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【恐怖体験】憧れのエジプト ピラミッドへ!「えっ、まさか・・・?」
初めてエジプトに訪れた時の事、今でも忘れないピラミッドでの恐怖の体験談があります。
今回、それをお話ししたいと思います。
2013年7月ある日の事、ちょうどこの時期エジプトクーデターと重なっていた事もあり、観光客もまばらでした。それでも念願だったエジプトへの思いが強かったのを覚えています。また、安全上、私には専属ガイドと屈強なボディガードがついてくれました。
目次
憧れのクフ王のピラミッドへ
入場者数が1日500名限定という事で、オープンと同時に向かいました。しかし、ある異変に気付きます。なんと、周りを見渡しても私とガイドとボディガード以外いません。それでもピラミッドの入口へ行くと受付の人がいたので、チケットを渡し念願のピラミッド内部へ。ガイドやボディガードは入口迄で中には入れないとの事。
まだこの時、あの恐ろしい出来事が起こるとは知るよしもありませんでした。
誰もいない・・・ 初ピラミッド内部
本来なら観光客でごったがえすピラミッド観光。今回来た時期も時期だった事から観光客が全くいませんでした。
初ピラミッド・初内部・「一人」・・・
最初はわくわく感が強かったですが、だんだん奥に進むに連れ、不安の方が勝っていきます。さっさと観光して早くここから出ようという考えに変わりました。途中、凄い傾斜の階段があり、その階段を上って、少し低くなりかがんでいった先に、クフ王の棺があったのですが、その目の前にドンと人が立っていました。某人気ゲームの「ワリオ」にそっくりな人でした・・・。
クフ王の棺
まさか、クフ王の幽霊!?
私が幼かった頃、某霊視者Gさんが「すごく嫌な感じ」って言ったのを思い出し、この事かと私は、かなりビビりまくりで逃げ出そうとしたが、「Wait,Wait」と話しかけられると、どうやら中を見張っている人のようでした。そして中には入っていけないはずの棺に入れられ、撮影禁止のはずなのに当時の携帯カメラを預けると色々なポーズをさせられバシャバシャと写真を撮られました。なぜ、こんな親切なのか、その目的がわかります。
チップでした。
観光客も少ないしそういう事かと5ドル渡そうとすると少ないと言われ結局10ドル渡しました。そして来た道を戻り、階段を下りていると後から走ってくる凄い足音が聞こえてきます。
追いかけられる
なんと、あの見張りをしていた人が必死の形相で私に「Wait!Wait!」と言って追いかけてくるではありませんか。私は恐怖の限界を突破し、今までにないスピードで逃げました。
途中、足音もなくなったので、階段の方を見ると、その見張り人が疲れ切って、「横に秘密の通路があるので、こちらへどうぞ、特別特別」と言ってくるではありませんか。私は「No, thank you!」と言ってそのまま外に逃げ出しましたが、もしかするとそこは、通常観光客が見られない特別な場所だったかも知れません。
今思うと冷静に判断できますが、その当時はとにかく逃げることで頭がいっぱいだったのを覚えています。
怖かった~
最後までおつきあいいただきありがとうございます。
皆さんも海外旅行に行った時、びっくりしたり恐怖体験等ありませんか?私自身、このような経験は初めてでしたが、ほんの少し強くなれた気がしました。
次回は、観光客がたくさんいる中でもう一度ピラミッドを観光したいと思いました。
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すさっち
- 座右の銘は「臥薪嘗胆」、娘と息子の2児の父親です。渡航国数は40ヵ国以上、行った国々でマグネットを買って集めるのが趣味だったのに、妻にかわいいもの以外、いつの間にかほぼ捨てられるというオチ…それ以降、旅先でマグネットを買うことはなくなり、今は各国の観光地でどうやったら上手く写真を撮れるかに凝っています。