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山形「銀山温泉」中心に位置する古山閣へ。温泉ソムリエ菅井が薦める大正ロマンの隠れ湯街、夕暮れのガス灯が素敵な時間のおもてなし!
駅のポスターなどで良く目にする、川沿いの左右に木造建築の旅館が並ぶ風景、銀山温泉。東北を代表する温泉風景ですね。雪景色になると一層秘湯ロマンを醸し出します。車だと東北中央道、東根ICより1時間ほど。電車だと山形新幹線、大石田駅より送迎バスが出ています。
今回は電車とバスで旅します。
目次
大石田駅から銀山温泉へ
スタジアムの観戦席を思わせる大石田駅。そばがとても有名!
大石田駅→銀山温泉まで40分ほど。
銀山温泉のバス停からは、坂を下って温泉街の方へ歩いていく。マイカーで来てもここまでのようです。
<坂の途中から温泉街方面を見渡す>
坂を下りきると、川が流れていて、いよいよ温泉街へ。
すぐ目に飛び込むのが、やはりこのポスターで見る風景。絵葉書の中にいるようだ!
入り口側にすぐ足湯がある。結構熱くて、誰も入ってはいなかった。
いよいよ古山閣(こざんかく)へ
三角の屋根と、月ごとの絵が特徴。
入り口からフロント!
雪の時期などは、長靴やブランチコートを貸してくれるので、気軽に散策もできる。
大時計や、いまも活躍しているという壁の電話。昔の面影が忍ばれる。
川側の客室。
歴史ある温泉へ
1階フロント奥にある大浴場へ。
内湯のみでもくもくして見えづらいが、階段を少し降りると浴槽が広がる。
ほんのり硫黄の香りがする、無色透明の湯。
分析表より、川沿いにある足湯と同じ源泉ということが分かる。源泉は熱い!
続いて4階にある貸切風呂。空いていれば無料で借りられる。
貸切風呂のひとつ。やはり熱めだが、河水するホースが用意されていた。
廊下には山形県の温泉年表が!山形の湯の歴史に感動!
温泉のお供
この日の夕食!牛の蒸し焼きがひときわ目につく。お部屋に運んでくれるところがありがたい。
朝食は、食事処にて。
階段もすごいレトロ!
温泉街にも魅力がたっぷり
せっかくなので刻々と移り行く温泉街の景色を収めてきました。まずは、15時30分頃。まだ昼間同然ですね。
16時30分頃。ガス灯が灯り始めたあたりです。
16時45分頃。
17時00分頃。
20時30分頃。
時間によりいろんな表情を見せてくれる銀山温泉。私はトワイライトの山肌が見えているくらいの景色が好きです。考えてみると本当に一瞬の景色でした。
お昼くらいに早く着いても安心!伊豆の華で名物そばを食べられます。ちなみにコンビニなどはありません。
肉そば!
温泉街の奥の方、ハイカラなカリーパン屋さん!
そして一番奥には滝が出現!白銀の滝!迫力すごい!
銀山温泉、ぜひお昼には着き、荷物を預け、伊豆の華でそば!白銀の滝まで散策。ハイカラなカレーパンや、地酒のお店で試飲を楽しみ、夕暮れにはガス灯の下で大正ロマンに更ける。こんなスケジュールもありです。
古山閣、銀山温泉の中でも露天風呂があり、貸切風呂がある宿は希少と言えます。
銀山温泉 古山閣
- 住所:〒999-4333 山形県尾花沢市大字銀山新畑423
- 電話:0237-28-2039
- 日帰り:不可
- 泉質:ナトリウム‐塩化物・硫酸塩温泉 63.8度 6.6㏗
- 公式サイト:古山閣
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菅井 圭司(すがいけいじ)
- 温泉ソムリエ(一つ星ダイエット温泉ソムリエ オフ会名誉幹事)
青森県出身 旅好き、温泉好き、お酒好き!旅の力で、世の中楽しく!