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神社の正しいお参りの仕方とは?

記事投稿日:2020/07/28最終更新日:2020/07/28

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赤ちゃんの無事な誕生を感謝するお宮参り、健やかな成長を願う七五三、新年の無事と平安を祈願する初詣など、神社というのは日本人の多くが折に触れて何度も訪れる場所のひとつです。

その一方で、お参りの際の正式な作法はというと、曖昧にしか理解していないという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、神社の正しいお参りの仕方について、詳しく解説していきます。

目次

<1. 神社のお参りの仕方>

<2. 神社のお参りに関するよくある疑問>

1. 神社のお参りの仕方

神社をお参りする時の作法には、厳格な決まりはありません。大切なことは心を込めて敬意を表すことで、その形は人によってさまざまだと言えます。そのため、ここではお参りの一般的な作法について紹介します。

1.1 鳥居のくぐり方(行きも帰りも心を込めて一礼を)

神社へお参りに行く際に必ず目にする「鳥居」。人が住む俗界と神域とを区別する境目に建てられた神聖さを象徴する建造物です。

境内をめざしてそのまま通過してしまう人も多いのですが、鳥居をくぐったその先は、神様がお鎮まりになる御神域として尊ばれているため、心を込めて丁寧に一礼をするのが正しい鳥居のくぐり方とされています。

参拝を終えて境内を出る際も同様に、神殿の方へ向き直って一礼をしてからくぐりましょう。

1.2 参道の歩き方(参道の真ん中を歩くのはNG)

参道の中央は「正中(せいちゅう)」といって、神様が通る道とされています。そのため、参道を歩く際には中央を避けて進むのが正しいマナーです。

1.3 手水の仕方(参拝前に手と口を清める)

多くの神社では、鳥居をくぐってすぐの参道脇に「手水舎(ちょうずや)」と呼ばれる水場があります。ここは参拝者が手や口を清めるための施設で、「御水屋(おみずや)」や「水盤舎(すいばんしゃ)」とも呼ばれています。

日本では古くから神社を参拝する前には川などで全身を清めるという風習がありましたが、現代はそれが簡略化され手水舎で清めるという形になったのです。

手水舎についたら、まず右手で柄杓をもって水を汲んで左手を清めます。次に柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。再度柄杓を右手で持ち、左手にためた水で口をすすぎます。

最後に改めて左手を清め、残った水で柄杓の柄の部分を洗い清めて柄杓をもとの場所に戻すというのが一般的な流れです。

1.4 鈴の鳴らし方(本殿についたら、最初に鈴を鳴らす)

神社では神様がいるとされる場所を「本殿」と呼びます。ここには大きな鈴が上部にぶら下がっていることが一般的ですので、鈴から垂れている紐を持って大きく揺すり、音を鳴らしましょう。この動作には参拝者を払い清めるという意味が込められているそうです。

1.5 お賽銭の納め方(お賽銭は神様にお捧げするお金)

本殿の前に設置されている箱に、お賽銭を入れます。「良いご縁がありますように」という願いを込めて、同じ響きの5円を入れる人も多いようですが、基本的にお賽銭の金額は任意ですので5円以上でも以下でも構いません。

1.6 拝礼の仕方(拝礼の基本は二礼二拍手一礼)

拝礼の流れは「二礼二拍手一礼」が基本です。これは最初に礼を2回、次に音を鳴らして2回手を叩き、そのまま合掌をして願い事を唱え、最後にもう一度礼をして終わりという意味になります。

1.7 願のかけ方(願い事は欲張らずに1つだけに)

合掌をして願い事を唱えることを「願かけ」と言います。いきなり願い事をするのではなく、まず自分の名前と住所を述べてから、「昨年はありがとうございました」「無事に入試に合格しました」など感謝と報告を伝え、最後に心を込めて願い事を一つ述べましょう。

2. 神社のお参りに関するよくある疑問

神社のお参りの際には抑えておくべきマナーがいくつかあります。ここでは、お参りに関するよくある疑問にお答えしていきます。

2.1 服装はどうすれば良い?

派手な色は避け、黒や白、ベージュなど落ち着いた色で清潔感のある服を選びましょう。ただし、境内に上がって御祈祷を受ける場合には正装にする必要があるため、男女問わずスーツや和服が理想的です。

2.2 お守り・御朱印をいただくタイミングはいつ?

お守りや御朱印をいただくために神社にお参りをする人も多くいますが、そのような場合であってもまずはお参りを先にするのが原則です。

2.3 持ち帰ったお守りはどうやって返す?

お守りは常に身につけていることで神様の御加護をいただけると考えられています。お財布の中に入れたり、いつも使っているバッグにつけたりして持ち歩きましょう。

基本的には1年に1度交換するものですが、何か願い事をしている場合にはその願いが叶うまで身につけていても問題ありません。

2.4 引いたおみくじはどうする?

おみくじには、今後の生活に対する具体的な教えなどが書かれているため、持ち帰って普段から参考にするというのが本来の形です。

近年では神社の木などにおみくじを結びつけることが定着しつつありますが、木を痛めてしまうこともあるためおすすめできません。神社によってはおみくじを結ぶ場所を設けているところもありますので、それに従いましょう。


今回は、神社の正しいお参りの仕方を具体的に紹介しました。お参りの際には、上記の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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旅の基本情報お届け部
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