少数派。イギリスでは、最低数日から1週間、長い人は2週間ほど滞在する人が多いため、大き目サイズで快適に過ごせるようにさまざまな工夫をしています。

キャンプあるあるですが、テントを張っている最中に険悪になっているご夫婦をよく目撃します。毎年キャンプに行っている当の筆者も、テントを張るときがその年一番の夫婦喧嘩をするというのがもっぱらの恒例です。特に、風が強いときなどにテントを張らなければならないときはイライラが一層募る試練の時間です。筆者のテントは5人用でベッドルームとフロントの部分に分かれており夫婦、幼稚園児一人の3人で数日滞在するのにちょうどいい大きさで、もろもろの付属品も込みでアウトドアショップで350ポンド(1ポンド=約140円、約49,000円)程度で購入したものです。

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こちらは、食器を洗ったりする共同の洗い場です。(ソーシャルディスタンシングの関係で一回に6人まで入室可能びなっていました。2020年8月現在)

キャンプサイトにはキッチンがついているところは少ないため、長く滞在する人は冷蔵庫や簡易コンロを持参して、お湯を沸かしたり、レトルトのものを温める、ソーセージを焼く、パスタをゆでるなどの簡単な食事を楽しみます。一杯のコーヒーを淹れるにもいつもより時間のかかるキャンプですが、むしろのんびり淹れたコーヒーを澄んだ空の下でゆっくり楽しむ、というのもまたキャンプのだいご味ですよね!

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ゴージャスとは言えないものの個室のシャワーとトイレもあります。こちらもコロナの関係で一日に6回お掃除が入るため、とても清潔で1週間の滞在で不自由することはありませんでした。

イギリスキャンプの楽しみ方

その1:ウォーキング

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イギリス南西部に位置するデボン州は温暖な気候で、海岸線と荒涼とした丘陵地帯が織りなす美しい風景が続きます。海を見渡せる絶景のハイキングコースも多くあり、2~3kmののんびり歩いても1時間程度、というようなものもあるのでぜひおすすめです。

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公共のフットパス(※)はきちんと整備されており、道表示もしっかりあるので安心です。

※編集部註:フットパスとは「歩くこと(foot)を楽しむための道(path)」。主に歩行者に通行権が保証されている道のこと。昔からあるありのままの風景を楽しむための道として、フットパス発祥のイギリスには国内に網の目のように走る公共の散歩道があります。

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とにかく絶景。心が洗われる風景が広がります。

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イギリスのフットパスには牛が普通にいます。乳牛は気が穏やかなため集団でいても、怖がらず静かに通過すればOK。角のある雄牛(Bull)がいた場合は注意が必要で、攻撃されないように遠まわりをするのがベター。

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フットパスの先には、隠れたビーチへ。

その2:ビーチで心をリチャージ!

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海の近くでのキャンプのお楽しみはもちろん、ビーチ!幸い筆者がキャンプに行った週は連日25度を超すイギリスとしては夏日が続きました。それでも日本人には寒くてとても泳ぐなんて無理でしたが、ビーチに寝転んで日光浴を楽しんだり、波打ち際で水遊びは十分楽しめました。そんな中、もちろんイギリス人はたくましく、赤ちゃんから大人まで海水浴を楽しんでいましたよ。

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実はイギリスには「砂浜」のビーチがあまりありません。ビーチといっても、小石のビーチが大半なためはだしで長くいると足が痛くなります。事前にSandy(砂の)ビーチかPebble(小石の)ビーチかをチェックするか、靴下やサンダルなど足を保護するものが絶対必要です。

その3:点在するかわいい漁村で村ブラ

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デボン州には、古くからあるかわいい漁村が多く点在しています。のんびりを村歩きをしながら、お土産を探したり、昔ながらのティールームで紅茶&スコーンを楽しんだりとのんびりとした時間を楽しみます。

その4:グルメ

旅の一番の楽しみと言えばグルメ!と言う人も多いはず!食事が残念な印象のイギリスだって侮ってはいけません。デボン州は、新鮮な魚介類、農場で生産されるクロテッドクリームやアイスクリーム、そしておとなりのコーウォール州の名産品コーニッシュパスティなどおいしいものが揃っています!

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海外沿いの村にはテイクアウェイのフィッシュ&チップスのお店がたくさん。

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店内で食べることもできます。とても一人前とは思えない量のフィッシュ&チップス、約10ポンド(1ポンド=140円、約1400円)。さくっとした衣とおおぶりのタラがおいしかったです。フライドポテトと、グリーンピースのピューレのようなものがたいていいっしょについています。

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ひき肉とジャガイモ、ニンジンをパイ生地に包んでオーブンで焼いたパスティのお店もたくさんあります。ずっしりとしていますが、日本人には肉じゃがのパイ包みのような感覚で食べられる懐かしい一品です。

キャンプへ行く際の注意点

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<小雨のキャンプ場>

幸い筆者が滞在した1週間で雨が降ったのは一日だけでしたが、キャンプの最大の難点はとにかく天気に左右されやすいこと!変わりやすい天気で有名なイギリスの場合はなおのことです。そのため、雨の日でもできること、行ける場所をバックアップとして調べておくことは必須です。

雨が降ってしまった日には、雨の音を聞きながらしっとり読書を楽しんだり、トランプやカードゲームをしながらのんびりと家族と過ごすなど「雨のキャンプ」を別の角度から楽しめるようになったら、キャンプの達人と言えるかもしれませんね。

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イギリス国内、特に今回行ったデボンやコンウォール地方は道が狭いことでも有名。高速を降りると軽自動車でもすれ違えないほどの狭い道がほとんどなんてこともあるため、運転に自信のない人はご注意を。また、デボンとコーンウォールを周遊するなどの移動の多い旅を計画する際には、ドライブに費やす時間と運転からくる疲れなどを考慮して余裕のあるものにしましょう。

どんな状況でも、いつもとは違った空のもとでリフレッシュするのはとっても気持ちがいいことです。しばらくはコロナとともに暮らすことになる昨今。筆者が体験したコロナ後のイギリスデボン州でのキャンプをご紹介しました。常に旅に行きたい気持ちを胸に次はいつどんなところに行けるかな?と楽しみしています。

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