フィリピン・セブ島「英語留学」実体験記 in Howdy

こんにちは!

たびこふれ編集部のシンジーノです。私、英会話が苦手です。日本人が英会話を学ぶには、フィリピンのセブ島が良いと聞きました。しかしセブには語学学校が三十校以上あるらしくどの学校が良いかわかりません。その中でも特に"日本人向き"と評判の「Howdy(ハウディ)」に1週間の体験留学をしてきました。その様子をくわしくレポートします。

※この記事内容は2020年3月の取材時の情報です。コロナ禍で状況は変化しているようです。最新情報はHowdy公式サイトでご確認ください。

目次

フィリピン留学で英会話力を向上することはできるの?

結論からいうとイエスでもありノーでもあります。

私が選んだ留学プラン

今回私が参加したのは一番短い1週間のプランです(実質レッスン日は丸4日間)。その他2週間、3週間などプランがあります。

私にとっては一番短い1週間の留学プランでも"英会話力向上の効果はあった"と感じました。

冒頭で効果がある(イエス)ともいえるし、ない(ノー)とも言えると言ったのは「自分は何を目的にしているか?」という狙いによって違ってくるという意味からです。例えば海外駐在員としてネイティブスピーカーと交渉できるようになりたいというのなら1週間留学では無理です。それこそ2~3年くらいの期間が必要ではないでしょうか。

では私がこの短期留学の意味はあったと感じている理由は何でしょうか。正直言って英語力(語彙力等)が約1週間で劇的に向上したとは言えません。しかし「脳が変わった」「思考が逆転して英会話を楽しめるようになった」と実感しています。私の目的は「外国人と臆することなく会話のキャッチボールが出来るようになりたい」というものでした。例えば私は海外へ取材で訪れ、観光地やホテル、レストランへ行く機会があります。そして時には外国人スタッフとランチを同席する機会もあります。そんな時、会話がはずまないのが悩みでした。その原因は私の英語力というよりは思考によるものが大きかったのだと今ならわかります。それに気づかされ、円滑なキャッチボールを以前よりスムーズにできるようになったという点で効果があったと感じています。ただできれば2~3週間居られたら効果をもっと実感できたかな、というのも正直な感想です。ちなみに私は中学、高校、大学と英語を勉強した後は、ほぼ英語を使うことなく数十年、現在まで至っています。

フィリピン英語留学の難易度はどのくらい?

「自分はついていけるだろうか?」と心配する必要はまったくありませんでした。なぜなら生徒ひとりひとりに合わせたカリキュラムを組んでくれるからです。どんなレベルにも対応してくれます。レッスン前に現状レベルを確認するテストを行い、生徒一人につき一人の担当アドバイザーが付いて、生徒がやりたいこと、要望などを聞いてからレッスン内容を決めてくれるからです。

フィリピンの英語学校のメリット・デメリット

フィリピン英語学校のメリットはマンツーマン形式のレッスンが多いことです。その為、個人のレベルに合わせた学習が出来ます。そして欧米系の学校に比べて廉価に学べること、このふたつがフィリピン留学の最大のアドバンテージと言えるでしょう。フィリピンという国が日本から4時間強の位置にあり、交通費、時差ともに欧米に比べて負担(精神的金銭的)が少ないというのはかなり大きなメリットです。

一方、フィリピン人の90%が英語を話すほど国として英語がポピュラーですが、やはりアメリカやイギリスなどネイティブに比べれば発音に独特の訛(なまり)があったり、英語力が同一ではないことはマイナス面と言えます。しかし逆にネイティブの英語は速すぎて聞き取れないという人には受け入れやすい英語とも言えるでしょう。フィリピンの人たちは人懐っこくフレンドリーです。フィリピンでの英語学習は総じて日本人に向いていると思います。私が体験した学校Howdyでは生徒一人に一人のアドバイザー教師がついてくれますので、勉強のことだけでなく幅広い範囲で相談にのってくれます。これはとても心強かったです。

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日本人の英語の弱点

日本人は(私の時代は)中学から6年間、更に大学を含めると約10年間、英語を勉強しています。文法、語彙、ボキャブラリーについては日本の英語教育はかなりレベルが高いと思います。しかし日本の英語教育は"試験向けの勉強"がメインとなっています。暗記、理解、正誤判断など減点思考が多くの日本人の英語(英会話)嫌い、苦手意識を生んでいるのではないかと思います。

言語は相手と意志疎通を図るツールです。学問ではありません。正解はひとつではない、いくつもいろいろな言い方がある。意図が伝わるかどうかが会話の第一歩なのですが、この捉え方の違いが英語が喋れる日本人が少ない原因のひとつではないでしょうか。

日本人の英会話力向上を阻害している2つの事とは?

例えばこんな気持ちを感じた経験はありませんか。外国人と英語で会話をしようとした時、「う~ん、この表現で間違っていないかな?合ってるかなぁ?」と考え込んですらすらと言葉が出てこない、また外国人と会話をする時、周りに日本人がいると話しにくいと感じたり。「ああこの人の英会話レベルってこの程度なんだなと思われると恥ずかしくて嫌だな」とか。この感覚、おそらく日本人特有のものではないかと思います。

①真面目さから来る「間違った英語をしゃべっては駄目だ」とする意識
②羞恥心(人からどう見られているかをすごく気にする)

の2点が日本人の英会話力向上を阻害している原因なのだと思います。

フィリピン人の英語レベルとは?

フィリピン人の国民語はタガログ語で、それ以外にも地方の言葉(たとえばセブ語など)がいくつかあるそうです。彼らは小学校の頃から英語を勉強し、国民の約90%が英語を話します。それはなぜかというと英語を話せる方が仕事に就きやすいからです。ですから彼らは一生懸命英語を勉強します。今では英語を母国語としていないが英語を一般的に話す国、例えばドイツ、カナダ、シンガポール等に次ぐ英語圏の国となっています。もちろんネイティブではありませんからネイティブと比べれば人によって訛や不完全さもあります。しかし日本人が英語を習得するアドバイザーとしてはしっかり機能していると感じました。

フィリピン人教師から見た日本人の印象

留学中にフィリピン人教師から聞いた「日本人生徒のよくあるパターン」はほぼ共通していました。

  • 「自分から話しかけない人が多い」
  • 「自分が何をしたいのか、はっきり主張しない人が多い」
  • 「意味がわからなくても訊いてこない。ただニコニコ笑ってるだけ」
  • 「わかっているのかいないのかが判別しにくい」
  • 「ミステイクを極端に恐れてる」
  • 「とても恥ずかしがり屋(シャイ)」

日本人の生活習慣/文化が大きく影響していると思いますが、これらはフィリピンの人たちにとってとても奇妙に映るようです(日本人の間では美徳、奥ゆかしさなど素晴らしい文化ですが)。

日常会話に必要な英語のレベル

専門用語/交渉/契約締結などに必要な"正確な英語"には一定以上の語彙力や言い回しが必要ですが、日常会話(スモールトーク)程度であれば中学で習う語彙、文法、イディオム(慣用句)でほぼ問題ないと思います。

フィリピン英語留学を成功させるコツ

実際にフィリピン英語留学を体験してみて、改めて大事だと感じたポイントが3つあります。

①「目的を持って留学に臨む」ことが大切

学校に行けば何かを教えて(与えて)くれるだろうという受け身では上達は望めません。レッスン前、担当アドバイザーから聞かれます。「あなたはこの留学に何を目的として来たのですか?」「この留学で何を得たいのですか?」と。

私の場合は「特に上達させたいのはスピーキング力とリスニング力です。専門用語や難しい言葉は要りません。仕事で海外に行き、現地の人とランチでテーブルを囲む時の雑談(スモールトーク)、会話のキャッチボールを楽しめるくらいにまずなりたいです」と答えました。アドバイザー教師はそれに合わせてレッスンカリキュラムを組んでくれました。

②「失敗を恐れないこと 恥ずかしがらないこと」

英語で何かを話そうと思った時「この表現で正しいのかな?」と思わないことです。そこに神経質になりすぎると言葉が出てこない、話すのに臆病になり自分でブレーキをかけてしまうからです。フィリピン人教師が言いました。「日本人は間違いを指摘すると「すみません」とか「ごめんなさい」と謝るんです。なぜ謝るの?フィリピン人は間違いを指摘されてもニコニコ笑ってるよ。間違えてもいいじゃない。間違って当たり前なんですよ。それを直して覚えればいいんだから」

③「考えて黙りこまず、先ず口に出す。わからなければと訊く。」そこから会話は始まる。

「英語はスピーキングも大事だけどまず相手が何を言っているか聞き取れないと始まらないでしょう。だからまず聞き取れるようになるようにリスニング力をアップさせるべきではないか?」という人がいます。これはリスニング力をアップさせるにはいいですが、英会話力をアップすることはできません。聞き取りだけでなく、会話(キャッチボール)を通じてリスニングもスピーキング力も相乗的に伸びていくのです。

留学前、事前に準備しておいた方が良いモノ/コト

この留学で自分は何を上達させたいかをはっきり持っておく

前述しましたが、これはすごく重要です。これを具体的に、明確に教師に伝えられるよう準備しておきましょう。

会話の時自分の"十八番"ネタをいくつか準備しておく

会話を弾ませる為にはコメントを準備しておくと落ちついていられます。初めての人と会話する時、話題にしやすいのは「家族のこと、趣味のこと、仕事のこと、住んでいる地域のこと」などです。私は週末山登りをするので、山登りに関することを5センテンスくらいの文章にまとめ、空で言えるように準備していきました(どんな山に登るのか、富士山に登ったことがある、山に登るとどんないい気持ちになれるのかなど)。これが今回セブでも役立ちました。

現地で買えるもの

私が行った学校Howdyは同敷地内にInsular Square(インシュラースクエア)というショッピングモールがあり、その中にスーパーがあった(営業時間9時~21時)ので大半のものは現地で揃えられます(日用品、お菓子、ドリンクなど)。

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日本から持っていった方が良いもの

常備薬、好みの食べ物、ハンガー(寮の備えつけは2個のみ)、シャンプー・リンス(普段自分が使っているもの)、インスタントみそ汁、日本のカップラーメン(お湯サーバーがあります)、パスポートコピー、クレジットカードコピー、カード盗難時の連絡先メモ、顔写真、海外旅行保険(必須) 、サンダル、辞書、ノート、上着(冷房強め)、マグカップ、フォーク、スプーン、箸など。

学校施設(建物、部屋、食事、学習環境、周辺環境)の実態

建物

今回私が選んだ学校はHowdy。2014年築で新しく清潔でした。学習スペースと宿泊スペースが同一建物の中で移動の必要なく便利でした。

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ウォーターサーバー(水、お湯)が各階にありこちらも便利です。

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校内はWi-Fi完備(ロビー、サロン、自習室、ダイニング、部屋すべてOK)ですが、回線が不安定でつながりにくくなる場合も。私は個別にレンタルWi-Fiを持参しました。日本人スタッフ(インターン)とLINE上で情報共有や問い合わせもでき便利でした。Howdyはリピーターも多いようです。私が滞在していた時、なんとHowdy留学9回目の人もいました。洗濯は週2回まで料金に含まれています。隣のショッピングモール内のランドリーに出せば約2日で出来上がります。1回に預けられる量に制限はなく、お得です。勉強にも専念しやすいですね。

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学校は24時間体制のセキュリティーで入口に警備スタッフがおり、安全が確保されています。滞在中、危険な感じは受けませんでした。校内は残念ながら禁酒禁煙です。

部屋

生徒収容定員は約140名。部屋は広めですが、白を基調としており、やや刑務所のよう(笑)に感じました。

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部屋の大きさはほぼ均一の造りです。

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トイレには簡易シャワートイレがついています。

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便器の脇についているシルバーのレバーをひねるとショロショロと水が出てきます。かなり原始的な作りですが、日本人にはありがたい。

シャワールームのみでバスタブは無し。シャワーの水圧は弱め。温度調節機能は日本に比べればやはりあまいですね。

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一度お湯のレバーを止めて再度ひねると熱湯が出てきたりすることも。それも前提条件のようで。。。

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こんな張り紙がしてありました。実際にやってみると、シャワーを出し、一旦止めて再びシャワーを出すと確かに熱い湯が出てくるのです。

部屋内には貴重品を入れるロッカーあり。1人~4人ベッド(部屋の大きさは基本同じ)。エアコン完備。枕、シーツはありますが毛布はなく薄い綿のシーツを掛けて寝る。トイレットペーパーは1週間に2個支給されますが、足りない場合はフロントに言えばもらえます。テレビはありません。電気スタンド、ドライヤーも備え付けがあります。

食事

セブ島の語学学校の中では最高水準と思われます。実際生徒の評判も良かったです。日本人シェフが常駐しています。野菜が豊富に食べられ、品数も多い(フィリピン人は野菜をあまり食べず肉中心の食事をする習慣があるようです)。硬水を軟水に変えて料理に使うほどのこだわりです。他の語学学校はフィリピンローカル料理や韓国料理が多く、口に合わないという声も聞きました(土曜に島に行った時、他の学校に行っている人に聞きました)。語学学校で食事が口に合わないと勉強に集中できない為、食事は大きなポイントになりますが、食事面ではHowdyが抜きんでているように思いました。参考までに滞在中、私が食べた全メニューをご紹介しましょう。Howdyで提供されるメニューと食材がどれだけ豊かであるかがおわかりいただけるでしょう。

先ずは朝食から、

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次に昼食です。

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みそ汁がたまに、たぬきそばになることも。

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この時の豚肉のしょうが焼きは美味しかった。。。

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この時は、いわしのフライがサクサクで美味しかった。。。

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この時は、やきとりが少し甘めの味つけでごはんが進むこと進むこと。

毎回ごはんにふりかけをふっているのは個人的好みということで。。。(笑)

朝食と昼食は半分ブッフェとなっており、チョイスできます。

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さて夕食は週替わりで7品から選ぶ単品メニューです(つまり毎日違うものを食べられるということです)。Howdyでは朝食、昼食はプランに組み込まれており、夕食は別料金ですが、寮内で食べることもできます。

さて私が滞在した時の夕食のメニューはこちらでした。

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大体670円~820円くらいでしょうか。それでは3/8の週の夕食全メニューをご紹介しましょう。

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サーモンとマンゴーのサラダ定食。サーモンが半レア状態でジューシー。肉厚です。さすが一番高いメニュー。

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麻婆豆腐定食が他の生徒さんから一番人気でした。日本で食べるのとほぼ同じで安心する味です。さほど辛くはありません。

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カツ丼。個人的には玉子がもう少し半熟なのが好みなのですが、海外では火をしっかり通さないと。

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チキンドリア。見たまんまの味。フィリピンでは鶏肉がポピュラーでリーズナブルなので大きい鶏肉がゴロゴロ入っていました。

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蟹のトマトソースパスタ。パスタはさすがにアルデンテは望めません。ややクタクタでぼんやりした味でした。

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この明太クリームパスタは意外に(失礼!)美味しかった。ねっとりして濃厚な味のクリームソースに明太がエッジを効かせています。

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期待していなかったのですが、こちらも充分美味しかった肉うどん。これだけしか出てこないので夕食のボリューム的には男性には物足りませんが、味はなかなかイケてました。

夕食はどれもオーダーが入ってから調理に入りますので、出来立てを食べられます。

正直海外で「このレベルの日本食を食べられるとは・・・」驚きの水準です。品数も多く普段より野菜をたくさん摂ることが出来たくらいです。

ちなみに私個人の夕食ベスト3は①サーモンとマンゴーのサラダ②麻婆豆腐定食③明太クリームパスタでした。

Howdy寮の食堂はこちらです。

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食事の時間帯は、朝食:7:00~8:30、昼食:12:30~13:30、夕食:17:30~21:30(オーダーストップ20:30)です。

談笑する生徒さんたち。

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どうですか、いいでしょう?語学学校の寮の食堂というよりはおしゃれなカフェテリアという感じです。ここでお酒が飲めないのがつらい(笑)

生徒さん同志はかなり仲良くなりますね。同じ方向と意思を持って勉強しているからでしょうか。年代層は中学高校生から60代以上のシニアまで幅広いのもHowdyの特徴のようです。一人で参加されている方も多かったです。

学習環境

先生の英語レベルには正直バラつきがあります。年代的には20代前半が多く、4年生大学の教育学部卒が多いらしい。マネージャーが全体の管理をしており、しっかり統制されている印象を受けました。全教師を集めてミーティングも頻繁にやっているようです。

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先生を集めたミーティング風景。学校の方針、最新情報が共有されています。学校内には24時間利用可能な自習室もあります。

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セブでの英語留学はマンツーマン授業が一般的です。マンツーマンのキュービック(ブース)はこんな感じです。

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マンツーマンレッスンが中心ですが、グループレッスンもあります。私の参加したコースは1日7コマでマンツーマン5コマ、グループレッスン2コマでした。グループレッスンは1対6。私が居た期間は生徒数が少なく1対4でした。実は私、始める前はグループレッスンが正直憂鬱だった。参加者のレベルも違うだろうし、恥ずかしいしな、と。すべてマンツーマンレッスンならよかったのにと。しかし結果的にはマンツーマン5コマの間にグループレッスンが入ったことでメリハリがつき、他の生徒さんとも関係が出来、予想より随分楽しめました。グループレッスンの進め方は先生によって変わりますが、ゲームをしたり、あるテーマについてディスカッションしたりします。グループレッスンが含まれたコースの方をお薦めします。

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留学レッスンの具体的スケジュール

私は8日間のツアーに参加しました。スケジュールは次のようなものでした。
●初日:マクタンセブ空港に到着したらスタッフの出迎えがあり車で学校に送迎してくれます(約20分)

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学校に着いたら日本人スタッフによる簡単な説明を受け、夕食を摂って、初日は終了です。

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●2日目はガイダンスデーです。学校のスタッフ紹介、必要書類受け渡し、写真撮影。オリエンテーション実力テスト。隣のショッピングモールも案内してくれます(両替所、スーパー、ランドリー、フードコーナー)。

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スーパーマーケット「SAVE MORE」営業時間は9時~21時です。入口では手荷物検査があります。

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日本の100均コーナーもありました。75ペソ(約180円)ですので少々高めですが。

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スーパー内に両替所があります。

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両替所は時間帯によっては並ぶようです。フィリピンの人たちはせかせかしていないので忙しくてもゆったりしているんですね。ちなみに敷地外ですが、歩いて5分くらいのところにセブンイレブンがあります。当然ですが、日本のセブンで売っているものとは品揃えが違いおにぎりもおでんも売ってません。

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現地通貨に替えたい時、両替する以外にもATMでVISAなどクレジットカードからキャッシングするという方法もあります。Insular SquareにはATMが数台ありますが、銀行併設のATMから出金する(営業時間内に)ことを薦められます。なぜでしょうか?それはクレジットカードがATMから出てこないことがあるからです。さすが外国(笑)
昼食後、車で5分ほどの、中規模ショッピングモール(Pacific Mall)へ案内。学校隣のInsular Squareより大きい規模ですが、売っているものは似たようなものです。2日目はこうして4時頃終了。まだレッスンは始まりません。2日目あたりが精神的に一番きつかったかもしれません。環境にも慣れていませんし、レッスンが始まっていない不安もありましたし。

●3~6日目:
いよいよレッスン開始です。午前中4コマ(マンツーマン3コマ、グループレッスン1コマ)、午後3コマ(マンツーマン2コマ、グループレッスン1コマ)、1コマは50分。レッスン終了16:20.その後はフリー。

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こんなに景色の良いキュービック(ブース)もありました。思わず会話が弾みましたね(笑)

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宿題はあるの?

これは先生によって違うようですが、私の先生は、毎日英語で日記を書くことが宿題でした。それを見せて先生がコメントを書いて戻してくれるという交換日記のような(笑)。学習に関しての不安、要望など生徒の気持ちが分かるので良いと思いました。

ちなみに7コマともすべて別の先生です。これもメリハリがついて良かったです。(基本的には1週間ごとに担当教師は変わるようです)

●7日目:土日はレッスン休みです。土曜日、近くの離島へアイランドピクニックツアーがツアーもありますので息抜きも出来ます。英語の勉強が主目的ですが、やはりこういう気晴らしも大切ですよね~。

フィリピン英語短期留学はおすすめできるか?

短期(1~2週間)の留学では、自分が中学高校でどれだけ英語を勉強していたかが鍵となると感じました。新たに英語力が伸びるというよりは元々持っていた英語力を引き出した、という感覚です。そして日常会話レベルなら多くの日本人が中学で習ったレベルで通用すると思います。

フィリピン英語留学の費用はいくらかかる?

私はスタンダードコース、1週間、一人部屋利用で入学費用、滞在費用でUS$859でしたが、プランによって料金が変わります。詳しくはHowdy公式サイトからチェックしてみてください。

Howdy以外にセブでお薦めの学校は?

セブ医科大学(Cebu Doctor's University)付設 ESLセンターというのも評判が良いそうです。この学校の特徴は、現地の医科大学に隣接しており、寮はその大学の大学生と共同です。Howdyは語学学校の為、現地大学生はいません。またHowdyの生徒は90%が日本人ですが、ESLセンターは日本人45%、韓国人35%、その他(台湾、ベトナム、中東等)20%と国際色豊かです。周りは日本人ばかりは嫌だ、外国に身を置いて勉強したいという方にはこちらの方が向いているかもしれません。

>>>CDU ESLセンター公式サイトで比較してみてください。

最後に:英語が話せるようになりたいと思った時に、一番大切なことは?

ずばり「行動を起こす」ことです。「英語が話せるようになったらいいなぁ」と思っているだけでは英語は話せるようになりません。「私はなぜ英語が話せるようになりたいのか?」「どういう姿になっていたら嬉しいのか」を具体的にイメージし、自分の鎧を剥がして、英語が効果的に上達できる環境に飛び込むこと。飛び込んでしまえば、それまでの心配は嘘のように消え去り、面白いように進むことができます。フィリピンのセブ島はそのワクワクした気持ちを感じるのに絶好の環境だと私は思いました。

今は新型コロナウイルスの影響で行くのは不自由ですが、早く元の環境に戻ってほしいと願っています。

※上記記事は私が体験した2020年3月初旬頃の情報ですので実際にセブに行かれる時は最新情報を集めてください。感想には主観的な部分も含まれておりますが、私が率直に感じたことを書きました。

【参考情報】

「英語学習広場」というサイトを運営している塩見賢人さんという方が、英語学習をしている人達にアンケートを実施されました。その結果がこちらからご覧いただけますので参考にしてみてください。なかなか興味深い結果が出ています。

https://hitononayami.com/learning-method/

【おまけ】

Howdy隣のショッピングモール Insular Squareにいくつかレストランがあるのですが、正直「日本人の口にはどうかなぁ」というローカルグルメです。その中で私がイチオシのセブならではのローカルグルメがこちらです。

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LECHON BELLY 豚の丸焼きです。テイクアウトも出来ます。味付けは2種類あってオリジナルがこちら。

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スパイシーテイストがこちら。

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見た目はさておき、スパイシーの方がパンチが効いてておススメです。

この写真の量(250g)でオリジナル190ペソ(約450円)、スパイシーで205ペソ(約500円)。独特の臭みはなく豚肉の美味しさが際立ちます。ビールにぴったりです(校内禁酒ですが。。。)

セブに行く時はぜひお試しください。

見てください。LECHON BELLYのお兄ちゃんの笑顔を!

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あ~セブ、いいとこだったぁ~

日本人向きの英語留学! フィリピン・セブのHowdy公式サイトはこちら

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シンジーノ

3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。

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