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アイスランドで起きた悲惨な出来事
こんにちは!ライターのSHIです。
私は4年くらい前にピースボートという世界一周の船旅に行ってきました。その中でアイスランドに寄港したのですが、そこで起きた事件をお話ししたいと思います。
目次
8人の仲間達とレンタカー旅
ピースボート乗船者のうち、年齢の若い方たちはオプションをつけずに、寄港地入港日までに一緒に回る人を探すことが多いです。
私も「アイスランドで何をしようかな」と迷っていた時に、船旅の中で仲良くなった青年から「レンタカーを借り、コテージで1泊しよう!」と誘われ、8人のメンバーが集まりました。
▼ピースボート公式ホームページはこちらから
順調にレンタカーで観光地散策!
いざ当日。8人のメンバーのうち、国際免許を持っている人が2人いたので交代で運転してもらう事になりました。
まずはスーパーで朝食をとりました。アイスランドは世界で3番目に物価が高く、コンビニのサンドウィッチが日本円にすると700円ほどの値段で売っていて驚きました。朝食後は、2カ所の観光地に行きました。
<グトルフォスの滝>
<グトルフォスはアイスランド語で"黄金の滝"という意味になります。今まで見たことない、圧倒的な滝の大きさと滝の流れる音に感化されました。
<ゲイシール間欠泉>
アイスランドには多くの間欠泉(かんけつせん)がありますが、ゲイシール間欠泉はアイスランド最大の間欠泉です。60mほどの高さまで熱湯を噴出することもあり、迫力のある風景を見ることができます。現在は1日に平均3回程度噴出していますが、私たちが見に行った時は20分に1回位のペースでした。
噴出時は熱気が凄く、付近にいるととても熱いのですが、降下した熱湯はすぐさま冷め、水になるので(気温0度以下の為)降りかかった滴はとても冷たかったです。
買い出しをしてコテージに向かおう
最初のプランでは16時頃にスーパーで夕食(カレー)の買い出しをして、18時にはコテージ着くようにしよう!と話していました。しかし、16時頃になり、スーパーを探しましたが中々見当たらず。。。刻一刻と時間は過ぎていき、あっという間に17時。辺りはもう真っ暗で、チラホラあったお店も全て閉店状態でした。
アイスランドは、中心地以外では、夕方辺りに閉めてしまうお店が多いようです。ちなみに時期は11月でした。スーパーも見つからず、コテージもまだ遠い状態で、気付いたら18時を過ぎてしまいました。
車から...
「スーパー見当たらないねー」と会話してる時に、何だか車の後ろから焦げ臭い匂いが漂ってきました。一度車を止めて確認しても原因は分からず。もう時間も遅いし、とりあえず走らせよう!と思いエンジンをつけましたが、中々かかりません。かれこれ1時間ほど格闘しましたが、全く動いてくれないのです。
時は19時。気温は−10度。さらに雨。辺りは真っ暗。人も車も通りません。エンジンも掛からず、私達は凍えていました。携帯でアイスランドの修理屋さんに掛けてもつながりません。どうしたらいいのか...
と、その時!!!1台のパトカーがたまたま通りかかり、私達に声を掛けてくださいました。カタコトで事情を説明すると、警察官が近くの修理屋さんまで行き、ここまで呼んできて下さることになりました。数分後、街の修理屋さんが駆け付けてくださり、エンジンが回復しました!!
露天風呂はぬるかったが助かった
20時を過ぎたあたりで、警察官と修理屋の方に大いなる感謝を告げ、私達は再びスーパーを探す事に。しかし、やはりどこも開いておらず、もうご飯抜きでいいかと話し合っていました。
その時、「あっ!あそこに何か光ってる!!!」
光の正体は、サンドウィッチの『SUBWAY』でした。
へとへとの私達はすぐさまSUBWAYに入り、注文したサンドウィッチを一心不乱に食べました。閉店間近に8人で押し掛けてしまったためか、店員さんはかなり嫌な顔をしていたのを覚えています。そうして、お腹が満たされた私達はコテージへ向かい、ぬるい露天風呂につかりながら満点の星空を眺めるのでした...
最後に
私はこの一件から、SUBWAYが大好きになりました笑
紆余曲折あった旅でしたが、オーロラを見ることもでき、アイスランドは自分にとって忘れられない国になりました。
皆さんも海外旅行の際は、万が一のトラブルに備えての準備や、お店の営業時間の下調べをおすすめします。
ありがとうございました!
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SHI
- 世界一周クルーズ経験ありの旅行大好きアラサー。現在旅行会社のクルーズ担当として勤務。趣味はゲームとYouTubeを見ること