もう迷わない!カンボジアのおみやげ選び (その1・ローカルマーケット・スーパーマーケット編)

職場に持っていくバラマキみやげから、家族や親しい友人に心を込めて贈りたいおみやげまで。ニーズに合ったおみやげ物を買い揃えるため、限られた旅程の中で東奔西走するのは骨が折れますよね。

「できれば、買い物は一箇所で済ませたい!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、日本へ一時帰国する度におみやげを配ってきたカンボジア在住の筆者が、プノンペン・シェムリアップの両都市でおみやげ物を効率よく購入できるスポットをお伝えします。

1回目はローカルマーケットとスーパーマーケットをご紹介。ここさえ押さえておけば、もう大丈夫!

観光の合間に、素敵なおみやげをサクッと見つけてしまいましょう。

目次

手頃でカンボジアらしいおみやげが見つかるローカルマーケットへ

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東南アジアらしい熱気がみなぎるローカルマーケットは、衣料品、食料品、日用品まで何でも揃う場所。地元の人々が生活用品を揃えるために訪れる場所でありながら、観光みやげ品が充実しているマーケットもあります。

値段は交渉で決まり、まとめ買いすれば1つあたりの値段を大幅にディスカウント(値引き)してもらえるのも嬉しいところ。雑多なアイテムがひしめき合う迷路のような市場内を歩きながら、カンボジアならではのおみやげを探してみましょう。

ローカルマーケットでおすすめのおみやげ

クロマー

カンボジアの伝統的なコットン製万能布で、首に巻いてスカーフ風、頭に巻いてバンダナ風に。汗拭きとしても使えます。格子柄のものが有名。

ストール

カンボジア産シルク100%のもの、シルク・コットンの混合品、コットン100%のものまで様々。

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Tシャツ

アンコールワットやトゥクトゥクなどのプリントが入ったものから、日常使いできるシンプルなものまで。1枚2ドル(220円)前後〜と手みやげにぴったりの良心的な値段で購入できます。

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リゾートワンピース

南国らしい柄でゆったりとしたワンピースは、女性に喜ばれること間違いなしのアイテム。

エスニックパンツ

観光用のみならず、部屋着やヨガ着としても最適なゆったりパンツ。裾がすぼまったサルエルパンツ、巻きスカートのように着こなすタイプなど、タイプも様々。軽くてコンパクトに収納できるので、柄違いで何枚でも持ちたくなってしまう品です。

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アクセサリー

おすすめは、内戦中に使用された、銃砲の弾丸の発射薬を詰める容器・薬莢(やっきょう)を再利用して作られたアクセサリー。痛ましい歴史が日常の彩りへと一変します。

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小物入れ

カンボジアシルクやエスニック柄のコットンを用いて作られたポーチや財布は、かさばらず渡しやすいアイテムの代表格です。

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天然素材の皿やカゴ

インテリアを彩る手編みのカゴやココナッツの木・殻で作られた器は、割れる心配がないので持ち運びにも便利。

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ローカルマーケットはここに行こう

数あるマーケットの中でも、観光みやげが充実しているところを訪れましょう。

セントラルマーケット(プノンペン)

プノンペンのマーケットでおみやげといえば、ここ。クロマー、ストール、Tシャツ、パンツ、ワンピースなどの充実度は最高です。

トゥールトンポンマーケット(プノンペン)

定番のおみやげ品のほか、骨董品、ヴィンテージレコード、絵画なども販売。こだわりの一品を見つけたい方はこちらへ。

オールドマーケット(シェムリアップ)

繁華街パブストリートに隣接する、地元の人々も利用するマーケット。衣料品、雑貨類はこちらで一通り揃います。

アンコールナイトマーケット(シェムリアップ)

夜になると、おみやげ物屋が多数オープンし、賑わいを見せるエリア。夕食の前後にのぞいてみてはいかがでしょうか。

名産品をリーズナブルにまとめ買いできるスーパーマーケットへ

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相手の負担にならない程度の金額・サイズで、保存がきく名産品をおみやげにしたい!

そんな時には、スーパーマーケットへ出かけましょう。

加工食品の大半を輸入に頼っているカンボジアでは、"純カンボジア産"のお菓子やインスタント食品を見つけることが困難。安価なスナック菓子などをおみやげにすることは残念ながらできません。代わりに、カンボジアが誇る名産品はいかがでしょうか。

スーパーマーケットでおすすめのおみやげ

胡椒

カンボジアの名産品といえば、真っ先に挙げられる胡椒。黒・赤・白の粒胡椒はスーパーマーケットでも手軽に購入できます。特におすすめなのは、おつまみ感覚でそのまま食べられる生胡椒の塩漬け(Salted Pepper)。料理をしない方、甘いものが苦手な方にも喜ばれます。

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コーヒー

カンボジア北東部のモンドルキリやラタナキリはコーヒーの名産地。日本ではあまり馴染みのないロブスタ種の豆が主流で、苦味と香ばしい香りを楽しめます。

ハーブティー

レモングラス、ロータスなど、カンボジアに自生するハーブを使ったお茶の葉はいかがでしょう。かわいらしいカゴに入ったものは見た目も可愛らしく、おみやげにぴったりです。

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クッキー

バラマキみやげの定番品。職場で配りやすい個包装になった商品も複数あります。

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ドライフルーツ

南国みやげといえば、ドライマンゴーやバナナチップス。カンボジアのスーパーマーケットでもおみやげ用サイズの袋入りのものを見つけることができます。

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スーパーマーケットはここに行こう

スーパーマーケットならどこでもよいわけではありません。おみやげ物コーナーが充実している店舗を選んで訪れましょう。

AEON MALL(イオンモール):プノンペン

言わずと知れた日系ショッピングモールのプノンペン店。GF(グラウンドフロア)の食品コーナーの商品には、日本語で「カンボジア製」というラベルが表示されており、間違って輸入品をおみやげにしてしまうことがないので安心です。

Lucky Mall(ラッキーモール):シェムリアップ

ラッキーモールは老舗のショッピングモール。アパレル、電化製品、ファーストフード店などが入っていますが、おみやげ物選びならGFのスーパーマーケットに行きましょう。

Asia Market(アジアマーケット):シェムリアップ

日用品が何でも揃う大きめのスーパーマーケット。他のスーパーマーケットに比べてもおみやげ物コーナーが充実しているので必見です。

おわりに

今回はおみやげ選びに最適なローカルマーケットとスーパーマーケットをご紹介しました!

観光の合間など、時間があるときにローカルマーケットやスーパーマーケットを覗いてみてくださいね。

次回は日系のおみやげ屋さんとエシカルな(人と環境に配慮した)ブランドショップをご紹介します!

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HARU

カンボジア・プノンペン在住のフリーランスライター。カンボジアの観光、アート、カルチャー関連の記事を各種メディアに寄稿中。取材・インタビューを交えながら、現地在住者ならではの視点で旅行に役立つ情報を発信していきます!

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