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スリランカの観光がおすすめ!「一度訪れると何度でも行きたくなってしまう国」
あなたは、スリランカと聞いてどんなイメージが浮かびますか?
「スリランカ? う~ん、インドの近く?・・・すごく暑そう?・・・あとは・・・カレーかな?」
実はスリランカは、私"そう"が一番おすすめしたい国なんです。
スリランカの魅力をひとことで言えば「う~ん理由はよくわかんないけど、一度訪れたらなんどでも行きたくなる国」だからです。私もスリランカ観光に訪れてから、すっかり虜になってしまいました。
ここでは、そのスリランカの魅力とおすすめ観光ポイントをお伝えしたいと思います。
目次
- スリランカのイメージって?
- スリランカ観光の魅力とは?
- スリランカの基本情報
- スリランカにはどんなおすすめ観光スポットがあるの?
- スリランカ観光の中でも「ジープ・サファリ」が超おすすめ!!
- 本場のセイロンティーは想像以上においしい!
- スリランカ1周を6日間で楽しめるツアーはこれ
- 最後に
スリランカのイメージって?
スリランカってなんとなくこんなイメージではないでしょうか?
- インドに似ている?
- 町が雑然として埃っぽい?
- 治安が良くなさそう?
- カレーが主食?
- セイロンティーの本場?
- 気候は蒸し暑くて不快指数高そう?
- なんかよくわからない・・・
私はそれまでスリランカと聞いて漠然とそんなイメージを抱いていました。
ところが、旅行で実際に訪れたスリランカは、上記のイメージを良い意味で裏切ってくれました。
スリランカ観光の魅力とは?
私が感じたスリランカの良いところは、例えばこんなところです。
現地の人がとっても優しい(温かい)んです。
コロンボの空港に着くとまず最初に待っているのは入国審査です。どこの国に行ってもだいたい堅苦しくてちょっと緊張しませんか?スリランカの入国では緊張することもなく笑顔で他国の入国とは違う印象を受けました^^街の人やホテルの人もとにかく柔和!笑顔で穏やか。(北インドとは偉い違いです・・・笑)
親日的な人が多いんです。
ODA援助や日本のアニメなど、スリランカの人たちにとって日本に対する印象はすこぶる良いようです。
その理由とされるのが以下の3つではないかというお話を現地のツアーガイドさんから聞きました。
①同じ島国で仏教国であること。
スリランカも日本も同じ仏教国であり何かしらの同胞感を感じるのでしょうね。
②日本のODAに対する謝意
現在スリランカでは首都コロンボと地方を結ぶ高速道路の建設が進められていますが、その支援をしているのが日本と中国なんです。実際に高速道路を利用してみると日本の高速道路のようにETCレーンがあったりしてまるで日本の高速道路です。建設には日本の大手ゼネコンも参加をしていました。
余談ですが、コロンボの海沿いには現在中国政府が大きなチャイナタウンを建設しています。その敷地は莫大な広さでした・・・。日本も負けないでほしいですが、「日本らしく」縁の下の力持ちとして、控えめだけど大きくスリランカのために貢献してほしいですね。
③歴史的背景
日本人は意外と知らない事実ですが、第二次世界大戦後、連合国の日本の分割統治に唯一反対をしたのがスリランカだったんです。当時の大統領のジャヤワルダナ大統領のこの政治的意思表明がスリランカ国民に与えた影響は大きかったようです。コロンボ市内には日本とスリランカの歴史的繫がりを展示する「日本館」というミュージアムがあります。
現地ガイドさんの評判がすごく良いんです。
旅行者のツアーアンケートでスリランカのガイドさんの評価はすごく高いのですが、やはりホスピタリティ精神に溢れたスリランカの人たちの人柄によるところが大きいんでしょうね♪
意外に過ごしやすい気候
スリランカはインドの南に位置するのでとても暑いイメージがあるかもしれませんが、スリランカの北部と南部では乾季と雨季が別々で、ほとんどの場合スリランカを訪れる時には、島一周観光することが多いので、ある意味スリランカは1年中ベストシーズンなんです!!国土は北海道の0.8倍ほどの面積でいつ旅行しても快適に観光、滞在することができます。
治安が良いんです
スリランカは温厚な国民性で、治安は良く旅行者にも安心な国です。2019年にスリランカでは悲しい事件が起きましたが、その後は国内のセキュリティが一層強化され、空港や各地のホテルもエントランスで必ずセキュリティチェックを行うようになりました。私自身、コロンボで夜にトゥクトゥクの様なタクシーを利用しましたが、ぼったくられることもなく安心して利用することができました。
食べ物が日本人の口に合うんです。
スリランカの食べ物は辛くて日本人の口に合わないイメージかもしれませんが、意外に味付けはマイルドで香辛料の刺激もキツくない為、日本人の口にあうのでおすすめです。
スリランカの基本情報
スリランカはインド洋に浮かぶ島国です。人口2,167万人(2018年)、1948年イギリスから自治領セイロンとして独立し、1972年スリランカ王国と名前を変えました。国民の7割が仏教徒。国土面積は北海道の約0.8倍、熱帯雨林から乾燥した平原地帯、海岸線など多彩な顔を持っています。
さて次に、スリランカにはどんな観光スポットがあるのか見ていきましょう。
スリランカにはどんなおすすめ観光スポットがあるの?
スリランカには6つの世界文化遺産を始め、素敵な観光スポットが揃っています。
①シギリヤロック
スリランカ観光といえば"シギリヤロック"が一番に出てくるほど象徴的な遺跡です。
シギリヤロックの頂上までは歩いて登ることができます。高さ約200メートルを1200段の階段で登ります。石のアーチをくぐると階段が始まり、まず約400段を上ると最初の小休憩スポットに到着です。(ここまでが結構きつい・・・)
小休憩をとると次はいよいよ「シギリヤレディ」の観光へ。休憩場所から少し歩くとシギリヤレディへの螺旋階段が現れます。
※シギリヤレディは写真撮影厳禁です!!!注意!!!
シギリヤレディを観光した後、螺旋階段を下って再び約400段の階段を登っていくと「ライオンの爪」と言われる広場に到着します。
ここから最後の400段を登ると遂に頂上へ到着!シギリヤロックの頂上から見える景色、それは360度ジャングルです。
私がシギリヤロックの頂上から周りを見渡した時、感じたことは「無の境地」です。もうそれは圧巻です。言葉にできません。私はただただ茫然とその光景に見とれていました。
さて、「なぜこんなところに遺跡があるんだろう・・・。」と思われたかもしれません。
実は悲しい王様の歴史があるんです。ちょっとだけご紹介します。
時は5世紀末、カッサパは権力争いの末に父親を殺害して王位に就くと王位継承権を持つ弟をインドへ追放しました。王位に就いたカッサパですが、父親を殺すという仏教徒として最大の罪を犯したことに深く後悔し、父親の夢であった岩山の頂上に宮殿を立てる計画を実行します。父親の供養と、インドに追放した弟の攻撃から身を守るために建てられたともされるシギリヤロックは、即位から7年後に完成しましたが、カサッパはインドに追放した弟に敗れ、自害したとされています。
たった11年のカサッパの物語の舞台のシギリヤですが、現在世界中の観光客を魅了する観光スポットとなっています。
でも遺跡の構造やどうやって頂上まで水を引いたのかなどまだまだわからないことも多いミステリーな場所です。
高さ200メートル、1200段の階段、と聞いて「私に登れるだろうか?」と不安になるかもしれませんが、大丈夫です!!
②聖地キャンディ
スリランカ中央部に位置するキャンディは、周囲を山々に囲まれた盆地に広がり、シンハラ王朝の最後の都として栄えた古都。街全体が世界遺産に登録された歴史ある建物が立ち並び、街の中心には観光のハイライトとなるブッダの犬歯を祀る仏歯寺があります。仏歯寺では1日3回お祈りの時間があり、その時間になると仏歯の納められた特別な部屋の扉が開けられ、中を見ることができます。お部屋の前の献花台はお祈りの時間になるとたくさんの花やお供え物でいっぱいになります。私は夕方のお祈りの時間に行きましたが、観光客と信者とで寺の中はすごい熱気でした。
<手前は信者用の列なので近くでは見れませんでしたが・・・>
③聖地アヌラーダプラ
紀元前3世紀にインドから仏教が伝わり、その後約1400年以上にわたり政治・宗教の中心地として栄えました。アヌラーダプラにはアショーカ王の王女によってもたらされたスリー・マハー菩提樹があり、これが聖地とされるゆえんです。仏陀がこの木の下で悟りを開いたといわれるブッダガヤの菩提樹の分け木で、ともに渡来した「カプワ」と呼ばれる人々によって代々守られ続けています
また、「イスルムニヤ精舎」は紀元前3世紀に岩山を利用して建立された寺院です。別名「ロックテンプル」と呼ばれるアヌラーダプラの中でも古い仏教寺院で、極彩色の仏像や岩肌の仏教彫刻、宝物殿など見ごたえたっぷりの寺院です。
④古都ポロンナルワ
ポロンナルワは11~13世紀に栄えたシンハラ王朝第2の都市です。全盛期には、タイやビルマから僧が訪れるほど仏教都市として繁栄していたとのこと。見どころは、ランコトゥ・ヴィハーラ、ガル・ヴィハーラ、ムーン・ストーンなどがあり、スリランカへ旅行したらこのポロンナルワ観光は絶対外せません!
⑤ダンブッラの石窟寺院
釈迦とその生涯に関連した聖像や絵画が美しい石窟寺院で、黄金寺院とも呼ばれます。2000年の時を越えながらも、保存状態が最も美しいので見応えありでした!黄金寺院は、5つの石窟に分かれていて、アヌラーダプラ時代(紀元前1世紀-993年)と、ポロンナルワ時代(1073年-1250年)に、黄金寺院の大部分が建設されたそうです。石窟に入る前にお坊さんがお経を読み上げた後、ミサンガを結んでくれました。何を言っていたのかはわかりませんが、なんだかとてもありがたい気持ちに・・・。
⑥ゴール要塞
スリランカの南端に位置する都市「ゴール」。残念ながら私は行ったことはありませんのでご紹介だけ・・・。旧市街が砦で囲まれた世界遺産の要塞都市で、植民地時代の街並みは、コロニアル調の建物に赤茶けた瓦屋根が特徴的とのことです。ゴールにはスリランカ出身の有名建築家のジェフリ・バワが設計したホテルもあり、スリランカのリゾート地としても有名な場所のようです♪
スリランカ観光の中でも「ジープ・サファリ」が超おすすめ!!
今回の旅行の中でスリランカ観光の楽しみの一つ、「ジープ・サファリ」を体験してきました!感想はというと・・・「めっちゃ楽しい!!」
これは老若男女問わず皆が楽しめます!断言します!(車酔いさえしなければ・・・)
今回のルートは「ミンネリア・国立公園」です。最初は平坦な道を進んでいきますが・・・途中からグワングワン!!まるでテーマパークのアトラクションです!ドライバーも参加者を楽しませるためにわざと揺れるように運転してくれたり工夫を凝らしてくれます。
そして遂に念願の象に出会えました。サファリは動物が動き出す夕方に行くのがちょうどよく、水辺では象や馬など大型の動物がたくさん群れを成していました。
本場のセイロンティーは想像以上においしい!
私、断言します!
スリランカで飲む本場のセイロンティーは、美味しい!ホント美味しい!
スリランカ人のティーの入れ方、お湯の温度からしてこだわりが違うんです。そして茶葉。日本でもセイロンティーは飲むことができますが、日本でお土産にもらうティーパックは茶葉の焙煎過程で出た「カス」の寄せ集めだそうです(もちろん、すべてがそうだと言っているわけではありませんので悪しからず。。。汗)
ぜひスリランカ現地で本場のセイロンティーを飲んでいただきたいものです。超おすすめです。
スリランカ1周を6日間で楽しめるツアー
スリランカは北海道の0.8倍ほどの大きさの島国です。これを6日間で、上記の観光地をすべて巡って、効率的に無駄なく回り、しかも個別に手配する旅行よりもリーズナブルに行けるツアーがあります。
スリランカは日本から飛行機で約10時間(直行便利用の場合)かかる、意外に遠い国なのですが、6日間で観光、食事、ガイドなどすべてついて12万9800円~(2020年6月時点の情報。出発日により変動あり)程度の料金で行くことが出来るんです。
>>>「4つの世界遺産を巡る美しき島スリランカ満喫体験6日間」の情報はこちら
※現在閲覧できません
最後に
スリランカを初めて旅して、私はスリランカの魅力にすっかりハマってしまいました。あなたにもぜひスリランカを旅して同じ気持ちを味わっていただきたいと思います。きっとハマってしまうと思いますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
"そう"でした!
※編集部註:本記事は2020年6月に公開しましたが、2021年8月に修正しています。
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