【マレーシア】エアアジアの機内食を陸上で食べる

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観光客も多いミッドバレーで

2019年12月3日、マレーシア最大級のショッピングセンター「ミッドバレーメガモール」の2階にエアアジア機内食カフェ「サンタン」がオープンした(営業時間:10~22時)。

当初のエアアジアの機内食といえば、スナック類かサンドイッチのみだったが、2015年には「サンタン」(マレー語でココナッツミルクという意味)というブランディングのもとユニークな機内食をスタート。そのエアアジアの機内食、サンタンは、有名なシェフによるメニューがあることで知られており、それと同じものが食べられると好評だ。

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これまで美味しくなかった機内食が美味しくなったことのアピール、そして、飛行機の利用者以外にも食べてほしい、将来的には東南アジアの料理のおいしさを海外にも広めたいとしている。

人気のメニューは何だろう

メニューは例えば、インドネシアのパダン料理風のレンダン、ココナッツミルクとスパイス、ハーブでビーフを煮込んだ「パダン風ビーフレンダン」(Padang beef rendang)。レンダン料理は元はインドネシアの料理だが、マレーシアの国民的料理でもある。

「ニョニャカレーラクサ」(nyonya curry Laksa)は、「ラクサ」は魚ベースのスープ麺。そのニョニャマレーと中華が融合した料理風カレー味だ。

その他「タイ風フライドチキン」(Fried Chicken with nam prik)、「チキンサテーのピーナッツソース和え」(Chicken sate with peanuts sauce)などたくさん。

中でも特に人気メニューは、ココナッツライスにサンバルソースをまぜて食べるナシレマ(マレーシアのご飯料理)「ナシールおじさんのナシレマ」(Pak Nasir's Nasi Lemak)や「チンおじさんのチキンライス」(Uncle Chin's Chicken Rice)。値段はリーズナブルで、ドリンクとセットになって12-15リンギット(約340-420円)ほどだ。

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ウェブサイトで予約も可能なので、待ち時間なしという利点もある。観光客も多い。

これまで世界中の上空で6億人分の機内食を提供してきた「サンタン」。マレーシア人が好きなサンタンというネーミングには、東南アジアの味と素材、サンタンの白色のピュアなイメージやシンプルさ、他国の人にも東南アジア料理を美味しく食べてもらいたい、というメッセージが込められている。

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3-5年の間には国内で100店舗のフランチャイズオープンを目指し、エアアジア・グループCEOであるトニーフェルナンデスの夢はニューヨーク、タイムズスクエアにもオープンすることだという。

世界各地にサンタンカフェを見る日は近いかもしれない。

Santan

  • 住所:F-051, First Floor, Mid Valley Megamall, Lingkaran Syed Putra, Mid Valley City, 58000 Kuala Lumpur
  • URL:https://www.santan.com.my/

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YasminYoko

マレーシア、クアラルンプールに在住。渡航して32年、ライター、リサーチ、コーディネートをはじめ翻訳通訳、日本語教師、個人輸出業を手がける。

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