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ワイキキで評判の蟹カレー!ベトナム料理レストラン「Bac Nam(バクナム)」
移民の多いハワイでは、いろいろな国の料理が楽しめます。日本でも人気のベトナム料理も、そのひとつ。今回ご紹介するのは、アラモアナセンターから徒歩約15分のサウス・キングストリート沿いの「Bac Nam(バクナム)」。
豊富なメニューとボリューミーなベトナム料理がリーズナブルに味わえると、ロコにも観光客にも評判のお店です。そして、この店を訪れた人が必ず注文するのが「蟹カレー」です。ほぐした蟹の身がいっぱいのカレーは、これまで味わったことのない美味しさ。
一度食べたらやみつき、リピーターになること間違いなしです。
目次
- 1. ワイキキのベトナム料理レストラン「Bac Nam(バクナム)」とは
- 2. 「Bac Nam(バクナム)」は一度閉店していた?
- 3. 「Bac Nam(バクナム)」へ来たら、ぜひ「蟹カレー」を食べてみて!
- 4. 蟹カレーだけじゃない「Bac Nam(バクナム)」おすすめメニュー
- 5. ワイキキ周辺から「Bac Nam(バクナム)」へ行くには
- 6. 「Bac Nam(バクナム)」の予算、予約や日本語メニューについて
1. ワイキキのベトナム料理レストラン「Bac Nam(バクナム)」とは
<サウス・キングストリート沿いのベトナム料理店「Bac Nam」。>
芸能人オススメの店として、日本の旅行番組でもたびたび紹介される「Bac Nam(バクナム)」。その人気は、ハワイの雑誌『ホノルル・マガジン』主催のグルメアワード「ハレアイナ賞」や、ハワイ州観光局公認プログラムのオンライン投票「111-HAWAII AWARD」などでも、多くの票を集めていることからもわかります。
2. 「Bac Nam(バクナム)」は一度閉店していた?
<店内の様子。>
2013年頃、「Bac Nam(バクナム)」には閉店の噂が流れたころがあります。実際には、オーナーがベトナムに一時帰国するために、長期休業(といっても2カ月)をしていただけなのですが......。
それがなぜか「閉店」という情報になってネット上に流れ、「もう蟹カレーが食べられないの!?」と、ファンの間ではちょっとした騒ぎになりました。結局、一時休業ということがわかり、ホッと胸をなでおろしたファンも多かったようです。
ここでちょっとしたTipsです。実はハワイでは「Bac Nam(バクナム)」に限らず、オーナーやスタッフが里帰りするために1カ月くらいお店を休むというケースはよくあります。「せっかく出かけたのに営業していなかった」、なんてことのないように、お目当てのお店に出かける前に、ホームページなどでチェックすることをオススメします。
3. 「Bac Nam(バクナム)」へ来たら、ぜひ「蟹カレー」を食べてみて!
「Bac Nam(バクナム)」を訪れる人のほとんどが注文するのは「蟹カレー」です。ほぐした蟹の身が「これでもか!」というくらいいっぱい入っています。原型を留めないほど煮込んだ野菜と蟹の身が生み出すハーモニー。
お口の中に、コクと旨味とスパイスの刺激が広がります。日本のカレーを想像していると良い意味で裏切られるかもしれません。
<「Bac Nam(バクナム)」名物の蟹カレー。>
歴史的に、フランスの影響を大きく受けているベトナム。日本でカレーといえば、ご飯との組み合わせが一般的ですが、「Bac Nam(バクナム)」を訪れたなら、ぜひフランスパンを注文して、「蟹カレー」と一緒に召し上がってみてください。
パリパリ・サクサクのバゲットと「蟹カレー」の相性は抜群。あっという間にたいらげて、気付いたらカレーのお皿はピカピカ。人気になるのも納得のおいしさです。
<蟹カレーはフランスパンと。映っているビールは持ち込みです。>
サイズはハーフサイズ($19.95)とホールサイズ($27.95)の2種類。おいしいとはいえ、けっこうボリューミーです。他のお料理も頼むなら、スモールサイズで十分かも!?
以前、友人がビッグサイズを注文したら、「ハーフサイズにしておきなさいとお店の人に笑われた」そうですよ。
※編集部註:価格はライター取材時の情報です。今後変更される可能性があります。
4. 蟹カレーだけじゃない「Bac Nam(バクナム)」おすすめメニュー
蟹カレーが人気の「Bac Nam(バクナム)」ですが、他にも私たち日本人の味覚にあったオススメメニューがたくさん並んでいます。 例えば、豚肉とエビ、ミントやレタスがライスペーパーでくるまれた「サマーロール(生春巻き)」。
砕いたピーナツの入った特製タレはもちろんおいしいですが、ハワイの食卓に欠かせないシラチャーソースを付けて食べるとおいしいと、ハワイ在住の友人が教えてくれました。 もちろん、お店のテーブルにもシラチャーソースはセットされています(余談ですが、ハワイのスーパーで手軽に買えるシラチャーソースはおみやげにも最適ですよ)。
そしてもうひとつは、豚肉と野菜をライスペーパーで包んでこんがり揚げた「(揚げ)春巻き」。たっぷり添えられたレタスと一緒に。「サマーロール」は1本から注文できるので、人数やお腹の好き具合に合わせてどうぞ。
<奥が揚げ春巻き。たっぷりの野菜とどうぞ。>
大人数で行けば、さまざまなメニューを頼んでシェアできますね。日本にはない習慣ですが、いっぱい注文して食べきれない場合は、お店に持ち帰り用のbox(doggy bag,container)をもらいましょう。コンドミニアムに宿泊されているなら、翌朝温めて朝食にどうぞ。
毎日のご馳走で胃が疲れていて「カレーはちょっと食べられないわ」という方には、お腹にやさしい「ファー」(なぜかメニューにはフォーではなくファーと書いてあります)がオススメ。お肉かシーフード、野菜、または豆腐から選べます。
もちろん、ファーにはお決まりのパクチーが山盛り。苦手な人は、注文の際に「ノーパクチー」とお願いしてくださいね。そしてデザートにオススメなのはあま〜いプリン。人気メニューなので売り切れのことも多く、なかなか巡り合えません。
<人気のあま〜いあま〜いプリン。>
そしてもうひとつ。「BacNam」は、Bring your own bottle(BYOB)形式なので。お酒が置いてありません。お酒を飲みたいという方は、近くのABCストアなどで購入して持ち込みましょう。コップや栓抜きはお店で用意してくれますよ。
ハワイではこのBYOB形式のお店は少なくありませんから、お酒好きの方はあらかじめWebサイトなどでチェックしてくださいね。
5. ワイキキ周辺から「Bac Nam(バクナム)」へ行くには
「Bac Nam」は、サウス・キングストリート沿い、アラモアナセンターから徒歩15分くらいの場所にあります。ディナータイムなら、ロイヤルハワイアンセンターからLeaLeaトロリーの「ウエスト・ディナーライン」(ロイヤルハワイアンセンター17:30~)に乗車、「サウスキング通り/ピイコイ通り」で降りればすぐ目の前。
ただし、お店が閉店する21時になると、この辺りはぐっと人通りが減ってしまいますから注意が必要です。日本と違ってほろ酔い気分でお散歩というわけにはいきません。 ちなみに、LeaLeaトロリーの「サウスキング通り/ピイコイ通り」最終は、21時48分です。
参考:LeaLeaトロリー公式サイト(外部サイトへ遷移します)
6. 「Bac Nam(バクナム)」の予算、予約や日本語メニューについて
地元の人にも観光客にも人気の「Bac Nam(バクナム)」。行く時間が決まっているなら早めの予約をオススメします。英語で電話をするのはちょっと......という方は、ホテルのコンシェルジェにお願いするか、口コミアプリ「yelp」からの予約がオススメ。
予算についてはランチもディナーも、基本的に同じメニューです。人気の「蟹カレー」は、2人ならスモールサイズで、大人数ならビッグサイズを。カレーとバケットならひとりあたり$10。何か別のメニューを追加しても、ひとりあたり$20前後、それに15〜20%分のチップを添えることを忘れずに。いろいろなメニューを食べたいなら大人数で出かけましょう。初めて「Bac Nam(バクナム)」を訪れてお勘定をしたとき、「本当にこの値段で良いの!?」と思ったことを覚えています。
「Bac Nam(バクナム)」の日本語メニューには番号が振られていますから、身振り手振り・指さしで十分オーダーできます。もちろん、スタッフは皆フレンドリー。日本人観光客にも慣れていますから、安心してお出かけください。
※価格はライター取材時(2019年)のものです。最新情報は、現地グルメガイドなどをご参照ください。
基本情報
- 名前:バクナム(Bac Nam)
- 住所:1117 S King St, Honolulu, HI 96814 アメリカ合衆国
- 電話番号(海外電話料金がかかります):(808) 597-8201
- 営業時間:[火-土:(ランチ)10:30~14:30、(ディナー)17:00~21:00、月曜:(ランチ)11:00~14:30、(ディナー)17:00~21:00
- クレジットカード:利用可
- 休業日:日曜
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たなかみえ
- 東京生まれの東京育ち、書くことを生業としています。インタビュー、取材でお会いした100人を超える有名、無名の方々に伺ったお話が私の財産です。大好きなハワイの風、匂い、人、場所。読んでくださる皆さんと共有できたらいいな。ハワイ州観光局公認ハワイスペシャル検定上級取得。