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幻想的なブラックアイスケーブ!アイスランドで氷の洞窟を探検!
みなさん、アイスランドの「氷の洞窟」「アイスケーブ」って聞いたことありますか?近年注目度・人気ともに上昇中のアイスランドおすすめの観光スポットです。
神秘的な氷の洞窟!そもそも「氷の洞窟」って?
すでにチェック済みの方なら「アイスランド冬の絶景!」というイメージをお持ちかもしれませんね。この氷の洞窟ですが、実は1つではなくアイスランド各地に違った種類のものがいくつか存在しているのです。自然にできた氷河の洞窟から、天然の氷河の中に造られた洞窟トンネル、はたまた街中の観光施設の中に造られた人工洞窟なんてものもあるのですが、今回は新たに発見された、なんと「夏でも訪れることができちゃう自然のアイスケーブ」をご紹介いたします!
新たな自然のアイスケーブ!ミールダルスヨークトル氷河の洞窟
自然のアイスケーブというと、有名なのはテレビや雑誌などで取り上げられることも増えてきた「ヴァトナヨークトル氷河のアイスケーブ」。今まで自然にできた氷河の洞窟というと、このヴァトナヨークトル氷河のものしかないと言われていたのですが、カトラ火山近くのミールダルスヨークトル氷河にも新たな洞窟が発見され、もう1つの「自然のアイスケーブツアー」が楽しめるようになりました!昔から蓄積された火山灰が氷河に入り混じり、ユニークな模様を見せることからこちらの洞窟は「ブラックアイスケーブ」とも呼ばれています。
ミールダルスヨークトル氷河のアイスケーブツアーが始まったのが2016年-2017年の冬シーズンということで、比較的最近発見されたばかりのこちらの洞窟。ヴァトナヨークトル氷河の洞窟と異なり、気温が高くなっても安全であることが確認されたため、夏でも訪れることができるんです。(もちろん、銀世界が楽しめる幻想的な冬の時期もおすすめですよ!)
ブラックアイスケーブツアー
ということでここからは6月に行った際のブラックアイスケーブツアーの様子をレポートいたします。
ツアーに必要なものは、防寒装備(冬はアイスケーブツアー以外も必須なので言うまでもないですが、夏の時期に行く場合はお忘れなく!)、トレッキングシューズ。あとは両手を動かしやすいように荷物はリュックやショルダーバッグにまとめましょう。冬の時期はトレッキングシューズなどの代わりにスノーブーツでも大丈夫です。アイスケーブツアーにはシューズに装着できる滑り止め(簡易アイゼンのようなもの)とヘルメット、ヘッドランプの貸し出しが含まれているので、アイゼンやピッケルはなくても十分参加可能でした。
ツアーの起点は首都のレイキャビックから車で3時間ほどの「ヴィーク」という街で、4WD車に乗ってアイスケーブの近くまで向かいます。ケーブ近くの駐車場までは片道約1時間で、到着後はヘルメット・ヘッドランプと滑り止めを装着し、歩いてアイスケーブへ。ケーブがあるのが火山の近くということで、雪も解けた初夏の時期には真っ黒な溶岩台地が広がっていました。冬の時期はここが一面真っ白な光景になるんでしょうね。
徒歩10分ほどでアイスケーブのポイントに到着。
夏の時期は表面の雪が解けているので外観は真っ黒ですが、中に入ると白と水色と黒が入り交じった不思議な氷の景色が待っていました!
その時の天気によっても見え方は変わり、角度によっても見せる表情が変わる、幻想的なユニークな光景です。なんでもちょっと曇っているくらいの天気が良くない時の方が、洞窟の内部はきれいに見えることもあるんだとか。
夏の時期に氷が少しずつ解けていき、そしてまた冬の積雪のシーズンで氷河がつくられていくことを繰り返すので、常に洞窟の状態は変わり、1年として同じ状態が続くことはありません。来年はまた違う洞窟のポイントができている可能性もあるということで、なかなか目が離せないスポットですね。いっそう幻想的な光景が広がっていそうな、白銀の冬の時期にも訪れたいところです!
終わりに
最後までお読み頂きありがとうございました。幻想的なアイスケーブツアー、あなたもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
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かも
- チョコレートと旅行が好きです。訪れた素敵なところをご紹介します!